写経屋の覚書-はやて「なのはちゃん、前回の最後で、今回扱う史料が多いって()うてたね」

写経屋の覚書-なのは「うん。史料については後で出すから、前置きなしで本文を見ていくよ」

「朝鮮進駐軍」と名乗る暴徒たちは、個々に部隊名を名乗り、各地で縄張りを作り暴れた。

写経屋の覚書-フェイト「『個々に部隊名を名乗る』っていうのはどういうことなの?」

写経屋の覚書-なのは「何の法的根拠も権限もなく警察権類似行為を行なった『保安隊』『治安隊』『自治隊(自称コリアンポリス)』『チャッチ隊(自治?)』っていった実在した朝鮮人の行動組織を『朝鮮進駐軍』としてひっくるめてしまおうって魂胆だと疑ってるんだよ」

写経屋の覚書-はやて「なるほど。ある地域では『朝鮮進駐軍保安隊』が活動したけど、史料的には『保安隊』としか表記されてへん、いうふうな論理ちゅうか逃げ道ができるもんな」

写経屋の覚書-フェイト「もし『朝鮮進駐軍』と名乗る組織の実在が証明できないことを知っていてこういうまとめをしたんだったら悪質な詐欺行為だよね。知らずにやっているんだったらちゃんとした検証をしてないことになるし」

写経屋の覚書-なのは「保安隊などは朝連の中に作られた組織なんだけど、以下の通り史料があるよ」


写経屋の覚書-富山376
写経屋の覚書-富山377

 二十年十二月、県内朝鮮人は、同胞援護の名のもとに富山市に在日本朝鮮人連盟富山県支部を設立し、下部組織として、上滝・東岩瀬・氷見・高岡・出町・呉羽・速星・大久保・新湊・福野・井波の各町村にそれぞれ分科会を設け、また、朝鮮民主青年同盟・朝鮮民主婦人同盟を併設して県下朝鮮人の統括をはかった。これとともに、他県の例にならって自治警察隊を組織し、富山・高岡両駅に常時二十名内外の取り締まり鮮人を出張させて、施設警察行為を行なうようになった。
 これによって朝鮮人の気勢は大いに上がり、暴状はますますつのって、とくに、富山あたりでは、列車やバスの乗車には列をつくっている民衆をしり目にまっ先に乗り、日本人が文句を言えば袋だたきにし、駅員や乗務員の制止などは全く馬耳東風で、婦中・上滝・四方の各駅間などはさながら朝鮮人の無賃乗車区間の観を呈した。また。映画館や興行場の入場には金を払わないのを当然のごとくに心得、日本人の不良を子分として町をのし歩き、日本の婦女を強制的に旅館へ連れこんだりした。駅などでは朝鮮人連盟自治隊が朝鮮人保護に監視の目を光らせ、駅員を強制して切符の入手や座席の独占を行ない、警察官の取り締まりには人数を動員して反抗し、検挙されれば駅前派出所を包囲したり、警察署に波状的に抗議を繰り返し、はてには、署内に侵入して釈放を強要するなど、その無法さは言語に絶するものがあった。
 朝鮮人が最も暴威を振るうようになった二十一年三月から九月までの間に、彼らの犯した窃盗・暴行傷害などの犯罪は二〇〇件二二七名、ヤミ米の買出しは二、七〇〇名、二八四石におよび、この間、警察官に対する集団反抗の絶え間がなく、口論、激論から押し合い、引っ張り合いとなり、はては、互いに組み打つことなど、このような光景は毎回の取り締まりに見られ、警察官の負傷者は微傷を除いて公式に報告されたもので六名に達していた。
 このような暴状に対し、県下に絶対的な威令を行なっていた進駐軍は、はじめ微温的な態度をとり、これが朝鮮人を一層増長させる結果ともなった。その矢先、八月五日富山駅前派出所で警察官に対する朝鮮人の集団暴行事件が起きた。

瓜生俊教『富山県警察史 下巻』(富山県警察本部 1965)p376・377


写経屋の覚書-福井720
写経屋の覚書-福井721

〔大野で発生した集団暴行事件〕昭和二十一年(一九四六)一月七日午後三時ごろ、大野町に住む土建請負業者山形武(仮名)は、大野町下神明の貸座敷(遊郭)泉屋の前で、アメリカ兵の口真似をして娼妓をからかっている朝鮮人金田二郎(仮名)に腹が立ち、金田をどなりつけて娼妓をからかうのを止めさせた。ところが、金田は怒って山形に組みついてきたため、山形に同行していた若い者に取り押さえられ、泉屋前の小川に投げ込まれ、頭部に裂傷を受けた。山形らはこれをあざ笑うようにして泉屋に入った。一方、負傷した金田はさっそく同町の朝鮮人保安隊本部へ走り、頭部の裂傷を示して山形への報復を求めた。これに同調した朝鮮人十数人は、各自がこん棒などを持って泉屋に押し寄せ、山形の頭部を一撃し、倒れたところをさらに殴りつけ、引きずり回すなどの暴力をふるった。
(中略)翌九日、大野警察署は朝連大野支部事務所や朝連大野地区保安隊本部を検索し、保安隊が所持していたこん棒二十五本を押収し、奪われた山本巡査の剣を取り戻した。

福井県警察史編さん委員会『福井県警察史 第2巻』(福井県警察本部 1990)p720・721


写経屋の覚書-広島896

 しかも朝鮮人の不法行為は、警察の当初の保護対策に乗じて次第に激化し、昭和二十年十二月には、在日朝鮮人保護指導並びに帰還輸送促進、朝鮮人の犯罪予防検挙等を目途とする在日朝鮮人連盟広島県本部を結成(本部安芸郡船越町花都、本部長李秀淵)し、連盟内に保安隊と称するものを結成して朝鮮人に対する警察類似行為を実施し、警察の行なう取締の妨害を敢行するに至つた。即ち、警察官が主食の闇取締を開始すると直ちに前述の保安隊なるものが現場に出動し、朝鮮人が警察官の取調べを受けると、「朝鮮人を日本警察が取調べる権利はない、朝鮮人の犯罪については朝鮮連盟で実施する。本件は警察部長も了解済である。」と称し、押収米麦の返還を強要し、警察官吏の勢力が弱いとみると、押収米麦、被疑者等を奪還する等の挙に出たのである。このような事件は、昭和二十年十二月頃から翌二十一年四、五月頃にかけて殆ど連日のように発生し、しかも全県下に波及した。その最もたるものが、昭和二十一年二月の朝鮮人連盟上下支部の警察署襲撃(未遂)事件であつた。この事件は、上下警察署が経済事犯一斉取締の結果、被疑者として朝鮮人を拘束したことに端を発し、地元朝鮮連盟甲奴支部がこれを奪還せんとして、庄原、三次、府中方面連盟支部に来援を求め、約百二十名の朝鮮人を集結して、上下警察署を襲撃しようとした事件で、この報に接した警察では、直ちに福山、三次、庄原、府中各警察署より五十名の警察官を応援派遣し、別に忠海町進駐の米軍一ケ小隊の応援を得てこれが鎮圧に当り、二月二十五日に至り不穏行動した朝鮮人百八十名を逮捕、米麦類約二石、日本刀一振、樫棍棒七十本を押収した。

広島県警察史編修委員会『新編広島県警察史』(広島県警察連絡協議会 1954)p896


写経屋の覚書-福岡521
写経屋の覚書-福岡522

 博多に集結した朝鮮人は戦勝意識をもって警察の指示を拒否し「我々は戦勝国民なるにより敗戦国たる日本警察官の取締りを受ける要なし」と豪語していた。博多港を管轄するのは博多臨港警察署で、署員は署長以下四十六名、どっと押しよせた帰国朝鮮人を相手に混乱を防止しなければならなかった。しかも、朝鮮人の法的地位も、取締方針も定まっていなかった時期である。そのときの戦勝国民として意気あがる朝鮮人を相手に治安維持に当らねばならなかった署員の切歯扼腕ぶりが沿革簿に記されている。沿革簿には「終戦後より同年十一月末迄には署長以下四十六名程度を以て取締に当り居りたるにより警備上凡有る困難を来し居りたる折柄、福岡市居住の南正祐一派は、帰国朝鮮人の救済並に雑踏整理を為し警察へ恰も協力するが如く装ひ、朝鮮人帰国同胞救護会を昭和二十年十月上旬結成し、同会内に隊員十五名にて自治隊(自称コリアンポリス)を組織し、帰国同胞の世話並に埠頭内の交通整理を為し居りたるも、彼等隊員は一般朝鮮人よりも独立国民たるの観念強く、我々の祖国朝鮮は今や独立国となりたるにより吾々朝鮮人は敗戦国日本警察の取締を受けず、朝鮮人に関する諸問題は我々自治隊員により解決し、事件の内容は日本警察に知らしめずとの僭越盲断的観念を持ち、日本警察より朝鮮人取締の実権を彼ら自治隊員の手中に収め得るかに腐心し、朝鮮人に関する事件の当署の処置に容喙し来る」とある。
 十月上旬に南正祐は帰国朝鮮人の世話をする自治団体として同胞救護会を組織した。この組織の本来の任務は帰国をスムーズにする連絡機関に過ぎなかったが、彼らは「朝鮮は独立国となり、日本は敗戦によって主権なき国家となったのだから、日本の統治権は朝鮮人に及ばず、日本警察は警察権を行使できない」と解釈していた。
 彼らは警察の取締りについて朝鮮人に関連することには、事ごとに干渉するだけでなく、同胞救護会をコリアンポリスと自称して警察権を行使した。救護会事務所裏には留置所のようなものを造って朝鮮人だけでなく朝鮮人に関連する事件には日本人まで逮捕監禁し、取調べを行うなど不法越軌行為が続出した。

福岡県警察本部『福岡県警察史 昭和前編』(福岡県警察史編さん委員会 1980)p521・522


写経屋の覚書-運動概況89
写経屋の覚書-運動概況90
写経屋の覚書-運動概況91

朝連の地方における結成概況(一二月二〇日現在内務省調査)

地方本部支部数備考
名称結成月日所在地委員氏名自衛機関ノ名称
北海道本部 小樽市金洪仕   
青森〃10・10弘前市孫一 8 
岩手〃10・1盛岡市白景作 19 
宮城〃 仙台市中錫株   
秋田〃10・30秋田市金載華 10 
山形〃10・25山形市玄徳栄保安隊
(各支部ニ設ク)
7 
福島〃 平市金鐘生   
茨城〃 土浦市姜希守 12 
栃木〃 栃木市朴辛甲   
群馬〃11・10高崎市姜昌浩保安隊9 
埼玉〃10・22大宮市鄭淳悌自衛隊15 
千葉〃 千葉市柳喜俊   
神奈川本部9・16横浜市韓徳銖保安隊17 
新潟〃10・25三条市白基昌 9 
富山〃 富山市宋元浩   
石川〃11・2金沢市李心喆警備隊
(各支部ニ設ク)
4 
福井〃10・28福井市李基次保安隊
(各支部ニ設ク)
8 
山梨〃 甲府市南正一 3 
長野〃 上伊那郡崔賛浩   
岐阜〃 岐阜市金昌守警備隊
(各支部ニ設ク)
13 
静岡〃 静岡市李錫範   
愛知〃 名古屋市姜信昌 13 
三重〃10・10松坂市金重煥警備隊
(各支部ニ設ク)
13 
滋賀〃10・15大津市安在学 13 
京都〃9・24京都市林曹康   
大阪〃10・10大阪市金達寛警備隊15 
兵庫〃 神戸市李民善自衛隊2 
奈良〃10・2北葛飾郡(ママ)李来玉保安隊9 
鳥取〃9・15米子市李元栄 3 
岡山本部10・13岡山市朴章縞治安隊3 
山口〃12・10下関市  3 
四国地方〃 愛媛県
新居浜市
趙貞済警備隊3 
佐賀〃12・27佐賀市金振玉   
長崎〃12・9長崎市趙連湜   
大分〃11・2大分市康倫範 12 

*北葛飾郡は北葛城郡の誤り

坪井豊吉『在日朝鮮人運動の概況』(法務研究所 1959)p89~91


写経屋の覚書-運動53
写経屋の覚書-運動54

しかしこの両者の集団紛争において「朝連」はその行動性に欠け、ややともすれば「建青」及び「建設同盟」に腕力的に押され気味であつたので、昭和二十一年一月頃「朝連」内に保安隊又は自治隊と称する自衛隊を結成して自己防御に当つたが、これら自衛隊は恰かも警察権を与えられた如き錯覚を持ち、無警察的行動いわゆる不法監禁、摘発等の警察権類似行為を始め、「朝連」組織の維持拡張の為朝鮮人引揚列車の妨害等をなしたが、これら自衛隊は世上ややもすれば正規な朝鮮人自治の保安機関と感違いし、特に地方ではこの隊員の腕章が物を言い日本人を威怖せしめたのである。この頃占領軍当局も漸く朝鮮人問題を重視し始め、昭和二十一年二月十九日、「刑事裁判権の行使に関する件」の覚書を発し、在日朝鮮人に対し、日本の法権に服すべきことを指令し、更に日本政府においても暴力主義団体の解散を規定した勅令(第一〇一号)を公布し、暗にその行動を牽制したが、それでも「朝連」自治隊(又は保安隊)の暴力行為は終熄しなかつたので、同年四月二十四日、占領軍当局は、「朝鮮人自治隊の如き如何なる警察的機関も認めぬ」という見解のもとに同自治隊の解散を命じたのである。

篠崎平治『在日朝鮮人運動』(令文社 1955)p53・54

写経屋の覚書-はやて「警察関係の史料ばっかりやね。他の史料はあらへんの?」

写経屋の覚書-フェイト「そうだね。朝鮮人側からの史料とかもあれば確実だよね」

写経屋の覚書-なのは「大韓民国居留民団が在日韓国人に聞き取り調査したのをまとめた中にこんなのがあるよ」


写経屋の覚書-アボジ255
写経屋の覚書-アボジ256
写経屋の覚書-アボジ262
写経屋の覚書-アボジ267

質問N:解放後、民族団体に参加された方、当時の状況、出来事をお話し下さい。p255

千葉 男 61 慶南 '41 ・青年だけで60人程度だった。朝連と建青が二つに分かれたときはものすごい喧嘩をした。その時、幹部だったのでチャッチ隊(自治?)に連れていかれ、半殺しの目にあった。p256

大阪 男 63 全南 '37 ・連盟の保安隊で参加。駅などに待機し、米を持った日本人のは奪い、韓国人なら知らんぷりで、道を通したりした。その当時、警察の力が弱いために。p262

福岡 男 68 慶南 '37 ・保安隊に居た。電車に乗り老人達が立っていたら、日本人を立たせて座らせたりした。警察も文句を言えなかった。p267

*回答者データは頭から在住地・性別・年齢・出身地・渡日年

『아버지聞かせてあの日のことを』(在日本大韓民国青年会中央本部 1988)


写経屋の覚書-なのは「あと、新聞記事とそれを裏付けるCLOもあるんだよ」


写経屋の覚書-460327読売報知

1946年3月27日付『読売報知新聞』
朝鮮人保安隊に警告
最近朝鮮人保安隊と称し、朝鮮人が徒党をくみ、治安維持の名のもとに通行人の携行物品を取調べ横領する事実があるが、廿六日の記者会見の席上、マツカーサー司令部スポークスマンは「朝鮮人による如何なる団体といへども自ら警察権を行使する権限はない」旨言明、つぎのごとく語つた
 如何なる場合といへども朝鮮人は日本人を逮捕することは出来ない、それについては聯合国司令部が厳に通告を発してゐる、従つて違反者は日本政府により厳罰されることになつてゐる、しかし朝鮮人は日本の警察に援助を与へることは許されてゐる


写経屋の覚書-460412朝日(大阪)

1946年4月12日付『朝日新聞』(大阪版)
朝鮮人保安隊等の解散指示
第百九軍政部では十日午後二時から大阪市北区中崎町、朝鮮人聯盟本部に同聯盟ならびに朝鮮建国促進青年同盟、国際労働聯盟などの幹部約五百名の参集を求め、軍政部カーナン少佐から

朝聯、建国青同、国労働ほか三団体の朝鮮人の結成せるすべての武装団体、保安隊、防護団体その他同様の機関を解体することに対する指示を与へ、今後日本警察が朝鮮人、台湾省民に対する取締を行ふ旨を通達

引き続きアレキサンダー少尉から日本語で朝鮮人を激励する挨拶があり、終つて田中大阪府警察部長から同様趣旨の挨拶をのべた


写経屋の覚書-460327朝日新聞(東京)

1946年3月27日付『朝日新聞』(東京版)
徒党組み、買出し米を没収 池袋駅ホームで奇怪な越権行為
二十五日午前十一時ごろ山手線池袋駅省線西口ホームで某団体員と称する約十名の男が乗降客の荷物を検査し米を見つけてはドンヽヽ没収してゐる事件が起った――田丸池袋署長以下が現場に赴いて調査したが、午前六時ごろから行はれてゐたものらしく没収した買出し米は約二石におよび、連中の言分は列車内取締に関して板橋署から協力を要望されたからだと主張したが、板橋署では全然承知してゐない、折衝の結果、検査を中止没収した米と預り証を警察側に引渡し説諭をうけて引揚げた

写経屋の覚書-なのは「この事件については、日本政府からGHQへの報告がCLOの中にあるんだよ」

CLO2404 Control over Railway Transportation Obstruction by Koreans, Formosans (including Chinese) 朝鮮人、台湾人(中国人含む)の鉄道輸送妨害の取締の件

 e. Security Committee of the League of Koreans Pretending to Aid the Police.
   On 25 March at the weat(ママ) entrance to Ikebukuro Station on the Yamate Line, ten members of the Security Committee of the Itabashi Branch of the League of Koreans in Japan were engaged, on the pretext that they were requested to aid police activities by the Itabashi Police Station, in examining the contents of passengers' baggage from 6 a.m., confiscating whatever rice and other cereals were found therein. They would not obey the warning of the policeman on duty. Thereupon, the policeman reported to the Chief of his police station, who at once came to the spot and put on end to the illegal action, restoring the confiscated property to their owners.

 e. 警察の援助をすると称する朝鮮人連盟の保安員
   3月25日山手線池袋駅西口で、在日本朝鮮人連盟板橋支部の保安員10人が、板橋警察署より警察活動の援助を要望されたという口実で、午前6時から乗客手荷物の臨検に従事し、発見したあらゆる米と他の穀物を没収した。彼らは勤務中の警察官の警告に従わなかった。そこで、警察官は警察署長に報告し、署長はすぐその場に駆けつけ不法行為を終わらせて没収された荷物を持ち主に返還した。

写経屋の覚書-なのは「実は作者、3年前にHPのコンテンツでこのへんについて少しだけ触れてたんだよね…最近HP整理するまですっかり忘れてたみたいだけどw」

写経屋の覚書-はやて「このCLOも複写して写経しないまま保管しとったみたいやしねw」

写経屋の覚書-フェイト「いつか役に立つかもって思って『朝鮮』『Korea』って言葉の出てくるCLOを片っ端から複写してたみたいだけど、当時は終戦直後の朝鮮人の行動に踏み込んで考察する積極的な意思も用意もなかったんだって」

写経屋の覚書-なのは「当時は朝鮮人送還の方にだけ集中してたんだよねぇ。ともかくこれで保安隊や自治隊の実在自体は証明できたけど、『朝鮮進駐軍』とは名乗ってもないこともわかったと思うの」

写経屋の覚書-はやて「『朝鮮進駐軍』の実態は保安隊・自治隊やっちゅう詭弁は要らんやんな」

写経屋の覚書-フェイト「うん。『朝鮮進駐軍』が実在したって主張するんだったら『朝鮮進駐軍』って名乗った組織そのものを提示しないとダメだもんね」

写経屋の覚書-なのは「しつこく言っているんだけどそのとおりなんだよねぇ。じゃ今回はここまでにするね。次回もテキストCを見るよ」

映画『残侠』―『朝鮮進駐軍』検証―

『朝鮮進駐軍』の初出について(1)  『朝鮮進駐軍』の初出について(2)
『朝鮮進駐軍』の初出について(3)  『朝鮮進駐軍』の初出について(4)

『朝鮮進駐軍』初出テキストの検証(1)  『朝鮮進駐軍』初出テキストの検証(2)
『朝鮮進駐軍』初出テキストの検証(3)  『朝鮮進駐軍』初出テキストの検証(4)
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『朝鮮進駐軍』初出テキストの検証(7)

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