ギフト・アイテムですが,レッド・ツェッペリン(Led Zeppelin)のアイテムが何組かリリースされた事に伴っての登場です.

 と言っても,1月時点のギフトなので,既に手には入らないかと.....

 1970年の欧州ツアー終了後の 3月21日カナダはバンクーバーのパシフィック・コロシアム公演を皮切りに,4月18日アリゾナ州はフェニックスのアリゾナ・コロシアム公演まで行われた北米ツアーから, 4公演目に当たる 3月25日コロラド州はデンバーのデンバー・コロシアム公演をオーディエンスで収録したものです.

 この日の音源は,既発では The Diagrams Of Led Zeppelinレーベルから 『Denver 1970 (TDOLZ Vol. 045)』 としてリリースされており,この北米ツアーからは,初日に当たる3月21日公演は,ツェッペリン最古のブートと言われる 『Pb』 として古くから有名です.

 この時期なので,演奏は悪い訳は無いのですが,音像が遠く,且つ篭っており,流石に 1st Gen と言えども,コアなファンで無いと厳しい音質です.(>_<)
 プレスとして他のレーベルからもリリースされないのは,この音質によるものですが,本 CDRは無料のギフト・アイテムなので,問題は無いです.(笑)

 
 『1970年欧州ツアーに続き、3月21日から4月18日に行われた北米ツアーより、4公演目にあたるデンバー公演をそれなりに「聴ける」オーディエンス録音で収録。
 マニアが集う海外専門サイトでも、この公演音源のベストと評されている「1st Gen」ソースです。
 音像はボケ気味で遠く、団子状ではありますが、音の核は終始、はっきり捉えられており、ヒスも少なく、この時期の幾多の記録音源としは、品質・収録時間ともに良質なものの一つと言って良いのではないでしょうか。音像が全編に渡って、比較的、安定しているのもポイントが高い。
 ジェネは確かなようで音に深みがありますので、コレクターにとっては必携音源のひとつと言えるでしょう。
 Since I've Been Loving You 6分目以降、ラストまでピッチがかなり高かったのは全て正確に修正済み。既発TDOLZ盤ではこの辺のピッチの問題がそのままになっており、鑑賞には辛い部分がありましたが、本盤は問題ありません。ディスク2をこの音像で最後まで、一定のクオリティで、しかも過不足無く録りきっているのは素晴らしいことです。前述の通り、現状、ジェネレーションでベストと言われているソースを使用しており、記録としての重要性を考えれば、プレスCDでのリリースが本来は相応しいと思われます。デビュー当時から延々と演奏されてきた I Can't Quit You が、この公演の翌日のLAフォーラム公演以降に突如セット落ちします。How Many More Times では Ramble On がインサートされているのも面白いポイントです。
 マニア向けの音源ですが、音もナチュラルでイコライズ感も無く、前述の通り、初めてピッチも正確に補正されていますので、マニアなら106分に渡って「じっくりと聴きこむことができる」優秀音源と言って良いでしょう。』

Denver 1970 (Gift CDR)
 
 Live At Denver Coliseum,Denver,CO,USA 25th March 1970

 Disc 1
  1. Intro.
  2. We're Gonna Groove
  3. I Can't Quit You
  4. Dazed and Confused
  5. Heartbreaker
  6. Since I've Been Loving You
  7. Organ Solo
  8. Thank You
  TOTAL TIME (53:27)

 Disc 2
  1. Moby Dick
  2. How Many More Times
  3. Whole Lotta Love
  TOTAL TIME (52:45)

 Dazed and Confused
 
 Whole Lotta Love
 

[参考]
 Denver 1970 (TDOLZ Vol. 045)
 

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