『天井等落下防止対策等』の記述。
いわゆる、製図試験でいう、
『特定天井』関連の件。デス。
以前、
天井材の【質量2kg以下】を採用する場合
について書かせて頂きました。(★)
当時は、メーカーさんに
「クリアランス無しで壁固定して下さい」と
言われたことのみの記事。
なーんでか。
ってところが抜けていまして・・。
監理を行った際、その理由にありつける
こととなりました。
<監理の時、『斜め部材ないよ、つけて』と
指示し、『つけてはダメなんです』って
メーカーから逆に突っ込まれたなんて
ナイショだ・・・・( ̄ー ̄;
・・・おかげでこの記事が書ける 苦笑・・・
Ah、、いつか書こう書こうと思って、
○ヵ月。。。。
<いや、最近、こんなんばかり f^^;
では、いってみよ~ (*^ー^)ノ
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結果から言うと、
天井材の【質量2kg以下】を採用する場合
よく記述で書かれる以下の文言は
書かない!
(実際、試験的には不明。実施ではNGデス)
A:斜め部材はV字状に必要組数を釣合い
良く配置する
B:壁等との間に6cm以上の隙間を設ける
根拠としては、『新基準(隙間なし天井)』(★★)に
近い内容。
当時、五号さんに教えて頂きました。
新基準=隙間なし天井は、地震時に
天井面に加わる外力を、壁等を介して
構造躯体に伝達させる。んです。
クリアランスを設ける記述の天井は、
天井をブレースなどで強固にし、
天井材を壁面に衝突させないようにする
ことで損傷しないようにする仕様。
だから、
A:斜め部材配置 と
B:6cmの隙間 の記述は○
しかし、
天井材の【質量2kg以下】の場合、新基準と
ほぼ同じことを根拠としているので、実施に
基ずくのであれば、AとBの記述はNGとなります。
構造体と一緒に揺れて、力を壁に負担させて損傷を防ぐ。
だから、軽量天井採用の場合、
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重量のある天井材の落下と比較して命の危険
に関わるような人的被害が最小限に抑えられ
るため、質量が2kg以下のグラスウールをベースと
した天井材を採用した。
A※:斜め部材は設けず、
B※:周囲の壁等との隙間を生じないよう
にし、地震力を壁等で負担させること
とした。
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というのが、正確かと思う次第です。
HPのぞいても、軽量天井は
ノンブレース工法(仕様)ですね
実際の製図試験の記述では何がOKで
何がNGかはわかりませんが、実務として
知っていて損はないと思います。
参考までに
wo-maw の 『特定天井シリーズ』
●記述ひとつクリア? <天井の高い居室における天井等 落下防止対策の考え方
●『天井等落下防止対策』 <質量2kg以下の天井材を採用した 場合の記述
参考になれば幸いです。
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今日、つきあいのある設計事務所さん
から電話を頂き知りました。
私が勤めている会社、日経アーキテクチャで
「働きやすい設計事務所」ランキング
上位に入ってる!?
『納得の評価』については、
確かに、自分で『具体化(数値化)』
させたもの、それが評価につながる
ように(☆)なってる。
うんうん。('-'*)(,_,*)('-'*)(,_,*)
<設定時、難しくて苦労するけどね
あー、これ見て、優秀な人材きて
(応募して)くれないかな~