今回の山行は1週間の長旅。
そして、岩稜地帯の稜線歩き。お花をつめるようなところはあまりありません。
幸い道程は短く、小屋も頻繁にあるので、トイレは次の小屋までガマンしても、充分間に合います。
ガマンし過ぎると、女子は膀胱炎になりやすいです。
小屋ごとに必ず、トイレに行きましょう。
◆燕山荘
小屋・・・素晴らしく美しい。ニオイなし。足でペダルを踏むと、水が流れます。
手洗い場が洗面所を兼ねています(飲用可)。
テン場・・・男女別。臭い。ペーパーなし。
◆大天荘
小屋・・・狭いが清潔。
テン場・・・大天荘のテン場トイレは、唯一男女混合でした。
男子小便器の前に個室がずらり。なるべく見ないようにして、さっと個室に入らなければなりません。
女子も多いテン場だったため、みなさん気を使ってか、あまり小便器はご使用になられてないようでした。
・新しいトイレを鋭意建設中!きっと素晴らしいトイレが出来上がることでしょう。
次回訪れるのが楽しみです。
◆常念小屋
小屋・・・バイオトイレのため、人数に処理が追いつかず、中身がなみなみと溜まっております。
テン場・・・現場用簡易トイレ3つ。すべてカギ故障のため心が休まりません。ペーパーあり。
ここも中身がなみなみと溜まっております。雨水を溜めたポリバケツの手洗い場あり。
トイレはテン場の中にあるので、すぐ前までテントを張っている猛者が多数おられました。
すごいなあ・・・自分には絶対できない・・・。
山でそんなことを言うやつは軟弱だ、と言われても、やはり私にはできない・・・。
◆蝶ヶ岳ヒュッテ
ここは小屋泊とテント泊の分け隔てなく、同じトイレを使用します。
そして、夢のような美しいトイレです。
女子にやさしい洋便器、フタ付。ニオイなし。便座は軟らかい素材でできています。
もちろん、ペーパーあり。雨水を溜めたポリバケツの手洗い場あり。
ああ、ここで寝泊まりしてもいい・・・!
=持って行って便利だったグッズ=
・ハンディタイプのウォシュレット
片手サイズで、水を入れて本体をプッシュし、先端のノズルから噴霧させます。
荷物になるけど、これは便利でした。
携帯おしりふきでもいいんですが、やはりこれですと前も後ろも洗えるんです・・・
拭くのはペーパーですから、トイレに備え付けですしゴミも減らせます。
水は200mlほど入れておけば、ことは足ります。
おしりにお悩みを抱えている方、おすすめです!
・メリノウールのパンツ
前回の涸沢は4日間の日程でした。オール化繊のパンツだったので、とにかく臭い・・・
パンティライナーを使っていてもダメです。
相部屋のハ氏に、いつも大変申し訳なかったのです(2人用テントだからね)。
ヤツだってたいがい臭いのですが、これはもう、お互いさまで。
メリノウールの長袖Tシャツは持っています。このシャツを着るとニオイがあまりないので
パンツでもあんまり臭わないんじゃないか・・・?
と思って、がんばって探して今回着用してみました。
結果は、やはりニオイ半減!化繊とは雲泥の差です。
高価な代物ですが、これは手放せない逸品となりそう・・・。
ニオイニオイって、ちょっと恥ずかしくなってきました(笑)