2011年4月2日 箕面山・天井ヶ岳 | ハーピン・ジョーの山フォト日記

ハーピン・ジョーの山フォト日記

HARPIN’JOEの山登り写真です。
photo by tiny

山行記
2011年
4月2日(土)
箕面・天井ヶ岳~堂屋敷


生駒山に続いて今度は箕面山へ。
北摂・箕面山系は、これまでに、
箕面山(355m)
三国岳(三国峠/395m)
最勝ヶ峰(540m)
を登った。
今回は箕面山一帯で最も人気の高い天井ヶ岳(500m)と堂屋敷(五月山/553.2m)を登らさせて頂く。


△△△
@6:00 起床

@7:45 自宅出発

@8:34
箕面市営大日駐車場
ストレッチ、準備。まだ肌寒さが残る。

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箕面の滝上部にある駐車場。




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@8:54
いざ出発。入山。

百年橋・天上橋を渡り右へ、自然研究路・2号路に入る。


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急な階段を登り山中へ。箕面一帯の山々は標高は低いが山深く、山の趣がとても強い。何度来ても良い山だ。


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最初の階段がけっこう急勾配。


箕面山は野鳥も多い。そこで今回の山行では機会を見つけては例のバードコールを出してターゲットを絞り、鳴き声を真似して話しかけた。
するとまあ、これがなんと結構な割合で反応してくれるではないか!

大変面白いので今後も登山には必ずこのバードコールは持参する事にしよう。

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生駒山も鳥が多いけど、箕面山も負けてません。

今日は先日購入したバードコール持参できました。

ハ氏は人間バードコールなので道具不要なんですが、

これの扱いもうまいです。すばやく習得なさいました。


※ハ氏豆知識

手のひらサイズの楽器が得意。ハーモニカみたいに口に入れて鳴らさないでね。


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人に慣れた鳥だと、いっぱいしゃべってくれます。

あまり人慣れしてない子は、「誰やお前」ってなもんで、一瞬だまります。



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ヤマツバキ。まだたくさん咲いてました。

もっと寒いときに咲くので、今年はやっぱり気温が低いんですね。


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@9:22
2号路分岐ベンチにて小休止。
整備された研究路をしばらく進み箕面自然歩道となる尾根に出ると分岐。ここで休憩。
右は2号から3号路、ビジターセンター方面へ、左は天井ヶ岳方面へと通じている。

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右へ行くとビジターセンターへの道があります。

今日は左へ。天井ヶ岳を目指します。


9:35 再出発。
天井ヶ岳を目指し箕面自然歩道を左(北)へ。


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こっちです。


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新芽!



のんびりと尾根歩き。しばらくすると天井ヶ岳へ通じる分岐に。


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かわいらしい尾根道。



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スギがいっぱい植わっています。

これが今日1日、私を苦しめることになるのです・・・



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ベンチがありますが、眺望はなし。



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@10:07
分岐を左へ天井ヶ岳へ。


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道標に小さく書いてくれてました。



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ここを入っていきます。

登山口と、登山道から頂上への導入部って、どうしてだかわかりにくいんですよねー。



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いがいと近い。



@10:11
天井ヶ岳(500m)
誰も居ない山頂。
いや、役行者様がいらっしゃった。
役行者とは、これこれこういう凄い偉い方なんですと、お話ししたい所だが、たまっている山行記を早く書いてしまわないといかんので、
役行者(えんのぎょうじゃ)って?と思われたか方はご自身でお調べ下さいませ。

役行者様に手を合わせ、山行の無事を祈る。
中々の眺望。山々が連なる。暫し休憩しよう。

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あいかわらず、脚の筋肉がハンパない。

箕面山も役の行者様にゆかりがあるって、聞いたことあります。



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これって・・・?もしかしてお墓なの?



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ここは役の行者が昇天された墓所である、と書いてあります。

へえー、箕面でお亡くなりになったの!?知らなかった。

これは「わたしたちの箕面」で習わなかったなぁ・・・(私は箕面っ子)。

関西の山を登ってるとしょっちゅう役の行者さんがでてくるけど

意外と詳しくしらないんですよね。



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ここで小休止。展望よし。

私は早くもおにぎりを食べました。

どなたかのブログで鹿のフンがいっぱいあるって書いてあったけど

この日はきれいに掃除されてました。ありがとうございます。

でも、したてホヤホヤのフンもありました。

さっきまでいたのかな・・・?会いたかったー!



10:33 再出発

分岐に戻り、箕面自然歩道を左に、堂屋敷(五月山)へ。


@10:48
小山の分岐
ベンチなどがある開けた場所。
トレース(踏み後)が分かりにくく、広いので、こういう場所から先に行く時は迷いやすい。
相方とああだこうだと話しながら地形図とコンパスを頼りに方向を定める。


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さっきの道標まで戻って、また登山道をまっすぐ歩いてくると

ちょっとした広場に出ます。

このあとの道が、大変わかりにくかったです。

まん前に見えてる、畑のフェンス沿いに右へ上がっていきます。



農地のフェンス沿いを通り奥へ。次に山道を右へ。人っ子一人居ない。寂し心地良い静けさ。送電線の鉄塔の前に出る。
どうも違うようだ。堂屋敷(五月山)山頂は分かりにくいという事だが。
地形図とコンパスで確認。このすぐ近くにあるのは間違いないようだ。相方が、藪々した斜面の奥では?と当たりをつけた。鉄塔前からほんの少し戻って南側斜面を上る。見事的中。


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この辺りで、笹ヤブを刈り込んだところを右へ入ります。

ここもわかりにくい。

堂屋敷頂上は、鉄塔の近くにあるようです。
地形図を見て、送電線の位置をたよりに進みます。


■ハ氏豆知識

山登りのときは、山と高原地図ではなく国土地理院発行地形図がお気に入りだ。




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私たちは間違えて左にまっすぐすすんでしまい、鉄塔の真下まで行ってしまいました。

本当はここを右へ上がっていくようです。

標識はないけど、よくよく見ると布がぶら下がってました。

里山というのは、こういうとこが多いです。地図読みがかかせません。



@11:07
堂屋敷山頂(553.2m)


送電線の下に沿った山道の途中(約480m程進む)、獣道的な藪道が右にある。そこを進むと堂屋敷(五月山)だ。
三等三角点がある。展望も無く地味だが里山らしい味のある山だ。小山からここに至る寂しい小径がまた大変に良い。



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やっとの思いで堂屋敷到着。


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三等三角点があるんですよ。

まったく眺望がないけど・・・当時は見晴らしよかったのかな?

とにかく、鹿のフンが多いです。ここでお弁当は、私はムリ。



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造成地が見えます。あれはどこだ?



さてさて、そろそろ昼時だ。ビジターセンターへ行くとしよう。来た道を戻ります。


@11:38
政の茶屋・五月山/天井ヶ岳の分岐を右へ、箕面自然歩道を歩く。
この道中、山道を横切る猿の家族とばったり遭遇。猿も手馴れたもので、
どうぞ先に行って下さい。と脇で待ってこちらの様子を伺っている。
山の中では我々が余所者。失礼しますと、通らせて頂く事に。もちろん余り目を合わせてはいけません。

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あっ!誰かいる!

サルだ!!



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サルの群れが横切ります。

お互いにちょっと緊張。



@12:03
2号路・3号路分岐
小休止。
12:12 再出発
そのまま南側ビジターセンター方面へ下る。


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私は今年花粉症がひどかったんですが、この日はもう最悪。

山中なら自然がいっぱいだし、花粉症も出ないだろうなんてのは幻想でした。

だって、周りはスギ林なんだから、花粉の中に飛び込んでいくようなもんですよね。

もう、鼻ジュルジュル、涙ボロボロ、しまいには熱っぽくなってきました。

大阪北部の花粉は、間違いなくここから飛んできていると思われます。


@12:23
ビジターセンター


ここで大休止。ここはトイレや水場、キャンプ場などがある。
どこに居たのかこういう場所に来ると沢山の登山者がいます。ぽかぽか陽気の中、メシを食らう。山で食う飯は異常に美味い。この為に登っていると言ってもいいくらいだ。

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ビジターセンター入口駐車場のトイレ裏。

この日のお昼もおにぎりで軽くすませました。



13:19 再出発
さて、来た道を戻ります。

@13:53
百年橋・天上橋

下山。


@13:56
箕面大日駐車場に到着

片付けながら暫し休憩


@14:29
駐車場を後にする。


帰り道、美味しパン屋カフェに立ち寄る。美味さに驚く。
そのあとぶらり買い物などをする。


@19:35
帰宅

本日も山を楽しめた1日となった。ありがとうございます。



△△△
最標高:
堂屋敷(553.2m)


標高差:約255m


全歩行距離:約6km

全歩行時間:
5時間2分
(休憩・食事など含む)


使用地図:
国土地理院発行の2万5千分の1地形図/広根

山と高原地図/No.47
北摂・京都西山