はい、つづきです。
山頂にむかいます。
@10:23
岩屋文珠の分岐を右へ
山頂へ至る道の右側にある山道、ドッサリと降り積もった雪の中を歩く。
おお……おおぉ!……オオ!
ウワァ!わぁぁぁ!
なんとなんと一面の霧氷!
この美しい景色をどう表現すれば良いものか。
相方も溜め息と感嘆の声をあげながら写真を撮ってます。
後方のオジサンが話しかける。
『綺麗ですなぁ。今日は最高やな。毎年登って見てるけど、ここまでのは、まぁ中々無いで。』
『そうなんですか。僕たちは初めてなんですよ。』
『そりゃ良かった。ええ日に来れて。』
初めて見た!こんななんだぁ。すごいですね、しか言えない自然の造形美。
もう、そこらじゅうに霧氷です。
大変お疲れ様、の図。
なんか、お墓。
@10:35
金剛山山頂到着(1125m)
葛木岳が正式名称か?
葛木神社がある。正確な三角点のある山頂は境内の立ち入り禁止区域内にある。
コロッコロの白クマの子供のような何とも愛くるしい犬を連れた登山者がやってくる。
前回登った時は葛木神社までは来なかったのでお参り、ご挨拶をさせて頂き、少し降りたところにある山頂広場へ。
いま気づいたけど、金剛山頂の下の日付、ちゃんと変えてくれてるんだ!
ありがとうございます。
モンベルの雨具、上下色が一緒でヤなんだけど
性能は抜群です。他のメーカーより安いし。コストパフォーマンス、よし!
フワフワのワンちゃん。ご主人の言うことを大変よくきく忠犬。
あ、ちょっと怒ってる?ごめん。
@11:00
山頂広場にて大休止。
気温はマイナス6℃。
少し風もあり、雪も降っている。屋根のある石のテーブルがあったので、こちらの方が良いかなと思い食事の用意。しかし狭いし、高さが低すぎるし、冷たくて座り心地は悪い。
冬山ではじっと動かないでいると急激に冷やされ体温がどんどん奪われる。
だから休憩時は着込まなければならないのに、すぐに温かいラーメンも食べるし、小一時間くらい大丈夫だろうからと、
僕は面倒がって登ってきたままの服装でいたら、10分もすると身体が一気に冷えてきて、もう寒いのなんの。山専ボトルから注いだお湯はすぐに凍りついた。
ガタガタ震えながら早々に食事を済ませて、小屋前にてダウンジャケットやらレインウェアを着込む。
こんな日はすぐ食べられて、すぐあったまる、カップヌードルが絶対にオススメ!
と思ったら、こんなものがありました。
おかげで写真撮れまくり!
霧氷とドバト。わー、ハトいるんだ。寒いのにめずらしいね。
霧氷とシジュウカラ?
望遠もお手のもの。逃げないから撮り放題。
餌付けのおかげです。
何だかんだで12:30再出発。今日はピストン。来た道を下る。
さあさあ、トリトリ放題はホドホドにして(?)
@12:40
遊歩道途中の分岐を下り、馬の背へ。
うんうん、寒くないぞ。やはり面倒がってはいけませんな。
のんびりと白銀の景色を愛でながら歩く。
@13:10
小休止。
登りでも良い場所だと思った数十メートルほど景色が開けた道に出る。ここで少々雪遊び。
さらさら粉雪を固めて転がしたり、ドサーッと寝てみたり。
大阪市内では味わえない一面雪だらけの静かな別世界に暫し酔いしれる。
ころころ。
写真に撮ろうと思うと、まったく風が吹かないし。自然はむずかしいです。
突然のことで写真撮るのを失念しましたが、ハ氏は雪中にダイブしました。
13:23 再出発。
急坂もあるので雪の中をゴロゴロ転がらないようにしかし楽しさいっぱいで下りる。
このあたりで、私はズッコケました。
アイゼンを装着してコケると命取りなので、慎重に下ってたのにぃ。
幸い、頭から前に倒れるのではなく、尻もちをついたので事なきを得ました。
@13:55
付近一帯雪だらけとは言え、山々した雪景色はここで最後。あっという間の山行でさみしい、名残惜しいので暫し冬山の匂いに浸ることに。
14:05 再出発。
寒さでレンズもくもります。
@14:14
百ヶ辻→バス停へ方面へ。
@14:35
下山。
バス停に着く。トイレ休憩。
バスを待つ。
@15:22
バスに乗り河内長野駅へ。
@16:00
河内長野駅到着。
ロッテリアにて休憩。
@16:58
南海高野線河内長野駅より急行に乗り込む。
堺東駅で各停に乗り換え。
@17:23
帝塚山駅。チンチン電車に乗り換え。
@17:45
自宅到着。
次の冬が待ち遠しいなあ。
△△△
@最標高:金剛山
1125m
@標高差:およそ475m
@全歩行距離:約5.5km
@全歩行時間:
6時間15分
(食事・休憩時間含む)
@使用地図
国土地理院発行2万5千分の1地形図:御所、五條
山と高原地図
No.49 金剛・葛城