2010年
12/23(木/祝日)
生駒山
枚岡~暗峠~なるかわ園地(府民の森)
今日は慣れ親しんだ生駒山に相方と散歩気分でぶらりとトレーニング登山。
一応どんな時も地図とコンパス、救急キット、おやつ(非常食兼用)、レインウェアと予備の上着、山専ボトル(登山用の丈夫な保温ボトル)は持参している。
しかし今回は山行手帳はわざわざ持参しなかったので帰宅後に記したメモを参考にざっくり記す事にする。
@7:00頃
起床
8:00頃自宅出発
近鉄奈良線に乗り込み枚岡駅へ9時過ぎ到着。
ストレッチをして9:30頃、枚岡神社内から梅林公園を抜けて入山。神津獄(かみつだけ)コースへ。
10時前後、枚岡展望台。ちょこっと休憩。
途中の休憩所の前を横切るらくらく登山道に入り暗峠(くらがりとうげ)へ。
暗峠を通称"暗道(あんどう)"と呼ぶ。茶屋がある暗道近辺をぶらぶら。
大阪府と奈良県の県境、暗峠です。
細い道ですが、立派な国道なんですよ。
車では何度か通ったことがありますが気が付きませんでした。
夜が多いから?(私は走り屋ではない)
その後、昼過ぎ、ぼくらの広場とか鳴川園地とかどれが正式名称なのか、府民の森へ。
関西にはイコマニア(Ikomania/生駒ニア)なる会があってホームページもある。
登山用品の有名メーカーに、おそらく皆さんも聞いたことがあるだろう、パタゴニアというメーカーがあって、それに対しても引っ掛けているようで、イコマニアの英字ロゴがパタゴニアのそれと良く似ている。
各地にある府民の森のホームページや、このイコマニアのホームページ、文献などでお暇な方は生駒山の魅力、歴史を探ってみては如何か。日本最古の山にまつわるいろいろな歴史に驚き感心されることと思う。
それから昨今の登山ブームのお陰か、生駒山にしては贅沢なこのレストハウス(自販機、お手洗い、暖房完備、入り口前にはバーナー等での自炊用の場所もあり!)や、
らくらく登山道には洒落た木道も設置されたり、道標や登山道案内看板も綺麗にされていたりと、ちょっと整備されてきているのだ。
そういう訳なのか何なのか、府民の森・レストハウスには老若男女がわんさか。まるでここは信州アルプスの山小屋か?と見紛うほど。
フランス人らしき登山のプロっぽい格好をした人が居たり、トレイルランニング(山ランニング)の人たちや、アルプス縦走のようなデカいザックとフル装備をした人までいる。
たいていは僕達のようにトレーニング登山なのだろうが、中には生駒山の北端から金剛山を抜け、南まで続くダイヤモンドトレイルと言われる縦走登山をしている方もいるだろう。
もちろん、タオルとペットボトル片手に登れる生駒山だから、府民の森まで"遊びに来た"家族連れや若者やカップルも。
僕もカジュアルな背広にジーンズ、靴底がツルツルのブーツで、完全手ぶらでこの付近まで来た事もある。
子供の頃など、ランニングシャツに半ズボン、ボロのズックにお小遣いの50円のみで幾度遊びに来たことか。
夕暮れになると、喉はカラッカラでお腹と背中が文字通りくっつくくらい腹を空かせて、当時住んでいた東大阪の長屋のボロ家まで自転車で帰ったりしたものだ。
なんだか話しがワケの分からぬ方へいってしまった。
ぼくらの広場に到着。
途中、ものすごい獣のニオイがしてるとこがありました。
さて14時半頃と思うが下山。
らくらく登山道を下り、途中客坊峠と言われる山道へ。
瓢箪山地区の山手の町中に出る。
しばらく進むと古墳や石洞がちらほら。ちょっと興奮。
そう言えばこの付近に歴史博物館がある。
ぶらぶらと町中を歩き、瓢箪山商店街に出たのはおそらく16時頃だったと思われる。
生駒山登山と言えば僕達は肉の森田屋である。
肉の森田屋瓢箪山店にてコロッケだのピーマンの肉詰めだの豚カツやらメンチカツやら夕飯のおかずを買い込む。
揚げ物万歳。万々歳。コレステロールは大親友なれど大悪友。
なんだかんだで自宅到着は18時頃だった。
△△△
最標高:鳴川園地(府民の森/514m)
全歩行距離:およそ10km
(枚岡神社から瓢箪山駅)
全歩行時間:およそ7時間
使用地図:
国土地理院発行/2万5千分の1地形図(生駒山,信貴山)
※今回は殆ど見ること無く、ポケットに入ったままだったが。