肌荒れ気になりませんか?
肝臓が疲れるとニキビやシミになることが判明したようです。
アルコール依存症の方は、顔が土色になってしまいます。これは肝機能の働きが低下していることに関係しています。
添加物や毒素のろ過を担っている肝臓が、実は肌の状態に直接影響していることをご存じでしたか、さまざまなお肌のトラブルは、解毒と代謝をつかさどる肝臓のSOSかもしれません。
覚えておきたい肝臓のやすめ方をご紹介します。まずは肌状態をチェックしてみましょう。
・肝機能の低下で目立つようになる肌トラブル
以下4つの項目が気になるようになった人は食生活を振り返ってみてください。肝臓が疲れる原因になるような、偏った食事やアルコールの大量摂取などはしていませんか?
1 ニキビ
解毒作用のある肝臓で処理しきれなかった余分なものを、肌から排出しようとすることがあります。これらが毛穴の皮脂腺に詰まると炎症ニキビの原因になります。
2 シミ
肝臓内で合成されるグルタチオンというメラニンを抑制する成分が不足すると、メラニンが増殖・停滞し、シミが残りやすくなることに。
3 くすみ
血行の良さが透明感のある肌と関係しています。肝機能が低下することで血行が悪くなり、顔色もくすんでしまおます。
4 たるみ
摂取したタンパク質を、体内で有効に使えるように再合成するのが肝臓の役割です。肝機能低下で、タンパク質の一種であるコラーゲンの再合成も低下し、肌のハリを失うことに。
・肝機能を上げる行動と食物
「昨日は飲み過ぎた」「どうも最近お肌の調子が悪い」そんなときは下記のような食生活を心がけて、休日であれば食後の1~2時間は横になってみてください。
体を倒した姿勢のほうが肝臓に血液がまわりやすく、負担が少なくなります。ただし栄養の吸収も良くなるので、毎日食後のごろ寝を続けていると太ってしまう原因にもなるので注意しましょう。
・魚、豆腐、豆類で低脂肪高タンパクの食事をとる
・レバー、いか、たこ、ごまは肝細胞を活発にする
・野菜、果物、海藻、きのこなど、ビタミンと食物繊維で腸の働きを良くし、肝機能を助ける
・未精製の穀物(玄米・全粒粉)を選ぶとビタミン・ミネラルを補って肝臓を助ける
肝臓は重要ですね。エステに行くよりも、日々の食事で体内から肌をいたわってあげてみてください。