地域まちづくり委員と同時に、わが自治会の副会長もやっています。
自治会だよりを作って、全戸配布したり、
会長や、他の部のサポートなどが、主な仕事です。
自治会によって会費が違いますが、
うちの自治会は月500円。
近くには、会費が月800円ほどの自治会もあります。
うちの自治会は、新しい団地で、若い家族が入ってらっしゃるので、
自治会加入率は、ほぼ100%です。
年代がだいたい同じだということと、
何十年も住んでらっしゃる先祖代々の住民がおられないこと、
などが理由ではないでしょうか。
先日、近くの自治会の年配の役員の方と話をしていたら、
「つい最近、新しい家がたくさん建って、
その人たちがうちの自治会に入らせてくれ、
と言ってきたから、どうしようかと思ったけど、入れてやったわ」
ん?「入れてやった」???
ということは、新しい家の住人たち(若い人たち)が入って来られるのが、
イヤだということ??(-_-;)
他の自治会もそうなんだけれど、特に自治会加入率が4、50%くらいのところは、
自治会加入率アップのために様々な苦労をされている・・
と聞きます。
自治会の役員が加入促進に家を回ってもなかなか入ってくれない・・
転勤族だから、独身だから、・・と様々な理由の方がいらっしゃるところは
自治会加入率が特に低くなっています。
だからこそ、「入れてください」と、住人からお願いされているのでしたら、
歓迎してしかるべきだと思ったのです。
だけれども、なぜ、仕方ないけど 「入れてやった」という気持ちになるのか・・・
これは、自治会の役員がどれだけ大変かということを
言いたいのだと思います。
つまり、自治会に入っているだけなら、広報誌が回ってきたり、
子ども会に参加して・・と、それほど大変ではないのですが、
自治会の役員になると、自治会の問題を解決しなければならない・・ということです。
子ども会の役員は、子どもと一緒に活動すればいいから、それほど苦痛でもない・・
でも、自治会になると、ゴミの問題、防犯・防災の問題、土地の問題・・
などなど、自分の家は平和なのに、他の家からの苦情が集まってくるのです。
その自治会役員が大変なのに、新しく入ってこられる方は
この役員になりたがらないから、現役員の仕事が増え、また大変な思いをしなければならない・・
という思いで、「入れてやった」という言葉になったのだと思います。
こういう気持ちの自治会役員たちが集まって結成されているのが、自治会連合会。
その人たちの気持ちが結集して出来上がったのが「地域コミュニティ税」です。
この地コミについては、県外からの視察の方から
「素晴らしい」という言葉があり、実態をご存じない方は、今でも素晴らしいシステムだ・・
と言われている方がいらっしゃいます。
この地コミに関しては、また今度(*^^)v