自治会の役員 | 脇谷のりこ

脇谷のりこ

宮崎市議会議員 2期から今度の統一地方選挙では県議会議員選挙に立候補の予定です。

改めて、公式サイトを立ち上げました。

http://wakitani-noriko.com

どうぞご覧ください。

地域まちづくり委員と同時に、わが自治会の副会長もやっています。


自治会だよりを作って、全戸配布したり、


会長や、他の部のサポートなどが、主な仕事です。




自治会によって会費が違いますが、


うちの自治会は月500円。


近くには、会費が月800円ほどの自治会もあります。



うちの自治会は、新しい団地で、若い家族が入ってらっしゃるので、


自治会加入率は、ほぼ100%です。


年代がだいたい同じだということと、


何十年も住んでらっしゃる先祖代々の住民がおられないこと、


などが理由ではないでしょうか。



先日、近くの自治会の年配の役員の方と話をしていたら、


「つい最近、新しい家がたくさん建って、


その人たちがうちの自治会に入らせてくれ、


と言ってきたから、どうしようかと思ったけど、入れてやったわ」



ん?「入れてやった」???


ということは、新しい家の住人たち(若い人たち)が入って来られるのが、


イヤだということ??(-_-;)




他の自治会もそうなんだけれど、特に自治会加入率が4、50%くらいのところは、


自治会加入率アップのために様々な苦労をされている・・


と聞きます。


自治会の役員が加入促進に家を回ってもなかなか入ってくれない・・


転勤族だから、独身だから、・・と様々な理由の方がいらっしゃるところは


自治会加入率が特に低くなっています。


だからこそ、「入れてください」と、住人からお願いされているのでしたら、


歓迎してしかるべきだと思ったのです。



だけれども、なぜ、仕方ないけど 「入れてやった」という気持ちになるのか・・・



これは、自治会の役員がどれだけ大変かということを


言いたいのだと思います。


つまり、自治会に入っているだけなら、広報誌が回ってきたり、


子ども会に参加して・・と、それほど大変ではないのですが、


自治会の役員になると、自治会の問題を解決しなければならない・・ということです。


子ども会の役員は、子どもと一緒に活動すればいいから、それほど苦痛でもない・・


でも、自治会になると、ゴミの問題、防犯・防災の問題、土地の問題・・


などなど、自分の家は平和なのに、他の家からの苦情が集まってくるのです。


その自治会役員が大変なのに、新しく入ってこられる方は


この役員になりたがらないから、現役員の仕事が増え、また大変な思いをしなければならない・・


という思いで、「入れてやった」という言葉になったのだと思います。




こういう気持ちの自治会役員たちが集まって結成されているのが、自治会連合会。


その人たちの気持ちが結集して出来上がったのが「地域コミュニティ税」です。


この地コミについては、県外からの視察の方から


「素晴らしい」という言葉があり、実態をご存じない方は、今でも素晴らしいシステムだ・・


と言われている方がいらっしゃいます。




この地コミに関しては、また今度(*^^)v