【あさが来た妾論争に物申す】NHKあさが来た、諸々配慮して妾の損じを隠し通す方針か | 無理をするのやーめた!私は私。

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こんばんは~
ヴェニオ次女です。

私があさが来たのブログを書いていると知った知人から、
こんなメッセージが届きました。

NHK『あさが来た』 諸々配慮して妾の存在を隠し通す方針か

ほらね、こういうことになるんだよね(-_-メ
人気のあるドラマって。

めんどくせーな、をい!ヾ(。`Д´。)ノ

要約いたしますと、
史実に基づき、「絶対に妾を描くべきだ」という漫画家の小林よしのり氏のコメントがあり、
「正妻と妾の葛藤や当時の道徳観を正確に描くため、妾をドラマに登場させるべきだ」と小林氏が訴えると、

「男尊女卑の象徴である妾など論外」
「明治に妾は当たり前だったので登場させろ」
「NHKは批判を避けているのでは」
と視聴者の間で熱い議論が飛び交った。


ってことなんですよ。


でさ、私はずっと
「新次郎さんに妾なんて
勘弁してくれーーー!
ヽ(`Д´)ノ
って訴えているわけで、

それって、ともすると、

「男尊女卑の象徴である妾など論外」
と騒いでいる人と同じ意見と思われるかもしれませんが、

ふざけんな!
次女、なめんなよ!(゙ `-´)/


っていうのが今日の主旨でございます。


次女は
ドラマ好きであり、
実は歴女であり、
歴史小説大好き人間であります。

なので、

妾は歴史を語るうえで、無くてはならない存在になることもある。
 
「高杉晋作の妾・おうのは晩年の逃避行に同行し、伊藤博文の妾・梅子はのちに夫人となり夫を支えていたそうです」(歴史研究家・河合敦氏)

んなことは知ってるっつーの!!!

ただ、私が常々思っていることは
「歴史」と「歴史小説」というのは違う!ということ。

もう、大河ドラマなんて見てると、
何度も何度もこの論争が繰り広げられててね、
「あほか」と思っていましたが、
今回だけは黙っちゃいられないよ。


あのね、お聞きしたいけれど、歴史をそのまま「史実通り」伝えて、
「人の心を動かすことができますか???」
「人の興味を喚起することができますか???」


「歴史書でも読んでろ」っつーの。

そんなことやっているから、
子どもたちが歴史嫌いになるんだっつーの。



「実際にモデルがある人物を描くドラマ」であるなら、
その「虚実被膜」をどう料理するか?

「虚」と「実」のその微妙~なところをどう描いて、
「見ている人、読んでいる人」をどうやって感動させるか?

そこが製作者の腕の見せ所なわけで、

はっきり言って、視聴者が、

「本当のことなんてどうでもいい!
このドラマの登場人物たちに感動した」


と思わせることができれば、
史実かそうでないかは関係なく、「ドラマ」としては成立する!

と思うわけですよ。


そうではなく、史実通り伝えることにしたとして、
たとえ、今自分の生きている世界の価値観と違っても

「ああ、この時代はこういうことだったんだな。
そうやって涙する女がいたんだな。
そういう我慢する女たちがいて、
そういうものに納得できない女たちがいて、
今のこの価値観が作られたんだな」


こう思えるようにするのが目的であるならば、
それはそれで
「受け入れられるか、受け入れられないか」は
結果のお話であって、

製作者が「これが目的だった」ということだけのこと。


それも大事なテーマですよ。
それだって伝えていかなきゃいけないテーマです。



でですよ?
小林ヨシノリさんが仰っている
「正妻と妾の葛藤や当時の道徳観を正確に描くため、妾をドラマに登場させるべきだ」
ということなんですが、

正妻と妾の葛藤や当時の道徳観を正確に描くため・・・

↑これは、このドラマの目的なんですか?
このドラマのテーマに
「正妻と妾の葛藤」がどうしても必要なんですか?

誰がそう決めたんですか?とお聞きしたい。



「あさが来た」というドラマにおいて、

加野屋の跡継ぎは
新次郎さんの弟の栄三郎さんだということは
ずっと前から決まっていることです。

近藤パパも
「新次郎のところのややこは諦めている」と言っています。
「栄三郎に早く嫁を貰って・・・」と言っています。


風吹ママも、妾、推奨派ではありますが、
その目的は
「あささんが商売に夢中で、新次郎が可哀相」ってことに終始しています。
新次郎のところの孫が抱きたい、という思いはあるでしょうが、
風吹ママの性格上、栄三郎さんに子どもが生まれれば、
そんな気持ちも、しゅ~っと小さくなるのでは?

新次郎さんを慕う「ふゆちゃん」も
「新次郎様、かわいそう」と言っておりますが、
子どもがいないことを指しているのではなく、
「あささまが九州に行きっぱなしで、お寂しそう」だから「可哀相」と言っています。

当の本人たち、
あさちゃんはさすがに
「嫁としての務めが果たせず」と言いますが、
それは単に「世間の常識的」に罪悪感を感じているのであって、

新次郎さんはあさちゃんが一生懸命に商売をやっていることを
「寂しい」と感じつつ、認めて応援しています。

子どもが欲しい!と思っている描写はそこここに出てきますが、
「じゃあ、妾の子でもいいから欲しいのか?」と聞くと、
新次郎さんはきっぱり断っているのです。

つまり、モデルとなっている「広岡夫妻の史実」は別として

この「あさが来たというドラマ」において、
「跡継ぎの必要性がある」と言う伏線は
全く描かれていない
のです。

むしろ、意識的に「必要ない」と言う方向性。

それが「当時の常識」とは、たとえかけ離れているとしても、
モデルとなっている「広岡浅子さん」は常識とはかけ離れた女性だったわけでしょ?



なので、何度も言いますが、史実は別として、
妾は歴史を語るうえで、無くてはならない存在になることもある。

このドラマにおいては
「妾は無くてはならない存在にはなっていない」



(そもそも「歴史を語るドラマ」なの?これって)


それなのに、そこのところをどの程度真剣に見ているのかわかりませんが、

「絶対に妾を描くべきだ」
「男尊女卑の象徴である妾など論外」
「明治に妾は当たり前だったので登場させろ」


と言っているといわれている方々・・・?
はい?論争がずれてませんか???


こんな論争の「きれっぱし」だけ見聞きして、
「常日頃、自分の言いたいと思っていることを
便乗して言っているだけでは?」



これってね、どの意見も、私の大嫌いな

「かくあるべき!!論争!!」


ドラマと言う架空の世界でもそれやられちゃ、
興ざめもいいところ!!!




私は今後の展開として、
新次郎さんが史実通り妾を囲うのか、
そうじゃなくあさちゃんと仲睦まじくしていくのか?

とっても興味深く見守っています。


もし、妾を囲う方で行くのであれば、
新次郎さんや、あさちゃんや、
忘れちゃならないそれを取り巻く登場人物たちの
「不安定な」「移り変わる心情」を

今、二人を応援している視聴者が
「そうだよね、そういうところがあるよね、人間って」みたいに納得いく形で
丁寧に丁寧に、描く必要性があると思っていて、

それはそれで、すごく楽しみだったりします。


はっきり言って、
このドラマの登場人物たちの「キャラの設定」を見ていると
それだけの力量があるスタッフさんたちだと思っています。


なので、こんなくっだらない「論争」に左右されず、
NHKさんには「初心貫徹!」

素晴らしいドラマ作り。
視聴者の心を動かすドラマ作り。
共感と感動を与えるドラマ作り。


これに徹底してほしいと思います。



NHK広報室は「妾」を巡る今後の展開を
「広岡浅子さんの人生をそのまま描くドラマではありませんので、
ご理解をいただければ幸いです」と説明した。



そういうことだ!そのままいけ!!!ヽ(`Д´)ノ
次女が許す!!!ヽ(`Д´)ノ

(何様?)



ご理解いただけるかどうかは・・・

今度の展開次第だがな!!!(`・ω・´)


※あくまで、次女は
「新次郎さんの幸せを見届けたい一心」でこのドラマを視聴しております。

新次郎さんが、次女の思う「新次郎さんの幸せ」通りにならなかったとしても
「新次郎さんが幸せ」ならそれでよし!!!




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