こんにちは。かねもと鍼灸整骨院 院長の金本です。
さて、前回では うつ症状が現れたら 今の生活を見直してみること。その理由をお伝えしましたが、今回は、うつ病の運動について言及いたします。
うつ病は運動が効果的だという話は、あなたも聞いたことがあるかも知れません。
うつ病に限らず、適度な運動は健康維持には必須で、中でも、酸素を取り込みながら行う ( 軽いジョギングや ウオーキング、スイミングなど ) 有酸素運動が効果的だと言われています。
うつ病でも運動は大切です。
しかし、仕事をしながら、また、療養中で運動を行うことは簡単なことではありません。
そのため、三日坊主で終わってしまうことが多いのです。
そこで、私から1つ提案があります。
運動をしなければならない。の考えを辞める。
そう。うつ病は運動をすることも効果的です。
しかし、だからといって 「 運動をしなければならない 」 と思えば思うほど プレッシャーになり、出来なかった時に 自分を卑下してしまったり、落ち込んでしまう…など、逆効果になることもあります。
運動に限らず、これは全てのことに言えます。
そして、うつ病で運動をする時のコツは、運動を取り入れる。というよりも、外出できるぐらいの時、買い物に行けそうならば、車や自転車ではなく、歩くことに変える。
そう。わざわざ無理して運動を取り入れるのではなくて、日ごろ近くのコンビニに車や自転車で行くところを 「 歩き 」 に変えるんですね。
- その他にも、もし駅を利用されているのであれば、1つ手前の駅で降りて目的地まで歩く。
- 日ごろエスカレーターやエレベータを使うところを、階段を使う。
などなど、無理してウオーキングを取り入れるのではなく、今の日常生活の中で 歩きに変えることが出来ることはないか? を考えるのです。
うつ病回復に運動は効果的です。
しかし、うつ病の時に運動を行うのはなかなか大変です。
ですから、「 運動をしなければならない 」 という考えは捨てて、日ごろの生活の中で 車や自転車で移動するところを、「 歩きに変える 」。
1つ手前の的に降りて、歩きながらいろんな景色を見る。
そうすることで、「 運動をしなければならない。」 という変なプレッシャーは無くなります。
運動をする。のではなく、置き換える。という視点で取り入れていくと、自然に身体を動かすことが出来るようになるかと思います。
もう一つオススメなのが、「 好きなことをやる 」です。
うつ病回復のために運動を取り入れる場合、日ごろの生活の中で、運動に置き換えてみる。
ということの他に、大好きなことをする。エクササイズでも良いですし、スポーツでも良いです。なんでも良いので、自分の 「 大好き! 」 なことを取り入れる。
これだけでも、継続しやすくかつ、交感神経と副交感神経のバランスが良くなり、免疫力を高めることができます。
その結果、うつ改善の役にも立ちます。
うつ病で運動を取り入れることは大切ですが、「 運動をしなければならない 」という責任感や プレッシャーを与えることは必要ありません。逆効果になります。
それよりも大切なことは、「 自分が楽になること 」 です。
そのことを、他のなによりも優先して欲しいと思います。
気分が良くなれば、自然と心も前向きになり 体を動かしたくなります。
うつ病で運動をおこなう場合、無理して頑張るよりも、自然と運動をしたくなるようにしてあげることが大切です。
■まとめ■
うつ病改善に運動を取り入れる場合、「 運動をしなければならない 」 という考えは捨てる。
そして、日ごろの生活の中で 車や自転車で移動するところを、「 歩きに変える 」。「 自分が楽になる 」ことを最優先すること。好きなことをしていれば、気分も良くなり気持ちも前向きになる。
そうすると、自然と体を動かしたい気持ちに変わってきます。
そして、日ごろの生活の中で 車や自転車で移動するところを、「 歩きに変える 」。「 自分が楽になる 」ことを最優先すること。好きなことをしていれば、気分も良くなり気持ちも前向きになる。
そうすると、自然と体を動かしたい気持ちに変わってきます。
うつ病改善に運動は効果的ですが、このように自然に体を動かしたくなるように自分自身にアプローチしてみることもオススメです。
それでは、最後までお読み下さり ありがとうございました。
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金本 博明