おはようございます

かたつむり主婦起業のMOMOです



今日のテーマは、
「ビジネスで成功するための相手想い」です。



ビジネスは、まさに「先に与える」ことで、
「後から受け取る」の
わかりやすい形だと思います。


ビジネスは、

誰かの不便を解消する、
誰かに心地よさを提供する、
誰かに美味しいものを届ける、

誰かの痛みを取り除く、
誰かに楽しみを与える、など

相手に「価値」を与えることで、
「ありがとう」=「お金」という形で

受け取るんですよね。


どんな企業もそうです。

ユニクロは、洋服を海外で大量生産することでコストを抑え、
ヒートテックやエアリズムなど新しい技術で、
私たちに快適さ、便利さを提供していますね。


トヨタも、自動車という私たちの生活には欠かせないものを作り、
早く快適に目的地に到着する便利さや、
運転する楽しさなどを提供しています。


農家も、私たちの食卓に欠かせない食べ物を、
手間ひまかけて作ってくれています。

私たちはその対価として、お店でお金を払っていますね。


これは、たとえひとりビジネスだとしても、
同じことが言えます。

お客さまに価値を先に与えるからこそ、
そこに感動や感謝が生まれて

対価としてのお金をいただけるのですね。


「この金額で、これだけの素晴らしいサービスを
してくれるなんて!」

という感動は、リピートや紹介を生み出しますので、
ますますお客さんが増えます。

これは、「与える」ビジネスです。


では、「奪う」ビジネスとは?

たとえば、誇大広告で、お客さんを集客し、
期待するほどの対価を与えられなかった。

言葉遣いや接客態度でお客さんを不快にさせた、
などのケースってよくあると思います。

お客さんは、いったんはお金を払うかもしれません。

でも、2度と利用してはくれないでしょう。
場合によっては、返金やクレームを言ってくるかもしれません。

周りの人に「あそこは、やめたほうがいい」などと
よくない評判を吹聴するかもしれません。


だから、奪うビジネス手法は長続きしないのです。


アフィリエイトについても、
私はよく「草食系アフィリ」「肉食系アフィリ」

というたとえ話をします。


草食系アフィリとは、その情報を必要な人が、
検索してくれるのを待ち、
ページを訪れ、情報に納得してくれて、
自分のページ経由で申し込みをしてくれて初めて
報酬を受け取る「与える」手法です。

彩塾が推奨している方法ですね。


一方で、お金でメールアドレスを集めてきて、
そのメールアドレスに、一方的に宣伝メールを送りつけて
煽る方法でアフィリエイトする手法もあります。


簡単に稼げる系の情報、異性にモテる方法など
人の欲望に火をつけるようなライティングで、
「今すぐ申し込まないと!」という気分にさせて
高額なアフィリエイト報酬をゲットする方法です。


メール1通で数千万円稼いだ、
と豪語するアフィリエイターもいました。

このアフィリエイトは、「奪う」手法です。


煽り文句に踊らされた読者が、
うっかり高額塾などに申し込み、
サポートがよくない、ノウハウが使えない、
キャンセルしたい、などで返金を申し立てても
対応してもらえなかったなどのクレームがネット上に溢れました。

その結果、そういった塾は、
あっという間に評判が落ち、
ネット業界から消えることになりました。


彩塾がやっている、SEO主体のサイトアフィリは、
読者に価値を与えるアフィリエイト手法です。

(価値がないと思われたら、
読者はすぐにページから離脱するのでコンテンツが大事)

これは、検索エンジン経由で
長く訪問者が来てくれる、息の長いビジネスモデルです。


一部のアフィリエイターが行っているメルマガアフィリは、
煽って、奪うアフィリエイトなので、
賢い読者は、2回目、3回目はひっかからなくなります。

これを彼らは、「リストが枯れた」と言い、
また新しいリスト(メールアドレス)を
お金で買って、同じことを繰り返しています。

短期間しか通用しないため、
疲弊するビジネスモデルだとも言えます。


ビジネスをする場合、短期の結果だけを見ないでください。

与えるビジネスは、息が長く、
最初はゆるやかにしか収入が入らなくても
価値が上がれば読者も増えて、長期間、収入になることが多いです。


奪うビジネスは、一時は大金が手に入りますが、
寿命が短く、一度信頼を失うと、それを取り戻すために
多大な労力がかかることになります。


ビジネスにおいて、この企業(個人)は、
与える手法なのか、奪う手法なのか、
観察してみると面白いと思います。





【好評連載シリーズ「奪う人、与える人」】

第1回:あなたは奪う人?それとも与える人?

第2回:奪う人・与える人の言葉の使い方

第3回:「この人にどんなことをしてあげられるだろうか?」と自分に問う

第4回:人に与えるというのは、ロウソクの炎のようなもの

第5回:「与える」関係は、夫婦関係も良くする

第6回:ビジネスで成功するための「相手想い」とは