数珠の話ですが、以前、「ロザリオと同じ感覚でお寺に持って行っても『お祈りはさせてもらいますけど、それで特に効能があったりはしませんよ』という感覚」と書きました。
けど、台湾では、普通に数珠の開眼と言うのもされているようです。
へー!なんでも、台湾は宗教国家であり、アメリカ人がすぐカウンセリングを受けるのと同じ感覚で占い師に占ってもらったり、お寺に行ってお祓い(っていうんでしょうか?仏教用語はまだよく分かりません)してもらったりするそうです。
まあ、宗教国家と言われれば、バチカンとか日本も同じようなものですけど。日本人って、「宗教?特に何もしてないなー」という人でも、ご飯を残さず食べたり、急なトラブルがあると「神様!お願いします」とか祈ったりするじゃないですか。
それに、日本には神代からの「天皇」という存在がいますしね。世界的に見ると、皇帝と法王を兼ねそろえた存在であり、一応、ローマ法王と同じぐらいの権力を持つと言われています。
美輪様がおっしゃるに、「日本人女性のお手本としては、美智子様という素晴らしいお方がいらっしゃるじゃないですか」とのこと。実際、フランスに天皇と美智子様が来仏した際には、「日本女性とは、皆あんな風に上品で清楚なのか!?それに比べてうちの大統領夫人といったら何だ!日本人女性を紹介してくれ!」と言われた日本人がいたとか。
フランス人というのは、基本的に「自分の国最高!他国はダメダメ」という気質らしいので、そんなフランス人に認められた美智子様ってすごいのかも……とその人は思ったそうです。
今の日本女性で美智子様レベルの人はなかなかいないと思いますけど……。でも、本当に心の綺麗な女性というのは、存在します。今まで会った女性の中で、そういう人は1~2人ぐらいですけど……。
まあ、今風に言うなら、パズドラのフェス外で自分の欲しい神様を一発で引き当てるぐらいの確率ですね。
台湾の話に戻りますと、能力のある占い師さんというのはもうほとんど残っていなくて、後はビジネスで占いをしている人となっているそうです。
ビジネスの人は、いわゆるコールドリーディングといって、お客さんの容姿・年齢・何気ない会話の中から引きだしたデータを元に、あたかも占いで分かったかのように錯覚させる話術を持つ人です。他にもホットリーディングといって、助手に占う前から情報を聞きださせるという手法もあるそうです。
本当に能力のある占い師さんは、昔、飯島○を占っていた時に、占い師さんが急に「もう言えません。私の口からは言えません。でも、何があっても自分の命を粗末にしてはいけませんよ」と泣きだして、飯島○の手をぎゅっと握っていた人が、本当に能力があったのかなと思っています。
台湾の占い師と、青森のイタコ・沖縄のユタは、なんだか関係性が似てる気がしますね。
もうほとんど本物が残っていないところとか。イタコは、ほとんど絶滅ですねえ……。特に、恐山のふもとで、小屋みたいなところでやっている占い師は、ほぼインチキで確定です。まあ、旅行の思い出としては良いんじゃないでしょうか。
ちなみに、うちの母は、占い師に「一回離婚する」と言われたことがあるそうですが、今のところ全然離婚する話は出ていません。
なんでも、結婚線が複数出ていると離婚しやすいとか……。そんなこと言ったら、私なんて3回くらい離婚することになるんですけど。
でも、最近の手相の考え方では、「複数結婚線のある場合はそれだけチャンスがあるということ」だそうです。占いの世界も変わっていくものなんですね。
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