第16回:うがいがウガイで水浸し | しあわせ家族ラボ

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誰でも初めての子育て。その試行錯誤の中で、家族の笑顔が増えたらいいなぁと母なりの工夫や挑戦をしていたら・・・なんだかあれこれ楽しくて、しあわせな時間が増えました。「常識」よりも「発想の転換」と「体験」をモットーにつづる、子育て実験(実践?!)ブログです。

あ~水が飲みたい。

手術経験者なら
術後に誰もが
思った事ではあるまいか。


絶飲食を余儀なくされ
24時間も水分無補給状態。

まず一番に欲しいのが、水分である。

人間って水でできているんだなぁと感じる瞬間である。


あーーー
訂正!
私、息子を産んだ瞬間に
お腹が空いた!と言って
後産と処置が終わってすぐ
サンドイッチとおにぎりをほうばったんだった(苦笑)

ま、こっちは手術じゃないか。

閑話休題。


入院経験のある読者さんも言っておられたが
開腹手術ともなれば
1週間水分を口にできないことだってある。

その間は、うがいと
氷を口に含むことで
耐えしのぐ。


ただ、水分が欲しいのは喉が渇いただけではない。

もう一つの理由も結構大事だ。
それは、気管挿管をしたということである。

※、気管挿管は全身麻酔にて、特に人工呼吸管理を施行する場合に行われる。


喉から太い異物がはいるのだ。
しかも長時間。
これは、入れてくれるドクターのスキルによって
術後の患者は明暗を分ける。

今回・・・

痛くなーい

やったね。勝利。
とすると全麻をやった4回は
2戦1敗1引き分けだわ

そう!残念なその1敗は前回の手術。


目が覚めたら猛烈な痛み。
瞬間で、「挿管が下手だったのね!!!ちくしょー激痛」と、
大変苦しんだのである。

まあ、これはドクターのスキルとばかりではないと思う。
私の体調等もあるのかもしれない。

しかし、明暗は分かれる
それは確か。


もし今回の挿管が
研修医クンによって行われていたら
大拍手なのである。

ありがとうね~パチパチ拍手


しかし、アメリカドラマ「ER」のように
そうそう研修医にはやらせないのであろうか?
事実を聞いてくるのを忘れた。


ただ、左ほっぺの裏が痛い。
かなり擦れている。

すぐにでも水でゆすぎたいよぉ。


おそらくこれは体位によるものであろう。
手術中うつ伏せだった私の
挿管スタイルはいかがなものであったのか?
顔はどっちに向いていたのか。


まさか、整体で使っているような
穴の開いた枕ではなかろう(笑)
こんなヤツだ

しかしこれに顔をうずめていては
顔色が見えない。
さすがに手術台上にも見当たらなかったし。
真相は定かでないが

5時間も横向きで寝ていて
首が痛くないとは
さすがの全身麻酔である


どうでもいいか(笑)



看護士さんが現れた。

うがい、してみますか?

はい!
します
します。


うがいがうがい(笑)
冗談を言っている場合ではない。


水の入ったコップと
ガーグルベースン

※介護用品としては「うがいキャッチャー」ともいうらしい

コレだ



はぁぁぁ
やっとゆすげたよぉ


快感のあと・・・

襲ってきた不快感


吐き出した
うがいのお水は
半分キャッチされ
半分胸元からジャー
決壊したダムのように流れ落ちた


ガーグルベースン
上手にあててもらえなかったの


もういい・・・
うがいができたからもういいよ
適当に拭いてください


あのときはあんまり気にしていなかった。
それほど、うがいできたことが嬉しかったのだ。

しかし、
振り返ってみれば

ウガイはうがいで水浸し


待っていたかのような
オチなのである
┐( ̄▽ ̄)┌



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