少々てこずりつつも
手狭なストレッチャー上での処置は続いていた。
また無駄にストレッチャー画像をあげてみる(笑)
ここまで完了したのは
・硬膜外麻酔
・血圧計装着
・酸素飽和度計
・点滴用静脈ライン
の準備である。
さ、とうとうお休みなさいの儀式
全身麻酔の導入である。
今回はストレッチャー上で全身麻酔を施されたのち
手術台にコロンとひっくり返られる
術部が足の裏側だからだ。
要うつ伏せ
ぐったり寝てしまってから
同じ場所で裏返すより
ストレッチャーから移動させるときに
裏返しにするらしい
想像しただけでも恐ろしい。
だって、おそらく、わたしは
真っ裸
はぁぁぁぁ
散々話題の種にしている
この研修医クンたちに
露わな姿さらすのである。
もう少し痩せておけばよかった。
いやいや、年なのでお肌のケアをしておけばよかった(笑)
そんなことを
本気で思っていたとは
内緒である
主治医の先生も
格好良くて大好きなのに
こう何度も何度も・・・
そう考えてみると
主治医と私
こっちは見ているだけで癒される
あっちは肉の塊として冷静視(・・・適当な言い方が思いつかない)
同じ見るでもエライちがう
ああ~~~残念。
そんなどうでもいいことを、全身麻酔直前に考えているのである。
慣れでも
リラックスでもなく
ただのバカ
いま確信した(笑)
そんな妄想まっただ中の
私の顔面に
奇襲攻撃が
ガコーン
イターイ
狭いストレッチャーに寝かされ
硬膜外麻酔で下半身が動かず
右手には血圧のコード
左手には点滴ライン
両腕動かすことだってできない
大の字で身動きがとれない私の顔面に
まさかのまさか
それを落としますか?
麻酔導入用マスクである。
顔面上20~25センチ上から
人の手を離れ
降下してきたこの物体。
痛かったよぉ
謝る麻酔科ドクター
全身麻酔への不安と緊張はどこへやら・・・
(もともとなかったに等しいが)
もう、さっさと寝かせてくれたまえ。
あとはよろしく
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あの時は気が付かなかったが
いまこうやって書き起こしてみて思う。
もしや・・・
硬膜外麻酔の件と
マスクを落としたドクターは
同一人物?
だったら・・
だったら・・・
うんとがんばれ!
他の人にはもうしないでね(T▽T;)
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