で、クラッチです。
デュアルクラッチという名の通りクラッチは2セットあります。
上の2つのクラッチがこの写真のクラッチアウターに重なって入ります。
上の写真を見ると車体からかなり出っ張りそうですが、
実際にはそんなでもないです
たとえば一速から二速に入れる場合を説明します。
一速が片側のクラッチ(クラッチAとします)とシャフトでつながっています。
二速がもう片側のクラッチ(クラッチBとします)とシャフトでつながっています。
クラッチAがつながっている状態で一速で走行している間、
クラッチBは切れている状態です。
シフトチェンジをすると
クラッチA(1速)が切れるのと同時にクラッチB(2速)がつながります。
クラッチが2つあるので クラッチを切るのとつなぐのが同時に出来る ので
シフトショックやタイムラグがとても少ないんですね。
かなりはしょった説明ですが、なんとなくわかります?
シングルクラッチですと
クラッチを切る→ギアを入れ替える→クラッチをつなぐ
という一連の動作の間の分タイムラグがでてしまいます。
ちなみにクラッチをばらすとこんな感じです。
右のいっぱいある小さいスプリングがクラッチスプリングです。
通常とは逆でクラッチを放す方向にテンションがかかっていて、
クラッチをつなぐのは油圧で圧力をかけてクラッチ板を密着させます。
いいかげんみなさん飽きてきたと思いますので 続きは2~3日後に・・・