1.河合隼雄「無意識の構造」をやっと半分読んだ。
2.クーラーで寝冷えしたが、なんとか風邪にならず治りそう。
3.良く眠るようになり体調がいい。
今日も夜間急患センターの当番。天気が悪いためか来院は少ない。元々、今の季節は風邪やインフルエンザの流行も少なく暇なのだ。8時台に3名来院があった後は暇で、ゆっくり読書できたが、読書にも飽きたので、久しぶりにブログを書いている。
最近、早く眠るように心がけている。11時に床につくが、そう直ぐに習慣を変える事はできない…。ただ12時過ぎには眠りに落ちるようになってきた。できれば、日の出とともに起きるくらいのリズムにしたいのだが、まだ暫くかかりそうだ。
無意識の構造は、とても興味ぶかい。ユングは名前くらいしか知らず、グレートマザーやトリックスターといった元型も正しく内容を理解していなかったので、学習不足を痛感している…。教えられても、何がどう役に立つのかは教えてもらえない…。
無意識とイメージやシンボルの関係、シンボルが形骸化すると役に立たなくなる事など、この数年間、暗闇をさ迷った結果と同じ結論が書かれていた。
またユングが精神分裂の寸前までいったこと、心理学の探求がユング自身も救ったことなど、探求者だれもが通る道なのかもしれない。
中でも興味深ったことは、マンダラだ。ユング自身がマンダラに至っていたとは…。古代インドにしろ、ケルトにしろ、円形と分割に至る点、精神構造を図形化したら同様になるのが面白い…。
人類の無意識がそうなっているのか…、それとも人類共通の祖先から伝承し続けてきた文化的無意識なのか…。
多義的、多様的な分析と精神構造化は、やはり大切だ…。それは「Three Hares」の紋様に集約されるし、トリスケル同様にマンダラの基本的図形とも言えるだろう…。
どうシンボル化するか…
形骸化してはならない…
「日本人」というイメージも同じことなのだが…
終わりまで後30分、今日は眠りにつくのが遅くなる。