今日から、ジュニアグランプリのメーテレ杯が始まりますね。
今シーズン、国内で結弦くんのライバルとなる選手といえば、
まず町田選手をあげるべきですが、
も
うひとり、注目すべき選手が本格的に頭角を現してきたことがわかりました。
ジュニアの宇野昌磨くんです。
◆宇野昌磨ウェブサイト
http://www.weed-inc.com/shoma/index.html
◆Wiki 宇野昌磨
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%87%E9%87%8E%E6%98%8C%E7%A3%A8
昨年の全日本で、生で滑る姿を初めて見ましたが、
素人目にも明らかにわかるほど、スケーティングが見事。
実際に、国際大会でも、5コンポーネンツが非常に高い16歳。
でも、ジュニアでの優勝経験が無いのは、
3Aを持っていないから。
逆にいえば、3Aさえ手に入れれば、
あっという間にジュニアのトップに躍り出てくる存在だなと思っていました。
そんな昌磨くんがクワドを練習していると知ったのは、
今シーズンに入ったばかりだった頃でしょうか?
(本田先生がどこかでお話しでした。どのインタだったか覚えてなくてごめんなさい)
とはいえ、
今シーズンはプログラムに入れてくるかどうかはわからないよね~、
そもそも、そんなに簡単に跳べるジャンプじゃないよね、4回転って。
今までも、確実に体得したジャンプでなければプログラムに入れてこないのが昌磨くんだったし。
というか、ジャンプの難易度が低くても、
それ以外の要素の完成度の高さと表現力で点数を重ねていくのが昌磨くんの特徴だもんね。
ところが・・・・・!!!!!
ジュニアでは本格的に競技シーズンに突入した今、
なんと、昌磨くんはむしろ、4Tの方をほぼ確実に跳べるレベルに仕上げてきていて、
プログラムに2本入れる、というのです。
来たぞ来たぞ、下克上!!!!!
一気に、ジュニアの世界トップへ躍り出るかもしれない。
それどころか、
シニアでもトップグループに食い込んでくるかもしれない!!!!
昨シーズン、ひょんなことからクワド無しのままシニア参戦し、
あれよあれよという間に全米2位、
ソチでも3位争いに加わってしまったジェイスン・ブラウンのように。
今シーズンのダークホースはJBだと以前にも書きましたが、
同様の期待を寄せるべき選手に、
まさか、昌磨くんが成長してきたとは!!!!
あまりにも早くクワドを習得したことに激しく驚いています。
今シーズン、結弦くんの同級生たちが一気にシニア参戦してきますよね。
(去年の全日本ジュニアの表彰台。1位が田中刑事くん、3位に日野龍樹くん)
それ以上に、結弦くんのライバルとして注目すべき昌磨くん。
(上の写真、左端の選手です。昨シーズンの全日本ジュニア2位、全日本7位です。)
今日から始まるメーテレ杯に注目です!!!!
昨日放送された番組をご紹介します。
あっこちゃんが、名古屋でのJGPSに参加する選手を紹介している番組です。
(ジュニア時代の結弦くんも出てきますよ!)
3回転を跳ぶかの如くスムーズに4回転を跳べるようになった昌磨くんの映像が凄いです。
はなさん、いつも動画をありがとうございます。
◆140911 U-2(+ practice)
こちらもどうぞ。
35:58くらいから。
すっごく綺麗に回って降りてます!!
◆140908 sp
単独4Tも、その後で流れた4T-3Tのコンボも、
軸が安定していてスムーズで、見事!!
これがプログラムの中で成功させられたら・・・
完璧に下克上が起こるわね・・・・・。
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(お写真は、newscomさんからお借りしたDOI2014のお写真です)