真央ちゃん | 新宿四谷発 ファンクショナルトレーニングマスター 岩沢陽介のファンクショナルな日々

新宿四谷発 ファンクショナルトレーニングマスター 岩沢陽介のファンクショナルな日々

新宿区四谷でトレーニングジム「ファンクショナルトレーニングラボ クエスト」を経営、TRXシニアマスターインストラクター、ファンクショナルピラティス/マスターエデュケーター、美圧ヨガ創始者、パーソナルトレーナー、セミナー講師 etc。そんな私の日常を書きます。

フィギュアの全日本選手権。

女子SPが昨日終わり、浅田真央選手が首位に立ちました。

って昨シーズンまでは当たり前だったのに。

今日、SP後のインタビューを終えた浅田選手の表情を見て。

それが当たり前ではない事を改めて感じました。


今シーズン。

選手になって初めてと言っていいくらいの不調の中、常にマスコミに追われていた浅田選手。

そして新世代の台頭。

どんどん笑顔を無くしていく。

テレビでも昨年の世界選手権の後の笑顔より、オリンピック後の涙ばかり取り上げられて。

これに表彰台に立てなければ世界選手権の代表に選ばれない、最後の大会。

ついにSPで首位に立ちました。


確かにフリーの結果がすべて。

それにしてもインタビュー中の浅田選手の表情に笑顔がない。

昔からあの屈託の無い笑顔が、天性の魅力だったのに。


きっと重い重い重圧を背負いながら、新しい練習に取り組んで来たのでしょう。

そして試合で結果につながらない時期。

でも選手には必ずそう言う時があるのです。

そんなねぇ、練習している事が、すぐに試合に現れるほど簡単なら、その競技自体のレベルが知れています。

世界トップの選手が、技術レベルをさらに上げようとしているのですから。


だからこそ、浅田選手には、自身で納得できるジャンプをして、笑顔でフリーを終えてもらいたいと思います。

昔から安藤美姫選手のファンの僕が、それでも今回は浅田選手を応援したいと思います。


安藤選手なんて、昔から叩かれ続け、勝ち負けを繰り返し、世界女王にもなり、怪我をし。

でもだからこそ、世界一と言われるステップ、表現力、そして今期のあの安定した演技があるのです。


真央ちゃん。

あんなに才能がある人間が、すべてを犠牲にして努力をし続けているのです。

もうその時点で、傍観者達とはすでに違う人生を生きている。

スポーツは結果がすべてですが、人生の価値は勝敗では決まらない。

開き直って、悔いのない試合をしてもらえればと思っています。