■アレグロ Allegro | ツボヤキ日記★TSUBOYAKI DIARY

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映画 [新作・旧作・TRAILER] を中心に、ツボにはまり、ボヤキもチラホラの果てしない
日記になるか、カッカッしながらも、とほほの日記になるか・・・
ツボとボヤキで「ツボヤキ」日記。では参ります!


■Allegro アレグロ

●長い間、母国に帰えることがなかった有名なピアニスト。彼は、ガラ・コンサートで演奏するためにニューヨークからコペンハーゲンに戻ってくる。実は彼は、過去の記憶を失っている。
街の中心部にある神秘的、かつ不可解な立入禁止の「ゾーン」。男が歩いていると、ふいに何かの衝撃にあたる。ゾーンを囲むかのようにバリアが張られている。そんな不可解な街で、男にコンタクトしてきた人物がいた。男は、ある事から自分がこの地を脱出するに至った過去のなんらかの出来事があった事を知り始める。それはメッセンジャーらしき人物、そしてこの街中にある「ゾーン」に関わりがあるようだ。何かが徐々に繋がっていく。男が出会う魅惑的なアンドレアとは何者なのか。愛情を感じる男の背景に何が隠されているのか。男が再び失った過去を取り戻すためには、ゾーンに向かう男。決して、夢を売らぬ「ゾーン」・・・とは。
この物語は、不可思議な謎をはらんでいながら、自在に見る側の想像を膨らませ、あらゆる行方を導き出すようだ。Trailerでゴツンときた瞬間に、うはッと引き込まれた。我は弱いんだ、こーゆーのに(苦笑)。
どうやら、記憶への旅人の物語を紐解くのが、今回のクリストファー・ボーの仕掛けのようだ。そう、これは、記憶への旅。その厳粛な教えを請う物語の幕開けか、な。クリストファー・ノーランじゃないデスよ。ボーですよ。「恋に落ちる確率」の監督、クリストファー・ボー。


キャストは、ピアニストZetterstrøm役に、「アドルフの画集」「マーサの幸せレシピ」「キリング・ミー・ソフトリー」「セレブレーション」等のウルリク・トムセン。
アンドレアには、一時期日本では、雑誌「Elle」等に頻繁に登場していた90年代を代表する欧州のスーパーモデル、ヘレナ・クリステンセン。母方のペルシャ系の濃さが個性的なマスクに流れているデスね。(モデル時代は興味惹かなかったがなぁ。当方は、リンダ・エヴァンジェリスタ辺りの方が好きじゃ:スマンです、話が反れた)。で、ピアノ教師にベネディクト・ハンセン。「恋に落ちる確率」のニコラス・ブロ。「セレブレーション」のヘニング・モリツェン等。この作品、2004年サンダンス・NHK国際映像作家賞のファイナリストに選ばれた12作品の内の一本だった。かなり気になる、なる、なるよなぁ~。(2005年/製作国デンマーク/日本公開未定)



▲Trailer

●Directer:Christoffer Boe クリストファー・ボー
●Screenwriter:Christoffer Boe クリストファー・ボー
 Mikael Wulff ミカエル・ウルフ
●Cast:Ulrich Thomsen ウルリク・トムセン Helena Christensen ヘレナ・クリステンセン  Nicolas Bro ニコラス・ブロ Ellen Hillingsø Jon Lange ジョン・ランゲ Henning Moritzen ヘニング・モリツェン Benedikte Hansen ベネディクト・ハンセン