「王様ゲーム」舞台挨拶 in 名古屋 | わすなつ日記

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~The summer we don't want to forget~

王様ゲームを見に中川コロナシネマワールドに行ってきました。
この日は熊井ちゃんと愛理の舞台挨拶があったので。

↓以下ネタばれが含まれますのでご注意ください。




こういう映画が公開されるということでまず原作を読んでみました。
僕は前半は結構ハラハラドキドキしながら読んでたんですが、後半がどうもね・・・
伸明が記憶喪失になるあたりからグダグダになっていって
広げた風呂敷を上手く畳めないまま終わってしまった印象でした。

そんな原作があって映画はどういう風になるのかと見てたんですが
原作よりもソフトになっていました。
原作にあった性描写とかグロテスクな死に方も無く。

ソフトという意味では人間の描き方もソフトになっていたように思います。
こうやって人間が追いつめられた時には本性が見えるもので
普段は真面目な子が裏切ったりする怖さっていうのを原作では描いていたんですが
映画では例えば梨沙子が演じる真美が裏切れずに自殺してしまったり
ペンを順番にとっていくゲームでの締め方だったりとか
最後まで良い人のままっていうキャラクターが多かったです。

ただホラー映画ですからあんまりソフトにしすぎても
どうなんだろうっていうのがあるんですけどね。
どういう風に怖さを描くかっていう時に
人間の本当の怖さを表現した方がもっとホラーっぽくなったんじゃないかと。
アイドル映画はそこらへんの調整が難しいんでしょうね。

僕自身そんなに本格的な映画を求めて見てたわけでもないし
マイマイみたいな妹がいたら最高だろうなぁとか
熊井ちゃんに袖つかまれて「一緒にいて」とか言われたいなぁとか
舞美みたいな転校生がきたらそりゃ教室が歓喜の渦になるわなとか
そんな考えばっかりしてしまってw

良かった点といえば熊井ちゃんと愛理の演技です。
熊井ちゃんの怖さの表現の仕方とか愛理のミステリアスな雰囲気とか。
愛理は滑舌をだいぶ気にして演技してたみたいですけどそこは全然気にならなかったです。

原作は後半グダグダでしたけど話のまとめ方は映画の方が上手かったかな。
あれは智恵美が本当にかわいそう。
何度でも参加しなきゃならないっていうのそうだし
結局伸明との思い出が作られた記憶だったっていう所が一番かわいそうでした。



そうして映画が終わって、舞台挨拶です。
前に安城コロナシネマワールドで茉麻の映画の舞台挨拶を見た事があって
その時は舞台袖にあるドアから入ってきたんで今回もそうだと思ってたんですが、違ったんです。
熊井ちゃんと愛理はなんと後ろの入り口から客席の通路を通って入ってきたんです。

これには驚きましたw
右後ろの入り口からです。
残念ながら僕は左側に座っていたので・・・(ノ◇≦。)
若干の距離がありましたがそれでもスポットライトに照らされた制服姿の2人は眩しかったです。

舞台挨拶はこんな感じ。
http://lockerz.com/s/165908080

2人の共通点といえばB型と抹茶好きですが
実はもう1つあって、生まれたのが岐阜県という点。
熊井ちゃんは生まれてから2週間ほど岐阜に住んでいたそうです。
初めて知りました。

大阪で串カツを食べた話とか
中川コロナのロビーで普通に並んでお菓子を買った話とか聞けて面白かったです。

熊井ちゃんはヒロインになろうかの頃に随分大人っぽくなったなと思っていたんですが
最近更に大人っぽくなったように思うし
愛理は映画館のスタッフに花束をもらって、花の香りをかぐ姿が綺麗で。
些細な仕草が絵になる子だなと改めて思いました。
そうして舞台挨拶が終わりまして最後はまた右側の通路を通って帰っていきました。

ライトに照らされて歩く姿は本当に綺麗でした。
レッドカーペットを歩くハリウッド女優と比べても決して見劣りしないくらいに。