高橋 健司 「Cloud―造形美の競演 」誠文堂新光社
表紙やタイトルでお分かりの通りの雲の本。
表紙の右に書かれているのは、世界共通の10種の雲の名前。ラテン語と、それを日本語に翻訳した学名が載せられている。本の中に入れば、学名だけではなく、慣れ親しんでいる「入道雲」、「ひつじ雲」などの日本古来の雲の名前(愛称)も。
まさにその名前の典型的な形の雲である、見開きいっぱいの大きな写真もいいし、Variationと題されたそれぞれに違う雲の写真もいい。Variationなんかは、形が微妙で名前が自分では分からなかったりするけど(あ、名前はちゃんと分類されてます)、著者も名前にこだわらず雲に親しむ事からはじめてはどうか、と薦めているので、とりあえずは色々な雲を見慣れればいいのかな、と。
最近、あまり写真を撮ってないけど、空の写真、雲の写真もいいですよね。他の方のブログで、すっかり見た気になったり・・・。今は花粉症で、なかなか空を見上げる気にもなれないんだけど、この本でちょっと補給した気分。
← 好評だったのかな、2も。こっちはVariationが主になるのかなぁ。
高橋 健司 雲〈2〉造形美の競演