すっぴんマスター2018‐筋トレ | すっぴんマスター

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(※注:ゲーム攻略サイトではありません)書店員。読んだ小説などについて書いています。基本ネタバレしてますので注意。気になる点ありましたらコメントなどで指摘していただけるとうれしいです。

2018年は、生活のスケジュールがなかなか安定せず、筋トレも時期によってやっていることがちがう、というようになっていた。

夏くらいまでは以前までの生活であって、例のプリズナートレーニングを含むメニューを2017年から引き続いて行っていた。特に、ごく細部のはなしになるが、背中にかんしては、職場の事務所のパイプ椅子ふたつをつかってホリゾンタルプル(椅子を背中合わせにして、そのあいだに仰向けにからだを落としこみ、背中のちからでからだを引き上げる)をやっていたのだが、これができなくなった。同じ椅子がふたつあってそれだけの広さの場所というものが、なかなかないわけである。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

無職になってからは、トレーニング量にかんしてはあまり変えず、よりカラフルに、さまざまな種目をとりいれるようにもなっていく。たとえば、プリズナートレーニングの2冊目で紹介されていたネックブリッジやトリフェクタというストレッチである。これらは、以前からふつうにやっていたのだが、これをより効率的に、頻度をあげてとりいれていったのである。また、スケジュールの都合で筋トレが抑えられるときには、やはり上半身のトレーニングが優先されがちだったところで、そういうことがなくなったので、しっかりスクワットもやるようになっていった。おかげでこのときの大腿はそうとうな太さであった。もともと子どものときからスクワットばっかりやってきたから、筋繊維的なものは用意されているというはなしなのか、ぼくはけっこう、ちょっとまじめにスクワットやるとすぐ太くなるんですね。それから、各部位にかんするメインのトレーニングでは、基本的に、そのとき到達しているもっとも難しいプリズナートレーニングを行うわけなのだが、アンイーブンの段階に入ってから進みが遅くなっていた。腕立て、逆立ち、スクワットは、最終的には片方だけで行うようになるのだけど、そこに行く前に、両方を不均衡な、アンイーブンな状態にしてやっていくようになるわけ。で、どれもそこまではいっている。しかし、そこから、次の、たとえば腕立てなら、片手で浅い腕立て伏せというのに、なかなかスムーズに移れない。というわけで、以前にすでに通過したトレーニングも積極的にとりいれるようになっていったのである。たとえば、アンイーブンのプッシュアップを行う前に、そのひとつ前のレベルになるクローズプッシュアップをたくさん行い、アンイーブンが終わったあとにも、追い込むようにこれをやるのである。また、指定されているトレーニングをちょっと変更したりもしている。たとえば、片腕のプッシュアップがうまくできないわけである。感じとしてはどうも腕のちからが足りないようである。というわけで、以前のよりレベルの低いトレーニングにもどるわけだが、これを、片腕で行うのである。つまり、壁腕立て伏せや、インクラインの腕立て伏せを、片腕でやるのである。また、腕立て伏せじたいの前段階である、膝をついた腕立て伏せを片手でやるのも有効だ。特に壁腕立て伏せを片腕でゆっくり行うのは、見た目以上に上腕三頭筋に負荷がいくので、安全だし時間も場所もとらないし、身ひとつでできるので、ふつうにおすすめである。追い込みなどにも利用している。各20回2セットとかで腕パンパンになるよ。

 

 

こういうわけで、無職のときはかなり充実した内容になっていたのだが、ご案内のとおり、11月から労働に似たなにかを開始したので、また生活が変わってしまった。実をいうと、シンプルに「拘束時間」ということにかんしては、通勤時間も含めて、いまは以前より短い。時間はあるはずなのである。しかし、うまくいかない。もちろん、精神的な問題もある。ストレスで帰宅時には死んだようになっているので、とてもその気になれず、すぐ寝てしまう、みたいなことが多い、ということもある。しかし、筋トレの記事とは別の問題になるが、根本的にはやはり、例の、相方との休日がない、ということが影響しているようである。どういうことかというと、まず、人生の動機として、相方といっしょにいたいということがある。しかし休みはない。そうなると、同居しているわけではないので、仕事が終わったあと、どこかで外食したり、相方の家にいってテレビを見たりという時間が、非常に貴重なものになる。それで、夕方以降は相方と過ごすことになり、深夜になってお別れする、という毎日になっていったのである。そうして帰宅すると、規則正しい通勤リズムなもので、朝早いから、もう寝なければいけない状況になっていると、こういう具合である。そりゃー、お前が依存しすぎなだけだろ、といわれたらぐうの音も出ないが、たぶん週1でも同じ休日があって、たとえば家で映画観るとかゲームするとか、どっかに出かけるとかいう日があったら、これが毎日ということはおそらくないとおもわれるのである。以前までのぼくは、筋トレやブログが優先の男だったから、むしろ相方をそのことで不機嫌にさせてしまうことさえあったのだ。それがこうなってしまうのは、変化したぶぶんが影響を及ぼしているためであるとしか考えられないわけである。

 

 

まあ女々しいはなしはここまで、それでも筋トレをやめてしまった訳ではない。週2回は休みがあるので、その日には必ずがっつりトレーニングを行い、仕事のある日は、ブリッジやトリフェクタ、グリップや腹筋などの短時間、軽い消耗で済むことをやっている感じだ。しかしそうすると、やはり腕立て・逆立ちあたりが中心になってしまう。これはぼくの気性とも関係しているだろうが、いちばん鍛えたいところを、貴重な時間にあててしまうのはしかたのないことだろう。すると必然、きついが優先度は低いスクワットのようなものは、あんまりやらなくなってしまうのであった。

 

 

というわけで、現状のメニューを公開することにはほとんど意味がない。プリズナートレーニングが中級者程度のレベルにはなっていたということもあって、以前までのミックスしたやりかたもやらなくなっている。つまり、本に書かれているままをやっている感じなのだ。どういうことかというと、ぼくにはじぶんありの自重トレメニューがあったのだが、そのなかに、プリズナートレーニングという革命が起こった。プリズナートレーニングは、ごくかんたんな動作から丁寧に始めて、関節や小さい筋肉なども鍛えていって、最終的に非常に高度な種目に到達する、という思想である。だから、これを最初からはじめると、とても物足りないものになる。腕立てでは、壁腕立てからはじまるのだ。なのでぼくは、ここに以前のトレーニングを少し減らしたものを含ませるようにしていた。プリズナートレーニングが進歩して、きつくなるにつれ、もとのトレーニングを減らしていって、片腕プッシュアップのような領域に達したとき、完全にもとのトレーニングをなくしてしまうようにすればいいと、こういうふうに考えていたのである。そして、じっさいのところ、アンイーブンプッシュアップのような、まだ半ばを過ぎたばかりのレベルでもそうとうきついわけである。そうして、もともとやっていたメニューは、ほとんどやらなくなっていたのだ。

現状ではまともにトレーニングできるのは2日、それぞれに腕立てと逆立ちを行っている。そうすると、身体の後部がおろそかになる。これはまさしく猫背の呼ぶやりかたである。であるから、両方の日に、背中のトレーニングを含ませている。ホリゾンタルプルができなくなってからは、それ以前のダンベルローなどをやっていたのだが、最近オリジナルに、扉のふちにつかまって、片手で体を引き起こすという方法を発見というか発案して、これをやっている。からだは開いてしまうので、背中以外の筋肉もかなりつかうことになってしまうが、まあまあのやりごたえである。これを、腕立て、逆立ちのあいまにやっていく。また、どうやっても肩の側部と後部は鍛え逃しがちなので、ダンベルやチューブをつかってサイドレイズなどもまめにやるようにしている。余裕があるときは、そのあとにディップス、ダンベルローなどを加える感じである。

 

 

体重については、プリズナートレーニングをはじめてから一時的に落ちていたのだが、スクワットをまじめにやってからぐいぐいのびていって、目標だった72キロを数ヶ月のあいだ維持していた。しかしいまの生活になった瞬間にみるみる落ちていき、たった一ヶ月で7キロも落ちてしまったのだった。スクワットをあんまりやらなくなったせいなのか、筋トレじたい減ったせいなのか、それ以外のなにかなのか、それは不明だが、とりあえずいまの体重は65キロである。がっかりとしかいいようがないが、しかたない。65キロはたぶんぼくの標準的な体重なので(身長は172から173くらい)、不健康ではないとおもわれるし、またがんばっていくしかない。

 

 

最後に、今年の末に同じように参考にするために、各部位のサイズだけ書いておく。左・右の順で、カッコ内が2017年末。

 

 

 

 

 

上腕 34(35) 34(35)

前腕 28(30) 28(30)

胸囲 107(106)

腹囲 76(78)

大腿 56(54) 54(51)

下腿 37(37) 38(37)