ストンプ・ザ・ヤード(2006米) | CINEPHILIA~映画愛好症~

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気づいたら11月。もうすぐ1年終わっちゃいますねー。今月はフィルメックス見に行かれたらと思ってます。

ストンプ1 ストンプ2

「ストンプ」とは、足音をならすダンス(音楽)あしの種類らしいです。全く知らず、「スタンプ・・・」と読んでました。

LAの闇コンペで兄のデュロン(クリス・ブラウン)と賞金を稼いでいたバトル・ダンサーDJ(コロンバス・ショート)は、対戦チームとけんかになり兄を殺されてしまう。乱闘により前科のついた彼は更正のため、叔母の住むアトランタの大学へ通うことに。ある日、クラブで見せたストリート仕込みのダンスが評判を呼び、学内のダンスチームから勧誘される。 (シネマトゥデイ)

ダンス映画かと思うと、意外に見せ場が少なくガッカリガックリ。最初のダンス・バトルは変に映像処理をしていて、目がチカチカしたけど、ダンスの迫力は感じられなかったし;。ラストは計3分くらい「ストンプってこういうものなんだ」という映像があるかな。その割にJLoの振り付け師など、その世界では有名そうなダンサーを無駄に使ってます。

ではドラマかというと、それも陳腐。ちょっとしたエピソードは「ステップアップ」に近く、学園ダンスは「チアーズ!」のノリ(同じ掛け声も出てきました)、実力者の娘とならず者の恋なんて西部劇かと思っちゃうよ。安心して見られるという言い方もできますが;。

音楽やダンスに慣れ親しんでいる方には、これでも面白いのかもしれません。悪い要素はないんですが、全く素養のない私には物足りなかったです。


9月15日(土)よりシネクイントにて公開予定
満足度:★★★★★☆☆☆☆☆