上棟式を明日に備えて・・・ | 播磨の甲斐遊記

播磨の甲斐遊記

 播磨の山間部で甲斐犬とともに自然を満喫しています。家族と楽しく梨栽培など色々なことを無理なく負担なく行っています。こんな環境に感謝しつつ、これからの歩みを遊記として綴っていきたいと思います。

写真は無いけれど

いよいよ上棟式を明日に控えて

今日は職場の後輩の尽力を頂き

最後の総仕上げ


要所に国旗・日の丸を掲げて明日の準備

そして先日より

地元の酒屋に宅配便業者

馴染みの方々より

上棟祝の品々が届く
えぇ~あのお方からもこの方からも

誠にもって勿体なく有難い限り


この他愛も無いブログから知り合った

方々までか送って下さる現実

誠にもって申し訳が御座いません

先ほどまで連れが立ち寄ってくれ

まぁ飲もうよ飲んでくれで一杯会

庭先に並ぶ 大黒柱に虹梁 構造材を

眺めて酒を共に飲み干した


中でも虹梁 松に栗 これがリビングに来て

下からは丸見え状態に・・・・

想像しただけでニタニタ笑顔になってしまう


ビールを片手に歩み寄ってみると

ついつい触りたくなる 昔は良く触りましたぁ~

しみじみ思います おっぱいにおしり・・・・

それが今や公務先では

階段の手すりを触るぐらいに落ちぶれた

しかしこの虹梁に梁

上がってしまえば触ることも出来ない

いつ触るの?今でしょ

丁寧に磨かれ 木々の香り

木によって凸凹にして欲しいとの

要求も全て整えてある


たまらんねぇ~

あの栗の木がこんな顔に

あの松版がこの様に

虹の様に弧を描いる虹梁

バッチリ墨が付けられ刻みが入っている


凄い凄すぎる

僕ちゃんには出来ない技

立ち上がりに金物 所謂ボルト一本使わない 

使わせない 私の拘りでもある


兎にも角にもコミ栓 コミ栓が命である

幼少の頃から縁あって 建築現場を

引き回してもらって 様々な家を見て来た

その影響が絶大である


今のハウスメーカーにも

メリットがあるがその多くが

私の見た所で接合部は必ずと言って良い程 

ボルト止め それも良いが

どうも私の好みでは無い


近年 多発して居る地震

倒壊した家屋を見ても振動で揺さぶられたら 

ボルトは曲がり家が傾いている

曲がったボルトは元には戻らない

しかしコミ栓だと揺れたらより締まり

木々の呼吸に応じる事が出来る

そう言われて私は来たんです

ボルトにナット ビス 様々な金具も

全てメーカー業者 大手指定の品

止める揉むヘッドも特殊仕様で

にわかには扱うことが出来ない

一番良い思いをするのは ごく一部の

上層部達であって 一番現場を動かす

職人らには関係なく むしろ泣かされる


そう考えたら私は到底 

使用する事は出来ないのです

ハッキリ言って馬鹿らしい

一番 輝くべきは額に汗して

良い仕事をしようとしてくれる

職人さんなんです

日本でありながら変にアメリカ仕様と

言いますか 日本の風土からかけ離れた物を

感じてならないのです・・・

やっぱり日本建築は樫の木のコミ栓

日本の気候に合って育った内地材

使うならコレしか無いのです


拘ればキリが無いけれど

自身の出来る範囲でやってみたい

木組みの日本建築 日本の文化

職人の技 後世に残し伝えたい

その一助を微力ながら支えたい


決して私は横浜の甲斐犬枯場荘

犬安楽死を平気でする ジジイの

ブログで名指しで誹謗中傷されたように

「田舎のボンボン」では無いのです


悪意に満ちたボンボン

我が愛する郷土を田舎と言う表現で

蔑まれた事実 許される訳が無い


本当に私がそうであれば

この家は建てることは出来ないし

今の環境に現実は無いのです


元・自衛官か 恥の上塗り屋 ペンキ屋か

知らないけれど 横浜に住んでいるからと言って

調子に乗るんじゃねぇ~よ

所詮 お前ら如きが逆立ちしたって

我が家レベルの家は建てられないよ

ラーメン シューマイ有り難うレベルが

何を言うかだ!

一寸の虫にも五分の魂

私にも意地がある

先祖から受け継いだ土地がある

護るべきものが有る


不景気だからと位置付けて

私は先人から受け継いだ会社を自分の代で

潰すような真似はしない

お前だから潰れたんだよ ペンキ屋 


ボンボンボンボンと支払いをする

私も良い意味で 開き直るしかない

神も仏もあったもんか!? そこは理性を働かせ

神様は神様 人間死ねば仏と言うが

先ほど食べた猪肉 猪でも死んでも猪

死んだ猪が牛肉にはならない


目前に並ぶ 松の木でも根を切られたとしても松

そこは切られたとても木は生きている

欅や檜にはならないのです

その理屈からしたら 私は死んでも私

ならば今を生きてる時が仏

そうであっても良いんだと考えるんです

明日は棟梁を初め 施主として

数多くの人様をお相手にせねばならない

一対何十人になるのか百人になるのか?

神経を研ぎ澄まさねば

私の職責は果たされない

今宵ももう一杯嗜み明日に備えたい




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