今日は、二十四節気の【啓蟄(けいちつ)】であり、
七十二候の第7候【蟄虫啓戸(すごもりむしとをひらく)】です。
冬の間、土の中で過ごしていた虫たちが地上に這い出してきます。
土の中で冬眠していた昆虫たちが、戸(穴)を啓(ひら)いて出てくるというのです。
足元に目をやると、季節の変化を感じられますよ。
昔、虫は春雷に驚いて巣を出ると考えられていたため、この頃の雷を「虫出しの雷」とも呼んだそうです。
春の嵐も近いということでしょうか?
しかし最近は、春近しと言うよりは、冬将軍が舞い戻ってきているような気候です。
北日本では、豪雪が襲い、自然の猛威をまざまざと見せつけられています。
自然は、人間を癒すだけではなく、優しくも厳しい一面を持っています。
古来よりの歳時記などから、自然そのままの姿を学び、自然と寄り添い
共生していきたいですね。
*草木萌動-そうもくめばえいずる-☆
*霞始靆-かすみはじめてたなびく-☆
*土脉潤起-つちのしょううるおいおこる-☆
*魚上氷-うおこおりをいずる-☆
*黄鴬睍睆-こうおうけんかんす-☆