ただいま~
元気に帰ってきました!
上の 波しぶきをあげている写真は
最後に 漁船に乗せていただいたときのものですが
これと もう一枚 ライフジャケット姿のわたしの写真を
途中で 家族の携帯に送りました
すぐに
「観光か!?」 と 返信がありました^^
その日の作業は
漁師さんのお宅で 漁具の片付け
わかめの出荷作業
瓦礫除去
牡蠣の養殖のお手伝い
わたしは 瓦礫の除去と 牡蠣養殖のお手伝いをしました
気仙沼での活動は
心配して 待ってくれている家族に申しわけなくなるほど
出発前に想像していたものとは違っていました
波の静かな 深いあおい海に
そのまわりを つつみこむ山々
とても美しいところで
おだやかな笑顔の漁師さんが語ってくださった
希望あふれる今後の抱負に 元気をもらい
お昼ごはんには 牡蠣のお吸い物をふるまってくださり
漁船にも乗せてくださって
わたしたちをもてなそうとしてくださる
その お気持ちが ありがたくて ありがたくて
ほんとに
ボランティアというより
知り合いのおうちに お手伝いに行ったかのような 居心地のよさ
わたしにとっては
反対にパワーをもらい、 つよくなるきっかけとなりました
震災のときに感じた恐怖と
TVの被害映像をみてから
感情のコントロールがうまくできなくなり
この一年間
すこしの揺れにもおびえて
その後の報道番組も観れずにいました
そんな自分が情けなくて
情けないなんて思う自分も許せなくて
だから
自分の目で見るしかないと
行くことを決めた 被災地へのボランティアです
みなさんが言ってくださるような 勇気なんてなくて
申し込んだ後から 不安が増して
前日は 手がふるえるほど こわかった
かっこわるいんです
バスで 通り抜けた 気仙沼の町並み 海岸線は
まるで 建設中の住宅地かのように
家の基礎だけが どこまでも どこまでも続いていました
その中に 残っている
錆びて 曲がった 鉄骨だけの建物
焼け焦げた漁船
まだ 片付いてない瓦礫の詰まった家
その横には
きれいに残って 今も人が暮らす家
信号は動き
車は行き来して
普通の日常がある
それを 見たとき
そして
これを書いてる今も
涙がとまりません
つらさ、悲しみの気持ちもあるけれど
大きな災害があっても
人は
その場所で 生きつづけていくんだってこと
だから
こわがらなくても いいんだってこと
自分自身の考え方が
後ろ向きだったことに気付かされました
わたし 次は 報道番組観れると思う
こんなに 復興が進んでるんだ!!とうれしく思えるとおもうし
まだまだ進んでないところを観れば
人手が足りないなら 行こう!!と 思うんだとおもう
上の写真の 黄色と黒のブイは フランスからの支援だそうです
かつて フランスへ牡蠣の卵を送ったお礼に
日本語、 フランス語、英語で書かれた
たくさんのメッセージの中に
わたしもひとこと残させてもらいました
たいしたことしていないから はずかしい・・・
けど
わたしの ちいさな一歩
確実に ここにあるってことが うれしい
気持ちは とても元気なのですが
身体のだるさが ぬけません
いっぱい眠って
また わたしの日常へ戻っていこうと思います
作り置いた カレーと 豚汁を
きれいに食べつくしてくれた こどもたち
今夜は
大好物の 鶏のからあげ
つくったら よろこんでくれるかな♪