こんにちは
だいすきな桜の季節
街のあちらこちらが 薄ぴんく色
「ここの 桜が一番きれい♪」 と 足を止めて
しばらく歩くと
「やっぱり こっちの方が すき」 と また立ち止まる
そんな たのしい散歩ができるのも あと僅かかな
これは 東慶寺の桜
北鎌倉が すきって 何度も言ってしまうけれど
そうなの
やっぱり すきだわって
訪れる度に 毎回思うの
ひんやりした空気のなかで
うぐいすの鳴き声を聞きながら
竹林の木漏れ日をながめていると
時がとまる気がする
この あざやかな赤と クリーム色の花は みつまた
樹皮は 和紙や お札の原料だよと
おとなりで写真を撮っていた おじいさんが教えてくれました
春いちばんに咲く花 「さきくさ」 として
万葉集にも詠まれています
「春されば まづ三枝の幸くあらば 後にも逢はむ な恋ひそ我妹」
たぶん 意味は
愛しい人よ
春がくれば かならず三枝(さきくさ)が咲くように
無事であれば いつか逢えるのだから そんなに恋しがらないで
うふふ
しあわせで せつない恋の歌だね