物 | 焦らずとも何はともあれの今日

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なんてことない毎日の足跡を残していこうと思っています。少しずつ変わっていく自分、         とりまく環境の変化、日常、恋愛、趣味など多岐にわたる記録です。

古時計
久しぶりにテーマ「思案」、身の回りの小物。

いきなり話が逸れるが、このテーマ「思案」はいつも何かしらの出来事があって、それに影響を受けて思考しながら書いてる。なのでテーマ「日記」や「私事」よりもかなり僕の内面を伺える記事が多い。と思うんだけどどうかな(´・ω・`)

さて、当記事のきっかけとなった出来事なんだけど、別れる時に元カノから貰った手袋が昨日破けてしまった。親指の付け根あたりがばっくりと。2シーズンも使ってないのに破れてしまったのでかなりショック・・・。

「未練たらしい」って思われる方がいるかもだけど、少し違う。僕はたぶん、普通の人よりもに対する愛着が強い。

昔からあらゆる物には霊が宿るってよく言われてるし、誰でも聞いたことある話なんじゃないかと思う。以前書いた って記事にもあるけど、僕はそういった「見えないもの」を信じてる。なので、身の回りのあらゆる物、特によくお世話になってる物、長い間使ってる物、大切な人から貰った物にはこれでもかってぐらいの愛情を持っている。

↑上の写真は小学校3年生の時に買った目覚まし時計。前の引越しの時に惜しみながらも捨てた。その直前に撮ったものだ。いっぱいの感謝の気持ちを込めて。「今までありがとう。長い間お世話になりました」って。

ベルが鳴らなくなっても、秒針が動かなくなっても、10年以上僕の時間を見守ってくれていた物だけにかなり悲しかった。


あらゆる物は大切にしてあげなくてはいけない。不注意により壊れたり破れたりしても、「ただ買い換えればいいじゃん」って問題じゃない。もっと大事に使ってあげてたらもっと長く使えたかも知れないのに。それが人の手によって失われたんだから、それ相応に、いっぱいの感謝の気持ちを込めてあげないと。

かと言って、まだ使えるからとボロボロになるまで買い替えなかったり、それこそ未練たらしく大事に取っておくんじゃなくて、捨てる時は捨てる。それがその「物」にとっても大事なことだと思う。ただ一言、捨てる時に「ありがと」ってお礼を言って葬ってあげればいい。


ちょっと変に思われるかも知れないけど、僕はこういう考え方を持っている。だからなのか、物への愛情が感じられない人は基本的に受け付けない。雑に物を扱う人は好意を持てない。そんな部分が僕にはある。まぁ、これも価値観の違いって言葉で済んじゃうけど。

ちなみに今の彼女はすごく丁寧に物を扱ってくれる(*'-')うちで一緒に家事をしてる時はそれが顕著だ♪ そういう部分にも惚れてるのかも知れない(笑)

さらにちなみに、元カノから貰った物で今でも使ってる物は他にもある。当然今の彼女にはそんなこと言わないが。

今はもう別れてしまったとは言え、貰った時は愛に溢れた品物だったはず。それを別れたからって捨ててしまうのは不憫だ。おそらく、これからもずっと使えなくなるまで大事に使うと思う。


昔の人は物を大事に大事に使ってた。何度も何度も修理して、大切に扱って、愛を持って接してたはず。最近そんな人ほとんどいないんじゃないかな。

修理するための技術は持てなくても、愛情は持てる。

大切に扱うことはできる。

ちょっとした心がけだと思うんだけど、どうかな?