第34回 ミーティング | NPO法人TEDIC 公式ブログ「活動報告」

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NPO法人TEDIC(テディック)東日本大震災での被災や、貧困・虐待・ネグレクト・友人関係のつまずきなど様々な事情の中で生きている子ども・若者を、「学習支援」や「フリースクール」、「子ども食堂」などを通じて地域の力で支えるNPOです。

こんにちは!
TEDICの井上です音譜
TEDICでは、先週第五フェイズ初の派遣を終え、本格的に活動を始めました。
今日は、初派遣を終えたあと行われたミーティングについてお伝えします。



まずは、新チューターもいるということで、派遣報告を細かくしました。
派遣に行ったことのないチューターはなかなかイメージがつきにくいと思いますが、一日の流れや内容など、この時間でだいたいのイメージをつかめたのではと思います。


次に生徒の引き継ぎです。
今フェイズから、生徒の課題やつまづきを派遣されたチューターがこれだと見極めて考えるのではなく、どんな可能性が考えられるのか全員で意見を出し合い、話し合う時間として生徒の引き継ぎをしています。

今回は、今までできていたことができなくなってしまった生徒への対応を話し合いました。

なぜできなくなってしまったのか、その子に何ができるかを考えた結果、
生徒自身が自分の力で習ったことを適切に使える道筋を示すことが必要だという意見がでました。

教師としてできることは、道を示したり、ゴールのためのヒントを与えたりすること。
最終的にゴールテープを切るのは生徒自身にさせなければならない。

干渉しすぎることがいいわけではありません。
彼らが自分の力で知識を活用できるよう、わたしたちにできることを適切な形でできるようになりたいと思います。



次に行ったのは、ディスカッションです。
教師として必要な力を身につけ、考えを深めていく時間で、今回は二週間をかけてひとつのテーマに取り組みます。

今回のテーマは、教科教育についてです。
まず、一枚の紙に
・なぜ教師になりたいのか
を書いて、それを他のチューターと共有し、それについてのコメントをもらいました。

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理由のなかには、
ひらめき電球尊敬する先生のようになりたい
ひらめき電球自分の母校で働きたい
などが出ていました。

そして、次に
・自分の担当教科をどうやって選んだか
・自分の担当教科を生徒が学ぶ意味は何か
をひとりひとり考えました。

学ぶ意味として挙げられたのは、
ひらめき電球考える力を育める(数学)
ひらめき電球生活のなかで役に立つ(理科、算数)
ひらめき電球多くの情報や異なる文化を知るための道具になる(英語)
などでした。

次回のディスカッションは、第二部として、各々が考える「その教科を学ぶ意味」が達成できるような授業を設計し、発表します。

どんな授業が見られるのかとても楽しみですねビックリマーク



今週の活動はお盆休みでありませんが、再来週の18日の派遣に向けてがんばっていきます!

皆様も暑いなかですが、体調に気をつけてお過ごしくださいヒマワリ