【石巻】第43回 出張授業 | NPO法人TEDIC 公式ブログ「活動報告」

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NPO法人TEDIC(テディック)東日本大震災での被災や、貧困・虐待・ネグレクト・友人関係のつまずきなど様々な事情の中で生きている子ども・若者を、「学習支援」や「フリースクール」、「子ども食堂」などを通じて地域の力で支えるNPOです。

はじめまして。第5フェイズ新チューターの田子です。

初回ミーティングを終え第5フェイズ初派遣となる今回も、4カ所で授業を行ってきました。

今回の派遣メンバーは服部(まゆゆ)、星(ゆりえってぃ)、鈴木(とんちゃん)、私(きみちゃん)の4人でした。
女性陣ということで、ガールズトークが絶えませんでした!笑

まずは石巻中央公民館での授業。
計4人の小学生が来てくれました!

夏休みの宿題に取り組む子や自ら持ってきたドリルに取り組む子など、暑さに負けず落ち着いて学習していました。
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休憩中にはチューターとお話をしたり折り紙で遊んだりしていましたが、休憩と学習の時間のメリハリをつけて取り組めていました。



次は開成地区第五団地へ。高校生2人に数学、英語、古文を教えました。
今回は夏休みの課題が中心で、自ら学習の計画を立てて進められていました。古文は見分け方の難しい動詞の活用についてでしたが、授業で覚えた覚え方を思い出しながら取り組めていました。


そして次は南境地区第七団地。中学生が4人来てくれました。

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いつの間にか終了時間を迎え、あっという間の2時間が経ちました。ひた向きに学習しようとする姿を見て、私たちチューターも学習意欲が上がりました。


最後は一番谷地南地区。小学生1人、
中学生6人の計7人と勉強しました。
いつも元気で明るい男の子たち。休憩と学習時間の区別をし、勉強しようという意欲がみえた今回でした。ある子はとても積極的に学習を進めており、自ら「やりましょう」と声をかけてくれた時にはとても嬉しく感じました。


今回の活動で最も印象に残ったのは、子どもたちの学習意欲です。個々に勉強しているだけではなく、一緒に学習している友達と切磋琢磨しながら学習を進める子どもたちの姿を見てあたたかい気持ちになりました。
限られた時間のなかでどれだけのことを子どもたちに与えられるかは、私たちチューターの努力ややる気次第です。今回の反省点をもとに次回に向けて力を尽くしていこうと決めました。

また自身初の派遣である今回を楽しさを感じて終わることができたのが私にとって大きな収穫です。子どもたちにもチューターにとっても「楽しさ」は学習において重要な要素だと思います。これからもこの初心を忘れずにしていきたいです。

次の派遣はお盆明けの8/18です。TEDICの学習を毎度楽しみに待ってくれている石巻の子供たちのために、私たちチューターも切磋琢磨して頑張っていきたいと思います!(*^^*)