<追記 2010.09.23>
Eclipse 3.6 でも、以降の作業は同様です。
<追記終わり>

Eclipseの導入である。私自身、それほどEclipseを使うわけではない。最近ではたまにFlexで遊ぶ程度だ。「Flexはタダで開発したいが、Eclipseはよく知らない」という人もいらっしゃるだろう。そんな人に「Eclipseのインストールは他所で見てくれ」というのはむごい気がするので書いてみることにした。

Eclipseはプログラム開発するときの環境である。Microsoft の Visual Basic .net などを起動すると、やはり開発環境が起動する。Excel で Alt + F11 を押すと、VBAの開発環境が起動する。
ソースコードを書いて、コンパイルして、ということができるもの、である。
Eclipseの特徴として、特定の言語向け、という訳ではなく、プラグインを導入することで様々な言語の開発に利用できる、という点が挙げられるだろう。


今回はEclipseの仲間で、日本語化パッチを適用しなくても日本語化されているという、Pleiades を入れる。どうしてもEclipseがいい、という方でも、バージョンが古くても、インストール方法は同じである。基本的にzipファイルを解凍すればOKなのである。

ダウンロードサイト
http://mergedoc.sourceforge.jp/
ちなみに、Windows専用なので悪しからず。
好みに合わせて、だろうけれど、ここでは Pleiades 3.5 を選ぶ。axdtなどはこのバージョンによって入れ方が違うようなので、迷ったら3.5で。私の環境にはJREが入っているので、Pleiades の 3.5 Standard All in One (JRE なし)の Java をダウンロードした。
ちなみに、Ultimate か Java のどちらかでなければ作動しなかったように記憶している。できればもっと軽量の、Platform にして、不足するプラグインを追加する形にできればいいのだが、現状できていない。


ちなみに、JREはJavaの実行環境。Javaで書かれたプログラムを実行するにはJREが必要である。JDKってのも聞くことはあるかもしれないが、こちらは開発時に使うもの。

インストールは極めて簡単。ダウンロードしたファイルを解凍する。今回のバージョンでは pleiades-e3.5-java_20100226 というフォルダの中に
.metadata.default
eclipse
という、2つのフォルダが展開される。

この pleiades-e3.5-java_20100226 を適当にリネームし、好きな場所に移動させる。

起動方法は、先ほどの eclipse というフォルダの下の eclipse.exe というファイルを実行するだけ。

$VBA (マクロ) 作法/コーディング規約 集約中 ~ メタボなプログラムにサヨナラしよう

起動するときに「ワークスペース・ランチャー」というものが出てくるが、起動確認だけならそのままOKを押せばよい。

いちおう、使われているJREをチェックしておこう。
・[Windows]-[設定] を選択
・[設定]ダイアログが開くので、ツリービューっていうの?から[Java]-[インストール済の JRE]で確認しよう。上手く認識されていなければ追加する。bin や lib を指定するのではなく、bin や lib の親フォルダを指定する。

Eclipseのインストールと起動はこんなもんだろうか。


フリーソフトでFlex開発 ~ 概略編
フリーソフトでFlex開発 ~ Eclipse 編
フリーソフトでFlex開発 ~ Flex SDK 編(前半)
フリーソフトでFlex開発 ~ Flex SDK 編(後半)
フリーソフトでFlex開発 ~ fcsh 編
フリーソフトでFlex開発 ~ axdt 編