プロセス主義?
【高岡市・福岡町にて】
(さかのぼってます)
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最初から一緒に考えて、想いをカタチに。
そこに住む人たちが長く親しめるものを。
そして、もっとたくさんの人を当事者に。
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わが社のホームページをひらくと、
一番最初に出てくる言葉です。
ワールドリー・デザイン
1行目は、「生み出す」ために大切にしたい姿勢。
2行目は、「デザインする」際に大切にしたい姿勢。
3行目は、「まちづくり」を語る上で大切だと思う姿勢。
これらは、全部セットなんだよな~…と、
10月21日も感じたのでした。
この日は、Blog仲間さんがuchikawa六角堂にいらしてくれたり、
深夜はNHKラジオでハラハラドキドキの生出演だったり、
物理的な移動も心の有り様も、振り子のような一日でした。
「当事者意識」は「意識を持て!」って言ったって、
急に身に付くものではありません。
何かのきっかけはあるかもしれないけど、
それはきっと、ひとつではない。
タイミングも含め、いろんな条件が重ならないと、
意識は変わらない。
だからこそ、
様々なきっかけが生まれるプロセスに、
できるだけ立ち会い、できるだけ寄り添いたい。
これが私のいちばんの喜びのひとつなんだなと、
感じた会議がありました。
福岡町で制作している「ふくおかたろぐ」の編集会議。
号を重ねるごとに、関わっている方々の熱量がどんどん高まってきましたが、
第3弾はさらにパワーアップ!
こちら側が提示する道すじの中に納まることなく、
どんどん新たな提案が出てくる。出てくる。
…こういう場に立ち会えていると、
やっぱり私はデザインというより
コーディネーション係なんだよなぁ…と、幸せを感じてしまう。
結果がすべてとはいえ、
こうやって一緒に考えたり、笑ったり、くいしばってるプロセスが、
私の喜びそのものな気もします。