こんにちは!税理士の高山弥生です。
最近「融資」系で書いてます。
リスケって聞いたことありますか?
金融機関からの借入について、資金繰りが厳しいときに
元金返済を一時的に猶予(全額または減額)することです。
但し利息の猶予までは基本的になし。
資金繰予定表を作成し
返済猶予を依頼します。
資金繰り逼迫の緊急度が高い場合は、
暫定猶予(1~3ヶ月)を
申出し、再建計画提出期限を設定します。
ここで、下手に返済額を下げる、
とかやらないで「全額猶予」にしておきたいです。
リスケ終了後はまた新規融資OKとなりますが
リスケの間は新規融資を受けられないため、
また資金繰りにつまづいたらアウトだからです。
まずメイン行に相談し、
他の取引金融機関があれば一律同条件で
申入れすることが必要です。
但し、圧倒メイン(シェアー80%超等)の場合
は、下位行を外すことはあります。
下位行を外せるのであればリスケではなく
他の手段をまずは考えるべきかもしれません。
リスケは新規融資も借り換えもダメなときの
最終手段です。