マイナー志向 | たたみすとの日常

たたみすとの日常

仕事もサポーター活動も一生懸命。老舗畳店四代目の雑記帳。

 小学校高学年から中学校にかけて、非常に相撲好きだった頃がありました。当初の贔屓は貴乃花(先代)だったり、小兵ながら相手を豪快に投げ飛ばす相撲から、前みつ取って一気に寄る速攻相撲に変身し、一気に上位に上り詰めた千代の富士だったのですが、テレビの相撲中継は3時過ぎからやっており、十両とか幕下という階級があることを知って、次第にそちらへと興味が移行していきました。

 ご存じの通り、十両というのは幕内の下のカテゴリーでして、ここには、力は衰えつつあるものの、頭脳と相撲のうまさで生き残るベテラン力士と、まだ一般には知られていない若手のホープ達が混在し、熱い戦いを繰り広げているんです。当時の子供としては実にマニアック。たちまち虜になり、終いには十両の取組だけしか見なくなりました。(笑)

 この前も書きましたが、FC町田ゼルビアが今期から参戦するJ2というカテゴリーも、十両に似て、J1から降格して来たチームと、JFLから昇格して来たチーム。いつしかJ2が定位置となってしまったチーム。それらが凌ぎを削っています。ゼルビアには、いち早くJ1に上がって欲しいのですが、近年の外国人力士たちのように、上がるのは早いがすぐにパっとしなくなるなんてことがないよう、じっくりと“出世”していって欲しいものです。