初の台湾プロ野球！Lamigoモンキーズの本拠地にやって来た☆桃園國際棒球場観戦記【8/31編】
今日もお疲れさまです
※【台湾旅行記②】の続きになります。
桃園市内の観光から一旦ホテルへ戻って着替えを済ませ、やって来たのは中壢（ジョンリー）駅からすぐの中壢客運のバスターミナル。
Lamigoモンキーズの本拠地・桃園國際棒球場へは、この近くから無料のシャトルバスが出ているのですが、そのシャトルバスの始発よりも早めに行って色々と見て回りたかったので、こちら中壢客運の路線バスを利用することに。
…しかしこの172番という路線、実は1日に数えるほどしか本数がないというのを後で知ったのですが、結局しばらく待ってもバスが来ないためタクシーで行くことに変更。
運転手さんに「Taoyuan International Baseball Stadium」と伝えたところすぐ発車したので大丈夫だろうと思っていたら、途中で何か違う方向に進んでいることに気付きます。
道路の案内板を見ると空港へ向かっており、慌てて「No,Airport! I want to go to Baseball Stadium!」と叫んだのですが、実は最初から英語が全く通じてなかったという事実…
そこで「Lamigo! Lamigo!」と叫ぶと運転手さんやっと理解。遠回りになりましたが無事に球場へ向かってもらうことができました(^_^;)
球場へ着く直前、タクシーの窓からは近々開通予定と言われているMRT空港線の駅と、テスト走行を行っている車両が見えました。
…この路線が開通すれば、中壢駅-桃園國際棒球場-桃園国際空港-台北市内が1本の路線で繋がることになり大変便利なのですが、現在はほぼ完成しているもののまだトラブル多発でテストを行っている段階で、いつ開通できるのかの見通しが立たない状況のようです。
来年行くときに開通してれば、もうバスもタクシーも使わなくてもよくなるんですけどね(^o^;)
※追記：2017年3月に台北駅から環北駅までのMRT空港線が開通し、球場前の駅と桃園国際空港・台北市内が電車1本で行けるようになりました。尚、環北駅から中壢駅までは未開通です。
…というわけですったもんだがありましたが、無事に桃園國際棒球場へ到着！
ホントは2014年秋にマリーンズがここで交流試合を行った時に来たかったんですが、その時は都合により断念。そこからいつかは来てみたいと思っていたのがようやく実現しました！
球場正面にあるこちらのチケット売り場。「かもめの窓口」ならぬ「猿の窓口」とでもいいましょうか（笑）
台湾のプロ野球は全ての試合が全席指定席となるようで、ここ桃園球場ではアルファベットで好きなエリアを選ぶようです。
内野の当日券は400元（約1360円）で、「全票」が大人で「半票」は子供。これは電車やバスでもこれまでに見かけたのですっかり覚えました。ちなみにこの球場では内野席は全てLamigoの応援席で、ライト側の外野席がビジター応援席となるようです。
ちなみにこの日から3日連続でプロ野球観戦予定の私、チケットは一緒に観戦する現地在住のお友達に3試合分全て前売りで購入してもらってました☆
そして入場。ゲートから入ると大きなビジョンに、Lamigoの選手たちが出迎えてくれます。
こちらもカッコいいですね！
そしていよいよスタンドへ。「ゲート抜ければ広がる世界～」と、「野球があるから」のメロディーが頭の中で流れます♪
おぉ、初めまして桃園國際棒球場！
ブルーに統一された二層のスタンドに天然芝。そして以前の中継で気になって仕方なかった四角いバッターズサークル等、実際にここへ来ることができて本当に感激でしたo(^▽^)o
ここでコンコース内を散策。こちらがドリンクやフードのショップになりますが、あまりお腹がすいてなかったため後で行こうと思ってたら、結局試合が終わるまで行かずじまい…(^_^;)
そして（写真撮り忘れましたが）グッズショップに行ったところ、普段から情報収集でお世話になっている「ラミゴジャパン」のtwitter ⇒こちら を運営されてる日本人スタッフさんに挨拶することができました！
マリーンズファンを中心に日本からの来場も増えてるようで、多くの日本の方にぜひ観戦に来て欲しいとのことでした。
そしてやっぱり台湾ビール！球場には売り子さんはいないため売店へ買いにいかねばなりませんが、やはり球場で飲む冷たいビールはいいものですね(^ε^)♪
始球式に登場したのは台湾のタレントさんということですが、さすがに存じ上げず…
スタメン発表はアナウンス等はなく、突然画面に表示。試合は18時35分にプレイボールとなります。
そしてあのラミガールズが登場！聞くところによると、内野の応援席にはやはりラミガールズ目当てのファンもかなり多いとか（苦笑）
この日のLamigoの先発はセゴビア投手。1勝だけですがメジャーリーグでの勝利も経験しているベテランピッチャーのようです。
対する義大ライノズの先発は羅力ことローリー投手。何か見たことがあるなぁと思ったら、2013年の鴨川キャンプでマリーンズの入団テストを受けたマイク・ローリー投手でした！
…マリーンズへの入団は見送りとなりましたが、その後台湾では昨年2015年に最多勝・最優秀防御率・最多奪三振の三冠に輝いてるんですね☆
試合は初回、代表チームにも選ばれている林泓育（リン・ホンユー）選手の犠牲フライでLamigoが先制！
そして始まるLamigoの熱い応援！特にこの応援団長の阿誠（アチェン）さんはものすごくエネルギッシュでパワフルで、応援のリードにダンスにとまぁすごかった！
…2014年の交流戦の中継でも目立ってましたもんね～
こちらは2年目のスラッガー、「大王」こと王柏融（ワン・ボーロン）選手。昨年の台湾シリーズでは優秀選手にも選ばれ、今年2月に石垣島で行われたマリーンズとの交流戦にも出場してましたね。
試合は5回まで両外国人先発投手の踏ん張りにより1-0のまま進みますが、6回には朱育賢選手が2点タイムリー！
…朱選手はこの後8回にもスリーランを放ち、2安打5打点の大活躍でした(^∇^)
さぁ、そして待ちに待った（？）ゴンドラの時間がやって来ました！
カンパイガールズの今井さやかさんも2度昇ったというこちらのゴンドラ、実際に観ると思ったよりも高いところまで上がっていたので、実際にこの上からだと怖そうですね(^o^;)
…てかこのお客さんを喜ばせようという演出、ホントに面白いと思います♪
こちらはライト側のビジョン。綺麗ですね～
そうそう、気になったのがこの単位。「尺」だと330尺がほぼ100mになるので恐らくはそうだと思うのですが…
Lamigoの人気マスコットの猿氣小子（ユエンチー・シャオズ）くん、ちょっと態度が悪そうにも見えます（笑）
それにしてもLamigoの応援はホントにファンが楽しそうに盛り上がってますし、もちろんマリーンズの応援もふんだんに使われてて、楽しくて居心地のいい空間でした♪
こちらは今年から新しく登場したという大聖（ダーセン）くん。見た目は怖いですがとてもフレンドリーで、私も一緒に写真を撮ってもらいましたよ☆
この日の試合はLamigoペース！7回には元ホークスの陽耀勲（ヤン・ヤオシュン）選手がソロホームラン！ファイターズ陽岱鋼選手の実兄で、日本ではピッチャーでしたよね～
…今度は煙も出ます(ﾉﾟοﾟ)ﾉ
これこれ、まるでQVCマリンフィールドを思わせるウイングビジョンですが、これは以前からあったのかな!?
結局試合はLamigoの大勝！いきなり照明が落とされると、すごい勢いでレフトスタンドから勝利の花火が上がりました！
敗れた義大の選手たちもファンに挨拶。身売り問題がちょっと気になりますね…
この試合のMVPに選ばれたのは先発のセゴビア投手。しかしこの雰囲気、どうしてもあの青松選手のダンスを思い出してしまいますね（笑）
踊る猿氣小子くん、何となく憎めないかわいさです♪
…ということで、初の台湾プロ野球観戦はホームのLamigoが勝利し、盛り上がるスタンドの空気を感じることができました☆
…ちなみに、台湾のスコアボードでは最後の「X」はどうやら入らないようでした。
試合終了後には球場正面から無料のシャトルバスに乗って中壢のバスターミナルへ。こちらがそのシャトルバスの乗り場になりますが、来年来るときはぜひともMRTが開通していることを祈ってます（苦笑）
…ということで、正直お腹も空いてたんですが、それ以上に疲れの方が大きくこの日はこのあとホテルで爆睡。
翌日は荷物をまとめて次の目的地である台北へと向かいましたが、その様子は後日更新予定の【台湾旅行記③】でまとめたいと思ってます(o^-')b
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