いつもたくさんの方に見て頂き、ありがとうございます
宝塚発達心理ラボのラボ子です。
昨日、同じ敷地内で学ぶ高校理科の化学の実験に、支援学校の生徒も参加せていただきました。
今回は合同授業なので、あえて化学式の説明はなく、
「せっけんとは、油脂のけん化により得られる高級脂肪酸のナトリウム塩です」
という説明がサラッとあって、
「油+アルカリ(水酸化ナトリウム)→せっけん」
という説明のあと、すぐに作り方に入ってくださいました。
高3の選択授業で、1班に高校生3人と支援学校生1~2人で一つの班です。6班できていました。
化学実験らしく、実験用メガネをかけ、フラスコやビーカーを操作する姿はかっこよかったです。
授業は50分ですが、空のペットボトルを人数分(30本以上!)用意したり、香りづけに、シナモンやリキュール、はちみつ・・など8種類も用意してくださるなど、この授業の準備のために多くの時間が使われていると思うと、感謝の気持ちしかありません。
ある高校生の男子は、家からお気に入りの香水を持ってきて、それを自然派せっけんの香りにしていました。なんとまぁおしゃれ!
高校生はすごく優しくて、とてもフラットに話しかけてくれます。
一緒に笑い合っている姿を見ると、こういう学びの場がもっともっと広がるといいなぁと単純に思えます。