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宝塚発達心理ラボのラボ子です。
今日は、昔の同僚たちとビアガーデンの予定・・・でしたが、雨天のため中止。・・・で、中華料理でのお食事会になりました。そのメンバーの中には、長年介助員をされて退職されたAさんもいらっしゃっていました。今日はそのAさんのお話です。
介助員のAさんの主な仕事は、スクールバスの添乗、クラスに入って子どものサポートなど・・・でした。このサポートというのが実に微妙で、「教師の指示の下で動く」というしばりがあります。だからどんなにベテランさんであっても、介助員さんは建前上は子どもへ指導はしてはいけないことになっています。あくまで補助が仕事。
でも、朝早くからスクールバスの添乗の仕事をしている介助員さんは、親の顔も知っているし、親の子供への対応を見ているし、いろんな子どもを通して担任の動き方なども見ているし・・・と、実に学校のことをよくわかっていらっしゃいます。その中でもAさんは、それを20年くらいされてきた方なので、本当にいろんなことがよくわかっていらっしゃる方です。今でも子どもの名前をちゃんと覚えていらっしゃいました。ほんとびっくり!
スクールバスはある意味、動く密室であり、逃げ場がない空間です。そんな中で子どもの荒れなどをうまくかわして、日々無事学校に送り届けてくださることって、素人にはなかなかできることではありません。やはり介助員さんたちはプロ集団なのです。
学校というのは、どうしても教員だけがスポットをあたりやすいですが、実は、校務員さんや介助員さん、バスの運転手さん、給食の方、事務室の方・・・などがいてくださらないとまず回りません。そしてこの方たちが子どものことを色々知って下さっているのにもびっくりします。そして子どもに対してやさしいのにもびっくり!します。
Aさんはやっぱりすごい人だった。Aさんはもう退職されてしまっているけど、今後に続く介助員さんのためにも待遇改善を祈ります!