2014.5.8追記、
ラードを皮膚に塗る(スキンケア)万人に良いわけではありません… という記事を書きました。タイトル通りの内容です。しかしながらラードスキンケアは多くの方に効果的である、というのは多数報告されています。例外があるということで、必ず使用前には腕の裏や太ももの裏でパッチテストを行われることをお勧めします。
2014.4.11追記、光栄なことに、夏井睦医師に当ページをご紹介頂きました。感謝いたします。夏井先生のページは下記リンクです。またほかラードのスキンケアに関するアドバイスも加筆しました。
http://www.wound-treatment.jp/new.htm#0411-06:00-7
こんなポスター、発見しました。「彼らはハッピー、なぜならラードを食べているから」下にはラード情報組合、とあります。
みなさまこんばんわ。
今夜は東京ではテレビ東京「主治医が見つかる診療所」の春の超簡単ダイエットスペシャル が放送されました。MECの渡辺信幸先生が収録でご出演。しかしながら私、放送時間を勘違いし、ちょうど先生の部分を見逃してしまった、ガク。どなたかが後日YOUTUBEにあげてくださることを願います。
==追記==
早いですね、動画がアップロードされました。先生若い。
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表題の件、みなさまはラード使ってらっしゃいますか?
もちろん料理のみならず、スキンケアに、です。ヘアケアにお使いの方もいるでしょう。メイク落としやマッサージオイル、化粧下地、日焼け後のクリームなど、ラードは万能です。
渡辺先生が楽しそうにラードを塗っている動画
https://www.youtube.com/watch?v=TG-DAsn1wn0#t=34m37s
(ラード登場当たりの場面で再生します)
皮膚常在菌の環境を保ってあげることで、皮膚は白く瑞々しい姿をキープすることができます。
なんでも、豚のラードと人間の皮脂の脂肪酸組成は、牛脂や馬油、植物性油なんかと比較するともっとも近いものだそうです。
「新しい創傷治療」で有名な夏井睦先生のページに寄せられたメールで、ラードで育菌スキンケアというものがあり、そこに解説されています。
===引用===
ラードの上位8割を占めるオレイン酸,パルミチン酸,ステアリン酸は、いずれも皮膚常在菌による皮脂分解産物とやはり共通です。
皮脂の上位8割を占めるオレイン酸,パルミチン酸,リノール酸が組成比も含めてラードに非常に近いのは注目すべき点です。人間皮脂に含まれる脂肪酸6種がラード全体の96.7%を占めるのも素晴らしい一致です。
===引用終わり===
ラードと比較して創傷治療ではワセリンが取り上げられますが、ワセリンは石油製品。どちらが皮膚常在菌にとっていいでしょう。動物性でヒトの皮脂の脂肪酸組成に近いラードがいい、ということがわかります。
参考:
http://www.wound-treatment.jp/title_new_2014-03.htm
http://www.wound-treatment.jp/new_2014-03.htm#0325-06:00-5
創傷治療の観点からすれば、傷を治すならとにかくその再生能力を助けてあげることが一番大事、消毒、乾燥などもってのほか。その条件ならば、ラードがぴったりです。
私はおっちょこちょいで、料理の際には手を切ったり火傷したりしますが、いつもラードを塗っています。子供が切り傷を負った際も、水で洗ってラードを塗ってあげます。傷はやがて痕が残らなくなります。
何度となく書いていますが、妊娠後期の私にとって、お腹の皮が伸びて痒くなって湿疹が起こることがあります。そんなときは保存料がはいっていない自作ラード。皮膚を乾燥から保護し、伸縮、生成を助けてくれます。妊娠線が出来てしまうのは女性にとって辛いことです。もちろん勲章ともなりますが、予防できるなら予防したい。
以前にもまして卵の摂取量も増加。一日に5,6個のペースです。身体の中から外から、細胞の生成を促します。そしてきっと、健やかなお腹の赤ちゃんの成長にも役立っていると信じています。
ラードは自作できますので、皮膚塗布の場合は、自作ラードをお勧めします。既成品の場合、保存料が肌に合わず、痒みが起こったりする場合があります。過去記事【鳥肉なめこほうれん草の炒め煮スープ】低糖質生活52日目 にも書きましたが、そうした場合の渡辺信幸先生からのアドバイスは、一旦ラード使用を中止し、ワセリンに切り替える、だそうです。
渡辺信幸先生のコメント再掲載
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植物性の油脂よりラードの方が安全性が高く、保湿効果や組織の修復能も優れていますが、市販の物は純粋といっても、品質にばらつきがあったり、人によってはお肌に合わない不純物も混入している可能性もあります。略
すべてのもの(化粧品や軟膏)でいえることですが、お肌に合わないと感じたら、一度中止してみてください。ワセリンで代用することをお勧めします。それで比較をしてみて、少しずつラードも使用するのも良いでしょう。
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ほか、夏井睦先生のページにあげられた、「既成品ラードの顔面塗布で炎症が出た」との体験談へのメールも参考になりますので紹介させていただきます。
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以前に化粧をされていた女性であれば、これは皮膚移植された患者は誰も救えないのと一緒で、化粧によって肌に刻まれたダメージはもとに戻らないのではないかと思いました。(全くの見当違いでしたら申し訳ありません)
顔以外に肌トラブルがないのであれば、就寝前に上腕などの目立たない箇所にラードを塗るパッチテストによって、ラードだけが原因の炎症なのか、化粧のせいで顔だけ炎症が起きやすくなってしまったのかが翌朝分かるはずです。
ワセリンにせよラードにせよ、皮膚や常在菌にとってのバリア(嫌気性/弱酸性)を一時的に作ることはできても、皮膚炎に対する根本治療にはなり難いものと思われます。
育菌的な皮膚炎対策としては、皮膚炎の火消しに重要な「制御性T細胞」を増やす為に、腸内の酪酸を増やす「ミヤリサン錠」と食物繊維・難消化性デンプンの摂取
が最適と思います。
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