こんにちは。
馬の油を買ってみました。スキンケア用です。
これまで、自作ラードを自分用のスキンケアとしてきました。
効果はワセリン同様、皮膚をカバーして潤いを保つという効果はあったと思われます。
ただ、ラードは浸透しにくく、いつまでも表面に残っているので、ベタベタ・テカテカ感が続きました。(独特の脂っぽい匂いもあります)
いっぽう、馬の油はどうでしょうか。
植物性脂肪に近い特徴 高い浸透力のリノレン酸
いつもお世話になっている肉屋さんに売っていました。
100%、馬油。
(調理用でしょうか? 肉屋さんで販売しているのは、何用か。実はわかりません…今度聞いてみます)
固形の馬油を、指で取って、手の甲に付けてみます。指に取るとすぐに融解して、液状になります。手の甲では、伸びが良く、数十分すると、皮膚の表面はさらりとしています。浸透したのでしょうか?
調べてみますと、
「馬油は不飽和脂肪酸が多く含まれていて、他の動物性脂肪とは違って植物性脂肪に近い成分」
「人間の脂肪構成に極めて近い」
「不飽和脂肪酸のリノレン酸などが含まれる」
「リノレン酸にはアレルギー疾患に効果的で、高い浸透力がある」
ということが分かりました。
確かに、ラードや牛脂が獣の脂肪の匂いがするのに対し、
馬油は草のような香り(若干、腐敗?発酵したような草の匂い)です。
ラードとくらべると、ベタつきは少なく、ココナッツオイルに近いです。
ラードの特性と、馬油の特性を生かして、肌への使用法としては、今後、
ラード:化粧下地
馬油:就眠前に塗るクリーム
という用途に自分は設定しました。