スペイン旅行記~夢の夜行列車でグラナダからバルセロナへ~ | 人生の笑旅キロク帳

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カメラ片手に世界一周旅行!を夢見る、20代女子。
ジュエリー関係のお仕事をしつつ、遊びにも全力!
今は少しずついろんな国と場所を旅行しています♪

【スペイン旅行記】~グラナダからバルセロナ編~

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前回の記事
>>フリヒリアナはスペインで一番美しい村で間違いない
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フリヒリアナからグラナダへと戻ってきたのは、夕方。
確か17時頃だったかな。

ホテルへ戻り、
フロントに預けていた荷物をとりにいく。
よかったー、あった。


今日は夜にバルセロナへと移動します。



そう・・・・夢に見た寝台列車でっ!!(人´ω`)



日本でも乗ったことないし、初体験!

寝台列車デビューがまさか海外で、しかもヨーロッパを駆け抜けるなんて・・・
なんて贅沢な経験なんだ。
今死んでもいい。いや、ダメ。それはダメ。




夜の21:50発だったのですが、
トレドの悲劇※参照→★)の繰り返しだけは絶対に避けたいので、
余裕を持って、電車の駅には3時間前に到着!








用心しすぎ( ´ ▽ ` )












やっぱり可愛いな。
グラナダの駅。

夜ごはんがまだだったので、駅周辺で探すことに・・・。



しかし!大きなスーツケースを持っているので
あんまり遠くにはいけないしなー
うーん



・・・というわけでウロウロ探してたんだけど
いい感じのお店が全然なく。

え?やってる?廃れてるけど・・・やってる!?
っていうお店ならあるんだけど、あんまり入りたくないなぁ。



これは大誤算!
全然調べてきてないので、本当にウロウロ探すしかない。




数百メートルくらい歩いたところに良さげなお店を見つけました。




ひと気もあるし、ここにしよっ!



そこで念願のパエリアをオーダー★







パエリアがめちゃめちゃでっかくて、横に手を添えてみたけど伝わるかしら?
左手は、添えるだけ・・・ってやつ、やってみたんだけど。(スラムダンク読んだことない)


あと、正直いうとこの写真見ながらトマト的な何かが乗ってるやつ、
これなんだっけ・・・って記憶を駆け巡らせてるけれど
思い出す気配ありません。



や、やばい・・・旅との時差が・・・



パエリアは、そこそこの美味しさでしたー!(正直)

激ウマではない。
でも、どこで食べてもだいたい食べ物外さないっていうのが、スゴイ。


ここはメニューが英語表記がなく、ちょっと苦戦。
ちょーっとだけ載ってる写真を頼りに頑張りました。

あと、るるぶに載ってる食べ物の名前を照らし合わせて、
うんちゃらかんちゃらは焼くって意味じゃん!これは、焼き白身魚・・・?
と推理しながら。



パエリアの量が多すぎて多すぎて、
頑張ったら私のお腹がこんなになりました。


実は超胃下垂なんです。



恥ずかしいけど、ご覧ください。





わかります!?この腹のふくらみ!!!

あ、注目してほしいのは暑くてタンクトップになってるところじゃないですよ?
このお腹、何者。

妊婦の子より出てたときあります。



ポニョの歌ありますよね?


まんまるお腹の 元気な子っ♪

ってあれ、私です。



まんまるお腹で元気なのは紛れもない私の事です。
ゴハン食べたあとはすぐに、スイカ入ってるの?ってくらいお腹が出るのので
ほんと悩みですね・・・

プールや海に行くときは前日から絶食です。







そんな私の誰も求めてない膨らんだお腹をさらしたところで、
グラナダ駅へ








グラナダ→バルセロナへは

Torenhotel(トレンホテル) 寝台列車で行きます


約11時間の旅~★



席はクラスが分かれています!

GRAN CLASE(グランクラス) 
:特等 →寝台(ベッド2台)夕食、朝食、シャワートイレ付
PREFERENTE(プレフェレンテ)
:1等 →寝台(ベッド2台)
BUTACA GRAN CONFORT(ブタカ・グラン・コンフォルト)
:1等 →座席
TURISTA(ツーリスト)
:2等 →寝台(ベッド4台)or座席



今回はプリフェレンテ。
本当はシャワー付きのグランクラスにしたかったんだけど
いきなり高くなるので、その1個下で・・・
ツーリストもベッド、安いじゃーん!と思ったけど
ドミトリーチックで知らない人と4人になるのはちょっと怖いので、
やっぱり個室で・・・

こんなんじゃバックパッカーなれないよ!(´-ω-`;)ゞ



これ、日本から予約していったんだけど
調べても調べてもよくわかんなくて・・・

それがシャワー事情!



夜出発で、朝の8時くらいにバルセロナに着くんだけど
そこから観光となると、シャワーは浴びておきたい・・・


旅行会社に質問攻めしたんですけど、
担当者の方は

「グランクラスは個室にシャワーがありますが、
プレフェレンテは車両にございます。ご安心ください!」
って言ってたんですね。

その車両についている共同のシャワーが使えるから、大丈夫だと。



でも、Google先生に聞いてもそんな答えは載ってないんです。


「トレンホテル シャワー プレフェレンテ」
「トレンホテル シャワー ある」
「トレンホテル シャワー」


いろんな単語でめっちゃ調べましたけど、
全然情報出てこない・・・
少ない情報ではシャワーはグランクラスの個室だけ、としか書いてないんです。



http://4travel.jp/os_qa_each-31599.html
http://rail.arukikata.com/ticket/renfe_trenhotel.html

これ見て、

えええ~~やっぱりね!シャワーあるなんてそんなバカな!!
と思って3回くらい電話で確認したんですけど(しつこい)(暇人か)
その担当者はあるっていうから・・・


一応希望を持っていったんだけど、



結果からいうとありませんでした。


ご注意を。

でも不思議現象があったのであとで説明します☆




乗る前に観察!!




おぉーーーこれはグランクラスの人たちのみぞ許される、ディナーってやつですね!
グランクラスの料金にはコース料理が含まれます。

なのですごくおトクだと思う!


いいなぁ・・・将来の旦那さんと乗ってやる・・・
飲めないワインを飲んでほろ酔ってやる・・・


そんな妄想をしながら、乗り込みます。
ワクワク。




TH って書いてあるのがToranhotelの略。
バルセロナ・サンツ駅行きありましたーー。


あれっ20分早まってる??





チケットに席番号が乗ってたんだけど
よくわかんなかったので、優しい美人駅員さんに尋ねたら親切に案内してくれました。
美人なうえに親切であやうく惚れそうになりました。





通路は狭め!
マツコデラックスが通れるか?と聞かれたら、う~んとなるレベルです。






ここが私の部屋ーー!
やばい!寝台だ寝台!

思ったよりもめちゃくちゃキレイ。

カードキー式になっていて、外からはドアはあけられません。
結構厳重。安心。




帽子を置いてみた。旅人風。







脇に洗面所があって、お湯と水の加減が難しくて
アチッ!てなったりツメタッ!ってなるので注意。


コンセントやハンガー、荷物起き、ベッドサイドランプなどもあって
わぁーーーってなりました。

一人の空間・・・


ドアを閉めて、じっとしてみる。

まだまだ人が乗り込んでくる音が聞こえる。
隣の人の声が聞こえる。
壁、薄いな。
独り言も聞こえちゃうかもしれない。


ドキドキした。





そこでですね、
隣の車両の部屋も見に行ったんですよ。
私は一人部屋だけど、もうひとつは二人部屋なんで。
(ちなみに三人旅行です。どのタイミングでカミングアウトしてんだい。こそこそ)

そこもプレフェレンテの部屋だったんだけど なんと、




シャワーとトイレついてるよ・・・
え?どういうこと?


でもしっかり予約はプレフェレンテだしチケットも。
なぜ?????????????

ずるいぞっヽ(`Д´)ノ



発車までまだまだ時間があったので、
もう少し探検してみることに(子供か)。




おおぉーーここはっさき見た上流階級の人たちの場所ですね。
ルネッサーンスって言いながらワイン乾杯する場所ですね。


私には関係ない。と思いながらも、
向こう側に行きたくて通ってみました。チャレンジャー。



ちょうどこの旅をするちょっと前、
有吉の番組の「ウーマン・オンザ・プラネット」という番組で
主人公(?)のじゃじゃウーマンがスペインで寝台列車乗ってたんです!

なのですぐに私もこの体験が出来て嬉しかった~♡
テレビで見たやつだ~と思いながら、





食堂車両でなんも食べずに写真だけ撮ってご満悦!


暇をもてあました下々の遊びですよ。




なんかポテチとかチョコとかのお菓子も売ってました。
飲み物もいろいろ。

私がバックパッカーで、さらに英語もスペイン語も出来ていたなら
ここでカウンターに座って、ちょっくら隣の知らない人に話しかけていたことでしょう。
なんなら友達になって深い話もして連絡先交換なんかしちゃったりして。


でも違うんで、退散しました。



次に来たときは、そうなっていたい。




席(部屋)に戻り、パジャマになる。

あ、動き出した!!これから11時間の旅だけど、ほぼ寝てるのですぐについてしまうので楽!
動いた瞬間、やったー楽しみ!と叫びたくなった。


途中で車掌?のお姉さんがコンコンとノックしてチケットの確認。

英語でなにやら、ばーーっと説明されたんだけど、
もちろんわからなく、

得意のあいづちと笑顔で「オーケイ d((´∀`*) グンナイ!」と答える私。


全然オーケイじゃないんだけどな。



たぶん、明日は7時くらいに起こしにくるよって言ってたんだと思う。
きっとそうだ。
セブンオクロックって言ってたような気がするもん。



そしていつのまにか、疲れて眠ってしまった・・・
お化粧も落とさずに。










・・・・







ハッ(; ̄Д ̄)









と気付いた頃は深夜の2時過ぎ。
ヤッチマッターーー。


ていうか 寒!!!!!!!!
さっむい!冷房ガンガン!?



途中でめっちゃくちゃ寒くなって
上着着て毛布にくるまりながらガタガタしてました。

列車あるあるだね。




はじめてトイレに行った。
トイレは車両の一番はじっこ。
誰もいなかった。

もう起きてる人はいないのかな。


部屋に戻ると、ゴン!って音が不定期でたまに聞こえることに気付く。
起きてる人いたのか、それとも寝相なのか。



ずっと閉めてたカーテンを、そっと開けてみた。



まっくら。



ものすごいスピードで走ってるのだけはわかる。
結構速い。


目を凝らしてみると、なーーーーんにもない道を走ってることに気付いて興奮した。
オリーブ畑なのか、ほんとうにただの何もない平地か。


しばらくぼぉっと外を眺めてみる。
上のほうにすっごく明るいお月様が出てた。


ずっと見てても、暗闇とお月様しかない。
人の気配どころか、生き物の気配もない。



今自分はスペインのどこらへんを走ってるんだろう。



11時間もこのスピードで走り続けてもまだ同じ国ってすごいな。
日本だと、日本越えちゃうよ。(知らんけど)



しばらくぼーっと外を見て考え事をしてから、お化粧を落とし、
また眠りにつきました。


寝台列車、絶対また乗りたい。
旅してる感がハンパない。



旅も終盤、スペイン旅行最後の地・バルセロナへどんどん近づいてく。
寂しさと楽しみが、交差する。







次回、バルセロナ編突入!