川の底からこんにちは | MusiCinemania by Uzo★mUzo

川の底からこんにちは

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監督・脚本 石井裕也
音楽 今井左悶・野村知秋

出演 満島ひかり、遠藤雅、相原綺羅、岩松了、志賀廣太郎、稲川実代子、鈴木なつみ、猪股俊明、
菅間勇、廣瀬友美、並樹史朗、目黒真希

(あらすじ)

上京して5年目、5つ目の職場で仕事をこなす佐和子(満島)は
これといった目標もなく、
「でもしょうがないと思うんですよね」が口癖。
この言葉が象徴するように、彼女の人生は妥協だらけで、
自分を「中の下の女」と言いきり、
5人目の彼氏・健一(遠藤)は職場の玩具会社の課長で、バツイチ子持ちだ。
健一の娘・加代子(相原)は佐和子とロクに口も聞かない。

叔父・信夫(岩松)から父・忠男(志賀)の命が病気で危ない、と聞くも
佐和子はなぜかなかなか帰省しようとしない。
佐和子の実家はしじみ工場を経営している。
一人娘の佐和子には、家業を継ぐことが期待されていた。

健一が提案したおもちゃが失敗作となり、彼は会社を辞めてしまった。
エコ志向の彼は佐和子の家業の話に興味を示し、
加代子と共に帰省に着いて来る。

経営不振な父の会社・木村水産で佐和子を待っていたのは
彼女を色眼鏡で見る強烈なおばさん従業員たち。

その中には佐和子の同級生の友美(鈴木)もいた。
健一は友美によって、佐和子の5年前の上京が駆け落ちだったことを知り、
ショックを受ける。
佐和子が帰省を渋ったのは、それが原因だったのだ。
更に、自分は本当に佐和子に愛されているのか?という確信が揺らぐ。
そんな彼を友美は誘惑する。


佐和子が駆け落ちした日、
父は新しいお母さんにするつもりだった人と一緒にいた。
従業員のひとり、塩田(稲川)がその人だったのでは?と思い出す佐和子だったが、
塩田に激しく否定される。


佐和子は加代子への遠慮深い態度を止め、距離が縮まっていく。
友美と東京に行くことにした健一にも加代子は着いて行かず、
「そんなんだからお母さんにも逃げられたんだよ!」という言葉を吐く。
佐和子はこのことで逆に健一と結婚する意志を固めるが、父はそんな彼女に困惑する。


吹っ切れた佐和子は従業員たちの前で激しく開き直り、
周囲の彼女を見る目も変わっていく。
新たな社歌を作り、
工場に活気が出て、業績も伸びて行く。


もうちょっと頑張って欲しい・・・という佐和子の願いも虚しく、父は逝去する。
「自分の骨からしじみに良い栄養分を出すから、それで儲けろ」と言って
川への散骨を望んでいた父の言葉通りにする佐和子。


そんな最中に、ただ佐和子に恋人を盗られた復讐をしたいだけで
友美が自分を誘惑したことに気づいた健一が
彼女のもとへ帰って来る。
佐和子もはっきり健一への思いを感じていたのだった。


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(感想)

これはぴあフィルム・フェスティバルのスカラシップ作品。
モントリオール・ファンタジア映画祭で作品賞と主演女優賞を受賞している。
この作品をきっかけに、石井監督と満島は結婚した。

これは・・・若い人向けの映画だと思う。

なぜなら、若くない人は
とっくにこれくらいの開き直りはしているので・・・
特に感銘も受けないからだ。

まだ27歳の石井監督の等身大の人生観なんだと思う。

彼の脚本は細部が充実している。
生命とか、人と人とのつながりを大事にしたい、
という気持ちの持ち主なんだろうな、ということが
あらすじからはカットした部分から特にわかる。

この映画は満島ありき。
前半のやる気ない感じは面白かったが、
後半の、従業員を前にしての演説シーンは・・・
うーん、吠えすぎ。
実際にあんな風だったら、周囲は退き、悪化の一途を辿るだろう。
迫力というより、狂気の域で、自分は彼女のこの芸風が苦手なのだ。

久々の遠藤雅。
ブレイクしそうでしなかった彼だけど、外見に変わりがなくて凄い。
演技は元々上手かったけど、やはり上手い。
国民的人気ドラマだった「おしん」で
ヒロイン・おしんの夫役を演じながら、
やはりブレイクしなかった並樹史朗も出ている。

あくまで自分の印象だけど、
監督にも満島にも、閉塞的な印象を受けるので、
この2人が惹かれあったのは当然かな、と思った。

おめでとう(‐^▽^‐)(って、締めがそこかよ 笑)

★★★満島ひかり 関連作品レビューへのリンク★★★

テレビさよならぼくたちのようちえん
映画悪人
映画食堂かたつむり
映画ちゃんと伝える
映画クヒオ大佐

オフィシャル・サイト
http://kawasoko.com/




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