原発マネー依存症から抜け出せない、原発立地自治体という もうひとつの原子力ムラ
※ 原発推進、魔法の杖『電源三法』 地元に1361億円。
原発マネー25億円 薩摩川内市に! 再稼働「慰労金」か
その昔、「覚せい剤やめますか?それとも人間やめますか?」 という覚せい剤撲滅CMがあったが・・


 原発マネーに依存する原発城下町では、原発に盾突くことはタブー
村八分を恐れず その禁を破り立候補すれば・・

 物議を醸した石原環境大臣(当時)の「最後は金目でしょ」発言だが、
原発と共生〟する原発城下町では、原発マネーがなければ夜も日も明けないらしい。
※ 下着ドロボー?高木大臣の父=元敦賀市長の「原発のすすめ」
【いま大金を貰えるなら100年後、50年後に生まれてくる子供が全部カタワモンでも仕方ない。

……えー、その代わりに100年経って片輪が生まれてくるやら、50年後に生まれた子供が全部片輪になるやら、

それはわかりませんよ。わかりませんけど、今の段階では(原発を)おやりになった方がよいのではなかろうか…。こいうふうに思っております。どうもありがとうございました。(会場、大拍手)」】

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 中日新聞より
原発立地自治体首長選 脱原発派の苦戦続く
【 「選択肢なし これが現実」「原発争点ならず」-。事故後、原発立地自治体での選挙結果を報じた新聞記事を見ると、そんな見出しばかりが目立つ。

 御前崎市以外の全国十六カ所の原発立地自治体で計十八回行われた首長選を調べると、脱原発派候補が出た選挙は七回。いずれも当選候補の半分にも満たない得票数で大敗している。それ以外は、今回の御前崎市長選と同様、容認・推進派同士や、立場を明確にしない候補らによる選挙になり、容認派の無投票当選も三回あった。

 既に再稼働した九州電力川内(せんだい)原発の地元、鹿児島県薩摩川内市では二〇一二年に福島第一事故後初の市長選があり、原発問題に注目が集まった。

 選挙は原発推進派の岩切秀雄現市長と、脱原発を唱えた無所属新人山口陽規さんの戦いとなり、山口さんは四倍以上の大差で落選した。

 山口さんは「住民は不安を抱えているが、票にはつながらない。九電の支配力は関連会社や商工会、大企業に及ぶし、『町の発展のため』と言われると、みんな『原発けしからん』とならなかった」と振り返る。

 もともとは候補者探しをする側だったが難航した。「地元から脱原発で出ようとすると、親戚や家族などが、推進勢力からの働き掛けを受け、出馬を断念するケースが多かった」と明かす。結局、隣接する同県日置市の山口さんが自ら立候補した。

 川内原発再稼働について、「自分が市長になっていたとしても、止められたとは言いきれない」と推進派が多数を占める市議会の中で脱原発にかじを切る難しさを予想する。だが「しがらみを超えて、地元から反対の意思を示す意味は大きい」と話す。】一部抜粋