アベノミクス成功?の象徴としての株高、選挙資金つくりのための株高、
日銀の異次元緩和も、年金運用の株投資割合の見直しも、選挙目当てだった??

 しかし「海外勢の理解としては、アベノミクスが結果を出せず、消費税再増税を先送りしなければならないほど日本経済が弱いとして」の円売り。

 株高に浮かれていると取り返しのつかない事態に・・
安倍総理の選挙目当ての愚策で、円安不況を招かなければよいが・・

 国富を細らせるだけのアベノミクス、こんどこそ安倍自民党にレッドカードを!

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 ロイターより
為替こうみる:異質な円安/株高が進行、悪い円安への移行も=三井住友銀 宇野氏
【[東京 12日 ロイター] -  <三井住友銀行 チーフストラテジスト 宇野大介氏>   足元の円安/株高については、現象面は同じでも解釈が変わってきている。これまでは、国内勢、海外勢共に、アベノミクスが奏功した結果としての円安/株高という理解だった。  

 しかし、現在の海外勢の理解としては、アベノミクスが結果を出せず、消費税再増税を先送りしなければならないほど日本経済が弱いとして円売りとなり、一方、株価の方は異次元緩和という流動性支援のあるなか、景気にとってネガティブな消費税再増税が先送りされたことを好感した買いにより上昇している。   

 円安/株高の現象だけ見れば同じだが、為替市場での円売りは「悪い円安」の形への移行を感じさせる。

 円安による中小企業の倒産が増えているとの報道も出てきた。   極端な円安が進行しやすい環境のなか、ドル/円で120円、125円と円安が進行する中では、株価の円安感応度が低くなる可能性があるとみている。】

 日刊ゲンダイより
「株高のうちに…」安倍“株価連動”内閣が狙う12・21総選挙
【日本銀行の「追加緩和」によって、わずか2日間で1200円も急上昇した日経平均株価。7年ぶりに1万7000円台をつけ、「年末1万8000円」の見方が強まっている。“株価連動内閣”である安倍内閣の支持率も、アップするのは確実とみられている。案の定、官邸周辺からは「株価の高いうちに解散すべきだ」との声が飛んでいる。

「政治とカネ」で追い込まれていたのが一転、安倍首相はすっかり強気になっている。4日の参院予算委の「集中審議」でも、質問に立った野党議員を逆襲している。

 株価が高騰し、強気になった首相周辺では「いまなら勝てる」と、年内解散の声が強まっているという。逆に、急いで解散しないと勝機を失うと焦っている。

「株価の急騰に兜町は浮かれていますが、官邸サイドは、いつまでも“追加緩和”の効果は続かないと冷静にみています。効果は2カ月、株高は年内いっぱいと判断しているようです。というのも、昨年4月4日、黒田日銀が“異次元の金融緩和”に踏み切った時も、株価の上昇は5月23日まで2カ月足らずしか続かなかった。1万1805円から1万5942円まで4137円も上昇したが、その後、下落してしまった。上昇局面は33営業日だった。恐らく、今回も同じパターンになるでしょう。それに昨年、株価のピークは12月末だった。今年も12月末が天井になる可能性があります」

首相周辺では「年内解散」に備えたとみられる動きもはじまっている。総理側近の議員たちがポスターをつくり、菅義偉官房長官はヤリ手の秘書を選挙区に張りつけはじめた。

 いま官邸周辺で囁かれているのは、「11月26日党首討論解散」だ。

「11月26日に、〈安倍首相VS海江田代表〉の党首討論が行われる予定です。海江田代表は“政治とカネ”で安倍首相を攻め立て、アベノミクスの恩恵は庶民に行き渡っていない、と攻撃するとみられています。当然、“国民に信を問うべきだ”と解散・総選挙も要求するでしょう。その時、安倍首相は、売られたケンカを買う形で“分かった、それでは国民に信を問おうじゃありませんか”と解散を宣言するというシナリオが浮上しています。ちょうど2年前の11月、野田首相が党首討論で解散を約束した時の再現になります。実際の解散日は11月28日、選挙日は12月21日が想定されています」(政界関係者)】