唯一の被爆国でありながら 「核兵器不使用声明」を、過去3度も拒絶した日本。
核拡散の抜け道を用意した原子力協定をトルコと結び、大量のプルトニウムを抱える、潜在的核大国 日本。

※ 後に、核兵器使用の「非合法化」削除を条件に、しぶしぶ「核兵器不使用声明」に初賛同

 「核廃絶を日本が主導」?? 恥ずかしげもなく、よく言えたものだ。

 核拡散防止条約にしても、国連常任理事国の、アメリカ、ロシア、中国、フランス、イギリスにだけ所有を認められ、イラクにも日本にも許されてない。それどころか責め込む口実にされてしまうが、

 インド、パキスタン、イスラエルは、(非公式に)原爆を所有しているにも拘らず、
何のお咎めも受けていないどころか、アメリカはイスラエルを、陰に日に庇い続けている。

 原発・原爆・核の世界は、ダブルスタンダードだらけのようだ。

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 NHKニュースWEBより
「核廃絶を日本が主導」NPDIで岸田外相
【核兵器を持たない12か国の外相らが出席するNPDI=核軍縮と核不拡散に関する外相会合が広島市で始まり、議長を務める岸田外務大臣は、日本が核廃絶に向けた取り組みを主導していく決意を示しました。

日本やオーストラリアなど、核兵器を持たない12か国の外相らが、核軍縮などについて話し合うNPDI外相会合は、日本では初めて広島市で開かれています。
会合の冒頭、議長を務める岸田外務大臣は、「被爆地・広島で会合を開けることをうれしく思う。
核兵器の非人道性についての認識を世代と国境を越えて広げていきたい」と述べ、被爆地・広島での開催の意義を強調しました。

そのうえで、岸田大臣は、「日本は、核兵器の非人道性と多様化する核リスクへの冷静な認識を基礎に、国際的な取り組みを主導していく考えだ。

核軍縮・不拡散を巡る議論で国際社会をリードするために皆さんと議論したい」と述べ、日本が核廃絶に向けた取り組みを主導していく決意を示しました。
会合では、核保有国の核軍縮の動向や、北朝鮮やイランの核問題、それに核兵器の非人道性などを巡って意見が交わされています。

そして、午後、核廃絶に向けた具体的な提言などを盛り込んだ共同声明を取りまとめ、岸田大臣らが記者会見して、発表することにしています。】