自宅ゲーム会55 後半 プロスペリティ 他 | とりあえず日々ボードゲーム

とりあえず日々ボードゲーム

日本の片隅、島根県の浜田市で日々ボードゲームにはまっている管理人が、とりあえずボードゲームについて色々と書いていく(予定)のブログです。

平成29年2月13日

 

 さて、午後は中量級3タイトルをプレイしています。

 

☆郵便馬車

○概要

作者:アンドレアスザイファルト

対象年齢:10歳以上

対象人数:2-4人

標準時間:60分程度

 

 2006年のドイツ年間ゲーム大賞の大賞受賞作で、公人の協力を得ながら、うまく郵便網を整備し、郵便馬車の会社を軌道に乗せることを目的としたゲームです。作者のザイファルト氏は、「マンハッタン」と合わせて2度の大賞受賞をされており、「プエルトリコ」の製作者でもあると、ゲームの製作数からすると(かなり寡作な製作者みたいです)名作と呼ばれるゲームの作成率はかなり高く、何気にすごい人ですね。

 

①手番になると、都市カードを1枚とって手札に加え、1枚をプレイします。

②手番中に1回、公人の協力を得ることが出来ます。公人は「郵便局長(都市カードを追加で1枚手札に加える、手番開始時に手札が1枚もないときは必ず実行する必要があります。)」「群長(場におかれているカードを全て破棄して交換する。)」「御者(2枚目のプレイが出来る)」「車大工(完成した郵便網の枚数に2枚分加えた大きさの馬車を獲得できる)」の4人がいます。

③プレイしたカードは、ボード上で一筆書きになるようにプレイヤーの手前に1列に並べて配置する必要があります。途中で、ルートを割り込ましたり変更したりは出来ず、列の両端のどちらかにプレイすることとなります。

④郵便網が3枚以上になった場合、手番の最後に完成を宣言することが出来ます。完成させた場合、その列を構成する都市に自分の家コマを配置します。ただし、家の配置は「同じエリア内の都市全て」か「違うエリアに1件ずつ」のどちらかでしか配置が出来ません。

⑤家を配置したことで、ボーナスタイルの取得条件(特定のエリア全てに家を配置、全てのエリアに家を配置など)を満たした場合ボーナスタイルを受け取ります。

⑥郵便網の長さに応じて馬車カードを取得できます。ただし、各馬車カードは小さいものから順にとっていく必要があります。(4の馬車カードを取得しておらず、5枚の郵便網を作成しても5の馬車は取れず4を取る。)

⑤手番にカードがプレイできなくなった場合やプレイしたくない場合、作成中の列は破棄して、また1から作成し直す必要があります。

⑥いずれかのプレイヤーが7の馬車カードを取得するか、家コマを全て置ききった場合ゲームが終了となります。「最も大きい馬車カード」「ボーナスタイル」による得点から「残った家コマの数」を引いたものが勝利点となり、最も勝利点の大きなプレイヤーが勝利となります。

 

○プレイ経過

 こんな感じで準備を始めゲームを開始します。管理人が赤、くまが青になります。

 

 くまは最も広いバイエルンエリアから手を付けてボーナスタイルを狙っていきますが、管理人はスイスなど周辺地域から徐々に郵便網を築いていきます。

 

 中盤に入った辺りですね。くまは一度郵便網の確立に失敗しており、若干出遅れています。管理人はバイエルンをまたいでボヘミアの辺りまで比較的順調に郵便網を広げています。

 

 この後、管理人とくまはお互いバイエルンの残りの都市を基点に周辺地域へ郵便網を広げて行きます。最後の最後で、管理人がちょうど画像が途切れている左下の都市「ルージ」に郵便網をつなげたことで、全エリアを達成します。

 

 ゲーム終了時の様子です。お互い同じタイミングで家を置ききって減点なしで、馬車のランクも同等でした。くまがバイエルン、ヴュルテンベルグ(薄緑)&ホーエンツォレルン(濃い緑)の2エリアからしかボーナスを得ていないのに対し、くまの2エリアに加え、バーデン(紫)、全エリアからもボーナスを得ていた管理人の勝利です。

 

 くまが気に入ったようで再戦の希望があり続けて2戦目に入ります。

 

 序盤から「バーデン」 「ヴュルテンベルグ(薄緑)&ホーエンツォレルン」などのエリアを順調に確保していくくまに対し、真っ先に「スイス(薄青)&チロル」のボーナスを確保したあと、郵便網の確立に失敗して出遅れた管理人が全体的に後手に回ります。

 

 くまが家コマを置ききったところで、狙いのカードが場になく、負けたかなという状況でしたが、最後に山札から見事に引き当て、郵便網を完成させたことで「バイエルン」「全エリア」ボーナスを達成し、ぎりぎりで逆転に成功した管理人の2連勝でした。

 

○評価

 基本的には公人を活用しながらカードを上手く集め、郵便網が一筆書きになるようプレイしていくゲームです。とはいえ、単に一筆書きにすればいいのではなく、「単独エリア全て」「別々のエリアに1件づつ」のいずれかの条件を満たして効率よく家を配置できるよう考えながらプレイしていく必要があり、かなり悩みどころになっていますね。後半になるにつれより上位の馬車を確保しようとすると、必然的により長い郵便網を形成する必要も出てきて、手札の状況によっては、次の手番でカードを確保してより長いルートを作成するのか、今のうちに確立して家をおいてしまうのか、若干チキンレース的な引き際の見極めというのも必要になってきます。

 ちなみに、実際に馬車を効率よく手に入れようと3、4、5、6、7と順番に郵便網を確立させていくのが効率がいい反面、このことが余計にルート選択を悩ましくしているともいえますね。

 各プレイヤー間の絡みは各地のボーナスタイルをいかに早く取るか、相手が狙っている都市カードを取るか、くらいしかなく、よくよく考えたらほぼソロプレイと言えます。しかしながら、終始相手よりうまく郵便網を形成し、より早くエリアを押さえていくというのを競争している感じで、今回のプレイ中は特段気にはなりませんでしたね。ただ、実際ほぼソロプレイというのは否定できないので気になる人は気になると思います。

 基本的には条件に合うようにカードを上手く集め、他のプレイヤーより早く家コマを配置していくゲーム、とこう書くとあんまり面白そうに聞こえないのですが、実際にプレイしてみると考えどころもしっかりあり、ドイツ年間ゲーム大賞をとっただけあってルールも簡単で分かりやすく面白いと思います。唯一気になったといえば、ドイツ年間ゲーム大賞の割に全体的に地味めかなという印象はありますね。 

 

 

☆ワールズフェア1893

○概要

作者:J.AlexKevern

対象年齢:10歳以上

対象人数:2-4人

標準時間:40分程度

 

 1893年のシカゴで開かれた万博博覧会をテーマに、主催者の一人となって展示物の確保に奔走し、最も評価を得ることが目的のゲームです。中央に観覧車を模した6角形状のボードが目を引きますね。

 

①手番になると、5箇所あるエリアの1箇所に支持者コマを配置します。この時、有力者カード(基本的には追加で支持者コマを配置)を所持していれば有力者カードを使用します。

②手番の最初に支持者コマを配置したエリアにあるカードを全て取ります。獲得したカードにミッドウェイカードがあれば、1枚につき1マス観覧車のゴンドラを進めます。

③カードを取得したエリアから時計回りに1枚づつ計3枚、山札からカードを置いていきます。各エリアにはカードの上限があるので、上限に達しているエリアは飛ばします。

④ゴンドラが観覧車を1周したらその手番終了後に得点フェイズとなります。まず、各エリアに配置している支持者コマの数に応じ2位まで得点がもらえます。この時得点を受けたプレイヤーはそのエリアの展示物カードを展示許可トークンに交換することが出来ます。また、ミッドウエイチケットの数で最多のプレイヤーはボーナスをもらい、さらに全プレイヤーのミッドウェイチケットを1枚1点と交換します。交換に使った展示物カードやミッドウェイチケットは捨て札となります。得点フェイズの最後に各エリアに配置されている支持者コマ2個につき1個を手元に回収し新たなラウンドを始めます。

⑤3ラウンド(ゴンドラが3周)行ったらゲームが終了となります。各得点フェイズで得た得点に加え、展示許可トークンから得点を得ますが、トークンはセットにすることでより多くの得点を得ることができ、これらの結果最も得点の高いプレイヤーが勝利となります。

 

○プレイ経過

 こんな感じで準備をして、管理人が紫、くまが青を持ってゲームを開始します。

 

 序盤から比較的ミッドウェイカードが出たこともあり、あっさりと1ラウンドは終了します。

 エリアマジョリティ、展示許可トークンの状況としてはほぼ互角でしたが、ミッドウェイチケット分若干くまがリードして2ラウンド目に入ります。

 

 2ラウンド目、ミッドウェイチケットを中心に集めるくまと、展示物カードを中心に集める管理人で狙いが分かれました。得点計算時、ミッドウェイチケットで大きな差ができ、この時点の得点としてはかなりくまが有利という状況になります。展示物カードを集めていた管理人はくまより若干多く展示許可トークンを得ますが、エリアマジョリティでそれほど優位に立っておらず思ったほど獲得できず、かなりの展示物カードを手元に残してしまいます。

 

 最終ラウンドです。管理人はこのラウンド、展示物カードが充分あることから、有力者カードを優先して取りつつエリアマジョリティで何とか優位に立とうと狙います。しかし、この段階ですでに得点で優勢なくまも、それを防ぐべく同様に有力者カードを狙い、各エリアでかなりシビアな支持者コマ争いが行われます。

 

 ゲーム終了時です。お互いがミッドウェイチケットをそれほど狙っていなかったこともあり、かなりの数の支持者が配置されています。

 

 最終得点を計算すると、管理人は展示許可トークンでは有利で、3ラウンド目に思ったよりもミッドウェイチケットを得ていたこともあり、くまとの差をかなり詰めますが、それでも2ラウンド目に開いた差を1点ほど詰めきることができず、1点差でくまの勝利となりました。

 

○評価

 エリアマジョリティとカードの獲得を同時に行うゲームで、欲しいカードと取りたいエリアが上手くリンクしないことが多く、何を優先するか悩みながら支持者コマを配置していくのが面白いゲームですね。

 集めるカード自体も、エリアマジョリティに有利な「支持者カード」、ラウンドのトリガーになっており集めたトップにボーナスのある「ミッドウェイチケット」、トークンに変えるという手間はありますが上手くセットコレクションを作ると強力な「展示物カード」とバラエティに富んでおり、どのカードを集めるかというのも悩ましいところです。特に展示物カードについては、トークンに交換しないとどれだけ集めても得点にならず、エリアマジョリティとの関係が深いので運用が難しいといった感じです。

 ただ、「欲しいカードと取りたいエリアが上手くリンクしない」ことに加えて、得点手段の多様さ、特に展示物カードが2段階の得点プロセスを得る必要があるという、このゲームの悩みどころを演出しているシステムをプラスにとれればいいのですが、その一方で、どうしたら効率的に得点を取れるのか、全体的に勝ち筋が非常に見え難くなっているのは気になるところですね。悩んで支持者コマを配置したけど、良くも悪くもうまくことが運んでいるのか分からないので、手なりのゲームになりそうという感じです。展示物カードの2段階をなくして、カードのみで単純なセットやマジョリティでも良かったのかな。

 あと、ゲームとしてのテンポはそれほど悪くないのですが、「支持者コマを配置」「カードをとる」という部分がさくさく進むので、手番ごとに各エリアのカード上限を確認しながら3枚のカードを配置していくのが少し手間かなというのは感じましたね。

 特徴的なコンポーネントは目を引き、ゲームの流れも分かりやすいのでゲームとしてはプレイしやすいと思います。その一方で、より悩ませようとした結果的な見通しの悪さと、ゲームのテンポがいい故のカードを置く手間が気になってしまいましたね。正直、単体のゲームとしては良くできているし面白いと思うのですが、同じようなシステムの「パトリツィア(「自宅ゲーム会35」を参照。)」に改良を加えたけど(実際に作者が意識したかどうかは分かりませんよ)、その改良部分があまり上手く機能していない印象で、個人的にはパトリツィアの方が面白いと思います。 

 

 

☆プロスペリティ

○概要

作者:ライナークニッツィア&SebastianBleasdale

対象年齢:13歳以上

対象人数:2-4人

標準時間:60分程度

 

 環境汚染を防ぎつつ、自分の国家を繁栄させていくことを目的としたゲームで、ライナー先生にしては珍しく(管理人の知っている範囲では唯一)共作となっているタイトルです。ちなみにもう一人の方は「キーフラワー(「ボドゲ紹介2」を参照。)」の作者になります。

 

①手番になると年代別に束ねたタイルの山の一番小さい年代からタイルを1枚引き、タイルで指定された決算を行います。

②決算は「電力(電力トラックがプラスの場合は電力×50ユーロ、マイナスの場合は電力×-100ユーロ)」「環境(環境トラックの数字分、汚染ディスクを増減)」「ユーロ(ユーロマーク×100ユーロ)」「研究(研究マーク分研究レベルを上昇)」「繁栄(繁栄マーク分勝利点)」の5種類があり、手番に関わらず全プレイヤーが行います。

③個人ボードの汚染トラックは、汚染ディスクを増減させることで、自国家の汚染状況を示しますが、上限までいくと勝利ポイントを受け取ることが出来なくなります。また、汚染が少なくなるにつれ「繁栄」の決算時に勝利点が受け取れるようになり、下限まで来てそれ以上下がる場合は代わりにユーロを受け取ります。

④決算が終わると、引いたタイルは建物として指定のレベルの建物置き場に配置します。そして、手番プレイヤーは「100ユーロをもらう」「汚染ディスクを1枚除去」「研究レベルを1つ上昇」「建物の購入」から2回(重複OK)アクションを実施します。

⑤建物は「エネルギー」「エコロジー」の2系統それぞれ6レベルに分けられます。それぞれの系統には対応した研究レベルがあり、研究レベルと同じものは100ユーロ、研究レベルより低いものは50ユーロ、高いものは100ユーロに加え、1レベル上の建物になるにつれ+100ユーロが必要になります。購入した建物は個人ボードに配置しますが、この際タイルの色と配置スペースの色が一致している必要があり、既に建物がおいてある場合上書きして更新します。

⑥全てのタイルを引き終えると、最終決算として「電力」「環境」×2回、「ユーロ」「研究」「繁栄」×1回の決算を行い、「ユーロ」「研究レベル」からボーナスを受け取り、勝利点が最も高いプレイヤーの勝利となります。

 

○プレイ経過

 こんな感じで初期配置を行ってからゲーム開始です。

 

 序盤から環境はさておき電力を増やしていく作戦の管理人に対し、くまは電力と環境のバランスを取りながらゲームを進めます。

 

 手番では環境汚染の除去を中心にしつつ、ユーロマークの建物を建てることで資金の確保に努めます。一方のくまは、電力が低く電力消費の大きい建物が建てられないため資金の確保に苦戦します。

 

 中盤、ありあまる電力をユーロ系の建物につぎ込み、この辺りからユーロ決算が行われる都度1,000ユーロ近い収入を得ることが出来ます。その資金を使用する前提だったので、研究レベルはなかなか上がらず。一方のくまは、エコロジー研究のレベルをどんどん上げていきます。

 

 終盤に入ると、溜め込んでいた資金でここまでユーロなどに割り当てていた建物を「繁栄」のある建物に置き換えていきますが、そのせいで環境は大幅に悪化してしまいます。汚染ディスクを取り除く建物を購入したりして何とか汚染ディスクをやりくりします。

 一方のくまはいままでの状態をより進め、電力&環境ともに改善が進んでいますが、繁栄アイコンのある建物の確保は後手に回っている状況です。それに気づいて遅れながらも建物の置き換えに入りますが、電力不足&資金不足によりせっかくのクリーン都市なのですが、汚染ディスクが増えていくというような状況に。

 

 そんなこんなでゲーム終了時の様子です。

 最終盤はもう必死に汚染ディスクの除去作業ですね。結局ここまでは大丈夫でしたが、最終決算で汚染が最上段まで到達し、最終決算時の繁栄はもらえずじまい。一方のくまは後半に追い上げを見せ、管理人が繁栄をもらえなかったことでかなりの追い上げを見せますが、数点届かず何とか管理人が逃げ切っての勝利となりました。

 

○評価

 毎手番発生する決算に対しステータスを調整していくゲームで、重要なステータスの「電力」と「環境」は、電力が高い発電所は環境汚染が強く、クリーンな発電所は汚染がない、環境を改善する建物は電力を消費するなど、この辺の背反するステータスのバランスをどこでとるかということ。さらには、「研究」は建物の購入費用を下げる効果がある反面、レベル上げにはそれなりに時間がかかり、「ユーロ」は多くの資金を手に入れられますが、レベルの高いものを購入すると一気に消費する、ただしどちらも「電力」や「環境」が悪化するというリスクもあり、実際にどの要素をどれくらい優先するかというのは非常に悩ましいですね。

 ちなみに、環境の状況によって増減がある「汚染」については、上がりきると勝利点が手に入らなくなる一方で、下がりきるとユーロが手に入るようになっており、汚染無視で電力に特化した場合はユーロが豊富に手に入り建物の自由度が上がる反面この要素がブレーキになっており、一方環境を重視した場合は電力不足などもありユーロが不足するのでここでフォローしているとバランス調整の要素にもなっていると思います。

 そして勝利点である「繁栄」ですが、これを持つ建物は「電力」か「汚染」が大きく悪化しますが勝利点以外の要素を生まない建物が多いため、単純な運営からするとマイナス的な建物です。しかしながら、勝利のためには必要なので、序盤から一角に立てて継続的に稼ぐのか、後半に建て替えることで一気に稼ぐのかというのも難しいところですね。ちなみに、建て替えについては繁栄に関してのみではなく、年数が経過すると他の建物も上位互換と言える建物がだんだんと出現するので、建て替えのタイミングもどの建物を優先するのかというのが必要になってきます。

 ただ、基本的に建物購入についてしかプレイヤー間の絡みがなく、建物購入も自分の配置スペースに限りがあり上書きするシステムなので、他プレイヤーの狙いのタイルをあえて取って妨害することも少ないと思われます。他のプレイヤーのステータスには一切干渉ができなく、お互いソロプレイで自国の繁栄を目指した競争といった感じなので、この辺が気になる人は気になるのかな。ただ、タイルを引いてからの決算は全員が行うため、お互いの状況というのは把握しやすく、個人ボードだけに集中ということがないはいいところかな。

 コンポーネントとしては、お金が紙幣タイプなのは個人的にはあまり好きではないのと、得点盤が少し使い辛いのが気になりましたね。

 あと、今回2人プレイだったのでかなり無茶な汚染状況でもやりくりできましたが、これが人数が増えると、決算の回数はそのままに単純に手番だけが減る(同じターンを人数で割るため)という感じなので、ステータスのバランスは人数によってことなるかなといった感じです。2人だと個人ボードが発展し尽くしても、あと数ターンあるといった感じだったので、3人くらいが適正なのかな。4人だと手番が少なすぎるような気もしますがどうなんでしょうね。

 建物を購入することで各ステータスを調整しながら、プレイヤーの手番ごとに発生する決算をいかに上手く活かし繁栄していくかといったゲームで、ゲームの流れや、手番に出来ることもわかりやすく、 インスト込みでも1時間程度でぱっと終えられる面白いゲームだと思います。

 

 ここで時間となり本日のゲーム会は終了となりました。2人でしたが、中量級を中心に1日しっかりとゲームを楽しめたので良かったです。

 

 

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