北杜市では教育ファームの一環として、市内小学校3年生を対象に、国語の授業「すがたを変える大豆」を通じて、子ども達が実際に土に触れて、大豆を育て、収穫、加工するまでの本物の農業体験が行える場を創出しています。
長坂小学校『土作り』令和5年6月2日
今日は、長坂小学校3年生のすがたを変える大豆作り教室
『土作り』の様子を紹介します。
長坂小学校の大豆の指導は、
長坂ファームさんにお願いしています。
今日は長坂ファームの前組合長村松さんと堤さんが
来てくださいました。
長坂小学校の畑は学校から少し離れた場所にあり、
とても広い畑です。
草の管理が大変ですが、お二人が事前に
草刈りをして下さいました。
今年度長坂小学校は山梨県が取り組んでいる、
やまなし食農菜園教育モデル実践事業のモデル校として
有機農業で大豆を栽培します。
やまなし食農菜園教育モデル実践事業は、子どもたちの食への理解を深め、自己肯定感を育むとともに、SDGSの実現につながる
持続可能な山梨県農業の担い手を育成するため全国に先駆け、本格的な「食育菜園教育」を推進することを目的としています。
今日の作業は『土作り』です。
最初に、堤さんから自己紹介をしていただき、有機農業についてのお話しをしていただきました。
化学肥料や、農薬を使わず、
自然にやさしい農業であることを学びました。
みんな堤さんのお話しをメモを取りながら
真剣に聞いていました。
有機農業についてお勉強した後は、
いよいよ作業に入ります。
堆肥(土の里)と苦土石灰(タイニー)を播きます。
クラスごとに箕に移し全体に撒いていきます。
苦土石灰は畑のphを調整してくれるそうです。
みんなで協力しながら上手に撒けました。
畑全体に撒けたら、管理機をかけて肥料を土に混ぜ込みます。
管理機は子供だけでは危険なので
指導者さんも一緒にかけてくれました。
最初は緊張した面持ちでしたが、
慣れてくると笑顔も見ることが出来ました。
頑張って作業してくれたので、ふかふかの畑になりました。
次回はいよいよ大豆の種まきです。
楽しみにしていてください