フォーシーズが「更新委託保証料」を返還! | 借家人権利向上委員会

フォーシーズが「更新委託保証料」を返還!

まだ詳細は未確認ですが、フォーシーズが「更新委託保証料」の返還に応じたようです。
返還を求めた代理人を通して、振込履歴を開示した上で、指定した口座に振り込んだ模様です。

「更新委託保証料」については、このブログでも再三にわたってその違法性を指摘してきました。
改めて書いておくと、「更新委託保証料」というのは、1回でも家賃を滞納した時には、保証契約が自動的に解除されて、再契約のために、更新料として、1万円が必要という、意味不明、摩訶不思議な契約です。
このような契約は、消費者契約法で定められた、違約金の上限以上のもので違法性が高く、また公序良俗に反しても無効であると考えられます。

この「更新委託保証料」について、フォーシーズが返還に応じたということは、実質的に、この条項の違法性を認めたということにほかなりません。

もし、大手保証会社であるフォーシーズが返還に応じたというなら、大きなインパクトを持つことは必至です。
フォーシーズ代表取締役である丸山は「家賃の滞納者から日本の将来を考える」という自社ブログで「ネット上ではモノを借りても返さない人が大手を振って自己の権利主張を繰り返しています。自分の義務を果たさずに、権利の主張を繰り返しています。」とかほざいていたわけですが、それは結局自分だということにやっと気づいたのでしょうか。

訴訟になってから判決で違法性が認められるよりも先に、返還に応じた方がまだましだと考えたのでしょうが、もう後の祭りです。覆水盆に返らずとはこの事です。
違法行為の被害者たちの激しい追及が、違法業者フォーシーズを絶壁のがけっぷちまで追い詰め、底に突き落とすのもそう遠くはないでしょう。

フォーシーズはHPなどで公式に返還したことを認め、違法行為を謝罪し、さらには、支払った履歴のある全員への自主的返還に応じるのでしょうか?

フォーシーズは公式に
「更新委託保証料」の返還を認めろ!
フォーシーズは違法行為を謝罪しろ!
申告者だけではなく、自主的な全面返還に応じろ!