2009-11-20 07:07:08
民間賃貸住宅部会を分析する⑦ 大した議論もなくタイムオーバー ほんとに次回で終わんのかーい!!
テーマ:民間賃貸住宅部会
すこし時期が遅れましたが、民間賃貸住宅部会の第9回を11月10日に傍聴に行ってきたので、簡単に報告します。前回の第8回についてはこちらの記事
を参照してください。
9回の資料はここ にすでにUPされています。
11月10日の部会では、まず前回の部会でやたらと話題に出ていたDBについて、実施主体として保証業界の業界団体である全国賃貸保証業協会から説明がありました。参考人として出席していた、協会の理事であるジェイリース株式会社の中島という人物が主に説明。
すでに報道にあるとおり、 略称としてLICC(リック)という名前にしたということや、来年2月をめどに開始され、約10社が加わり、20社くらいが参加する予定であるといったことが話されていました。
中島という人物は、委員の反対意見や疑問についても、返答する際にまず「ご意見ありがとうございます」と必ず前置きをしていて、下手に印象を悪くしないようかなり慎重な低姿勢で部会に臨んでいたようです。委員である日管協の末永氏も「後見人」として同じく質問に答えていました。
委員からされていた質問内容については、「業者側がリスト化するのはブラックではなくホワイトというのは方便ではないか」といったようなすでに論点としては出ているものを繰り返すものが多かったという印象です。ブラックとホワイトは表裏一体なので、いくらブラックじゃないかといったところで、相手がホワイトだと言い張るのと同様にあまり意味がないのでは?中島氏も「悪質な滞納者を排除するという目的は当然あります」とはっきり認めているわけで。
1時間ほどでDBの話が終わった後は、やたらと大量な資料についての説明が事務方からありました。これが30分くらい。全体で2時間なので、残り時間は30分やないかーい!!これでどうやって議論するんかーい!!
で、資料の説明が終わったところで、前置きもなくいきなり、浅見部会長が「これまでの説明についてご意見を」と委員にむちゃぶり!!
こんだけ資料を見せられて、いきなり意見言えっていわれても、どんな意見を言えっていうねん!!とか思っていると、案の定、山野目委員が「なにをどういう風に議論すればいいのか?今後のプランニングは?」と部会長に質問。金子委員も「この部会の目標は?到達点は?」と質問。事務方が「意見が一致するところと一致しないところがある。あえて統一的な結論を出すよりも、むしろ公平に客観的に意見をとりまとめれば」と返答。浅見部会長も「一つの方向性を出してきた従来の答申とは違ったものになる。いまはそういった進め方は変わっているように思う。重要な論点を出して、これを読んで考えてくださいというまとめにならざるをえない。一つにまとまらないのであれば、堂々と両論併記するのが一つのやり方。諮問機関としては正しい。」という意見を突如表明。山野目委員も賛同。
中川委員が「今日だされた『論点の再整理』を土台にして進めればいいのでは?」という趣旨の発言。それを受けて、部会長は「次回が最後。とりまとめたものを事前に各委員から意見として出していただければ」ということで終了。
終わったやないかーーーい!!
これってみなさん、どうお考えになるでしょうか??
政権が代わって、政治主導を打ち出していることで、これまで官僚がやってきたようなあらかじめ結論ありきの審議会の答申も、役割が変わらざるを得ないという意味のことを、おそらく浅見氏は言っているのかと思います。
もちろん、政治主導というのは、歓迎するべきことで、事務方がやりたいような方針に審議会の答申を作為的に位置づけるのは、形骸化以外のなにものでもありません。
しかし!!!
そのような方針を部会長や事務方が、年内答申を目標としている部会のあと1回を残すのみという状況になって、いきなり発表するのはいかがなものでしょうか???
部会は一つの方向を目指さなくてもいいという方針を持っているのであれば、そういう意向を部会全体として、もっと早い段階で共有するべきだったのではないでしょうか?
単に部会長や事務方だけで腹の中で思っていたとしても、他の委員や傍聴している市民にはなんらわからないのであって、今回の方針自体がいきなり出されたことに正直驚きました。そのように思っているのであれば、少なくとも部会長や事務方は「部会はこのように進めるつもりだ」と早期に説明しなければならなかったのでは、と思います。
それに年内答申はあくまで目処であって、議論が尽くされていない以上、必ず守らねばならないというものでもないのだから、「年度内の答申」を目指す方向に期間を延長するとかいくらでもやりようがあるかと思うのですが。。。
なんせ、部会長の主導力のなさが露呈して、委員からも追及されるようなお粗末な部会になってしまっているのは、誰の目にも明らかで、部会長をもっとましな人間に代えるとともに、部会の開催期間を延長するべきかと思います。
ほんとに次回で終わるのか??そしてどういった答申がでてくるのか。引き続き目が離せません。
9回の資料はここ にすでにUPされています。
11月10日の部会では、まず前回の部会でやたらと話題に出ていたDBについて、実施主体として保証業界の業界団体である全国賃貸保証業協会から説明がありました。参考人として出席していた、協会の理事であるジェイリース株式会社の中島という人物が主に説明。
すでに報道にあるとおり、 略称としてLICC(リック)という名前にしたということや、来年2月をめどに開始され、約10社が加わり、20社くらいが参加する予定であるといったことが話されていました。
中島という人物は、委員の反対意見や疑問についても、返答する際にまず「ご意見ありがとうございます」と必ず前置きをしていて、下手に印象を悪くしないようかなり慎重な低姿勢で部会に臨んでいたようです。委員である日管協の末永氏も「後見人」として同じく質問に答えていました。
委員からされていた質問内容については、「業者側がリスト化するのはブラックではなくホワイトというのは方便ではないか」といったようなすでに論点としては出ているものを繰り返すものが多かったという印象です。ブラックとホワイトは表裏一体なので、いくらブラックじゃないかといったところで、相手がホワイトだと言い張るのと同様にあまり意味がないのでは?中島氏も「悪質な滞納者を排除するという目的は当然あります」とはっきり認めているわけで。
1時間ほどでDBの話が終わった後は、やたらと大量な資料についての説明が事務方からありました。これが30分くらい。全体で2時間なので、残り時間は30分やないかーい!!これでどうやって議論するんかーい!!
で、資料の説明が終わったところで、前置きもなくいきなり、浅見部会長が「これまでの説明についてご意見を」と委員にむちゃぶり!!
こんだけ資料を見せられて、いきなり意見言えっていわれても、どんな意見を言えっていうねん!!とか思っていると、案の定、山野目委員が「なにをどういう風に議論すればいいのか?今後のプランニングは?」と部会長に質問。金子委員も「この部会の目標は?到達点は?」と質問。事務方が「意見が一致するところと一致しないところがある。あえて統一的な結論を出すよりも、むしろ公平に客観的に意見をとりまとめれば」と返答。浅見部会長も「一つの方向性を出してきた従来の答申とは違ったものになる。いまはそういった進め方は変わっているように思う。重要な論点を出して、これを読んで考えてくださいというまとめにならざるをえない。一つにまとまらないのであれば、堂々と両論併記するのが一つのやり方。諮問機関としては正しい。」という意見を突如表明。山野目委員も賛同。
中川委員が「今日だされた『論点の再整理』を土台にして進めればいいのでは?」という趣旨の発言。それを受けて、部会長は「次回が最後。とりまとめたものを事前に各委員から意見として出していただければ」ということで終了。
終わったやないかーーーい!!
これってみなさん、どうお考えになるでしょうか??
政権が代わって、政治主導を打ち出していることで、これまで官僚がやってきたようなあらかじめ結論ありきの審議会の答申も、役割が変わらざるを得ないという意味のことを、おそらく浅見氏は言っているのかと思います。
もちろん、政治主導というのは、歓迎するべきことで、事務方がやりたいような方針に審議会の答申を作為的に位置づけるのは、形骸化以外のなにものでもありません。
しかし!!!
そのような方針を部会長や事務方が、年内答申を目標としている部会のあと1回を残すのみという状況になって、いきなり発表するのはいかがなものでしょうか???
部会は一つの方向を目指さなくてもいいという方針を持っているのであれば、そういう意向を部会全体として、もっと早い段階で共有するべきだったのではないでしょうか?
単に部会長や事務方だけで腹の中で思っていたとしても、他の委員や傍聴している市民にはなんらわからないのであって、今回の方針自体がいきなり出されたことに正直驚きました。そのように思っているのであれば、少なくとも部会長や事務方は「部会はこのように進めるつもりだ」と早期に説明しなければならなかったのでは、と思います。
それに年内答申はあくまで目処であって、議論が尽くされていない以上、必ず守らねばならないというものでもないのだから、「年度内の答申」を目指す方向に期間を延長するとかいくらでもやりようがあるかと思うのですが。。。
なんせ、部会長の主導力のなさが露呈して、委員からも追及されるようなお粗末な部会になってしまっているのは、誰の目にも明らかで、部会長をもっとましな人間に代えるとともに、部会の開催期間を延長するべきかと思います。
ほんとに次回で終わるのか??そしてどういった答申がでてくるのか。引き続き目が離せません。


