syakuyanin

借家人は意外に守られています。


なにも大家さんや不動産業者のいいなりになる必要はありません。


それぞれ個別で悩むのではなく、みんなでまとまれば、いいアイデアも生まれてうまくいくはず。


いきなり賃料増額をふっかけられた、立ち退きを迫られた、敷金が返ってこないなどなど、住宅トラブルでお困りの場合は、ぜひご相談ください。


一緒に力を合わせ、不条理な大家や不動産業者に対抗しましょう!


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2009-11-23 03:46:44

民間賃貸住宅部会を分析する 番外編 家賃滞納者のブラックリスト作成問題について③

テーマ:借家人データベース問題
連休中にもかかわらず、近所のファーストフードにこもってひたすらブログを更新するというwww

まとめようと思いながら、のびのびになっていた借家人のデータベース化問題について、書いてみます。
ちょっと長いです。

以前の記事でもここ とかここ で取り上げています。

論点としては、すでに出ているものが多いですが、ちゃんとまとめようと思うと、意外に大変だったりします。

すでになんどか述べていますが、このデータベース化につながる動きは国交省の民間賃貸住宅部会における議論から始まっています。年始から部会の動きをウォッチしてきた者としては、まさかこんなに早く、保証業者側が先手を打つ形で自分たちのやりたいことをやってくるとは思っていませんでした。自分の先見性のなさを呪いながらも、なんとか対抗していかねばなりません。

現時点で整理されたニュースは↓のようです。朝日がほとんど独走状態です。
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家賃滞納データベース化 さらに20社が参加検討
2009年11月7日0時5分
家賃滞納などの信用情報のデータベース化が、規模を広げる見込みになった。家賃保証会社9社が設立したデータベース化推進の社団法人に、さらに約20社が参加する方向で検討。一般の賃貸住宅管理会社なども将来、マンションなどの入居者の情報を社団法人に提供する構想がある。

 9社は先月、データベース化の中核となる社団法人「全国賃貸保証業協会」を新設。9社が連帯保証をしている賃貸住宅入居者の毎月の家賃の支払い状況を登録することにした。入居者の代わりに弁済した場合、その累計額も記入することになっていた。協会の会員は、相互に信用情報を利用できる。

 協会が4日に東京都内で開いた説明会には、9社以外で参加の意向を持つ保証会社が20社出席。協会は「会員15社で、運用開始から2年後に240万件の信用情報が蓄積される」と想定しているが、会員が増えれば、蓄積量は2年後には300万件前後に達するとみられる。すべての民間賃貸住宅の戸数は約1260万戸という。

 家主や管理会社は、家賃滞納を繰り返す入居者を把握して締め出す仕組みを切望しており、データベース化に合流する動きはさらに広がる可能性がある。一方で、信用情報蓄積の規模が拡大すれば、「データベースはホームレスを増やす」と撤回を求めてきた低所得者支援のNPO法人などが、反発をいっそう強めそうだ。

 保証業協会は「一時的な滞納で家賃保証を拒否することはない」「過去きちんと家賃を支払っていた人は信用が高まり、賃貸住宅を借りやすくなる」と強調している。ただ、悪質な滞納者かどうか、拒否するかどうかの判断は最終的に各業者にまかせられているため、業界内でも「病気などやむを得ない事情で数カ月間滞納する人も排除される」と反対する声が根強い。(織田一、古屋聡一)
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相手側が出している記者会見(9月29日付)の資料は非常に有益なので、ぜひ見てください。
http://www20.atwiki.jp/housingpoor/pub/nikkankyou_090929_01.pdf
http://www20.atwiki.jp/housingpoor/pub/nikkankyou_090929_14.pdf

では、考えてみましょう。

・データベースに登録されたくなければ、滞納しなければいい!?

よくある意見として、滞納者だけがデータベース化されるのだから、登録されたくなければ滞納しなければいいだけじゃん!というものがありますが、これは明確に事実誤認であり、誤解です。すでに「全国賃貸保証業協会」が資料でも明らかにしている通り、契約者はすべて登録されます。そのうち、毎月10日ころを基準として滞納者についてはフラグを立てるというだけで、名寄せ自体は契約者すべてです。民間賃貸住宅は1260万戸あり、潜在的にはこれらすべての人の個人情報が集約される可能性があります。
ちなみに、これをもってして、協会は「滞納しなければフラグが立たず、支払の事実が残るので、実績として評価されることで、ホワイトリストとなる」と主張しています。
ともあれ、滞納しなければデータベースに登録されないというのは誤解なので、そういった意見は間違いです。

・滞納者の「追い出しコスト」がかかるから、あらかじめ市場から排除。部屋からの追い出しではなく「市場からの追い出し」。

福井秀夫を筆頭としたデータベース化推進論者の主張に以下のようなものがあります。
毎日新聞09年11月14日の記事からの抜粋です。
「滞納者を退去させるためには膨大な費用と時間がかかる。大家はそのリスクに備えて家賃を上げざるを得ない。その結果、きちんと家賃を払っている借家人の負担が増え住宅福祉そのものが損なわれる。」つまり、「追い出しコスト」を他の賃借人に課せられることになり、公平性に問題がある。「追い出しコスト」が低減されれば、一般の賃借人の利益につながる。よって、あらかじめ滞納者を入居させないことで「追い出しコスト」を低減させる必要がある、という主張です。

しかしながら、家賃滞納率は、月初全体の滞納率でも全国で9.2%、月末での1ヶ月滞納率は4.0%に過ぎず、さらに、訴訟提起に至る割合は、月初の滞納1000件につき(全体ではない!)3件、さらに、強制執行に至る件数は0.8件に過ぎません(いずれも日本賃貸住宅管理協会の資料から)。訴訟費用など「追い出しコスト」は全体からみればわずかなもので、そのコストが減ったからといって、保証料や賃料が安くなるとは限らないし、そういった試算があるわけでもありません。

福井秀夫は、2000年の定期借家制度の導入の際にも、 「保護すべき借家人がかえって保護されていない現状がある以上、まさに借家人のためにこそ、この制度が必要」などと発言し、一方の不利益をあおって借家人の分断を作り出し、制度の導入を図ってきました。しかし、定期借家制度導入後、現在に至るも、福井の言う「保護すべき借家人が保護されていない現状」がなんら改善されていないのは、誰の目にも明らかです。むしろ、スマイルサービスやゲストハウスで定借が運用されている事例をみる限り、非正規雇用労働者や外国人にとって、住まいの不安定化が促進されているのが実態なのです。

一方の不公平感を煽って、全体の利益をずり下げていく。その構図はあまりにも今回と同じです。私たちは、福井のペテンに二度までも騙されることになるのでしょうか?

・住宅困窮者の固定化と階層化。保証会社と借家人は「貧乏くじ」の引き合いを強いられる。

では、データベースに登録された上で、滞納した賃借人はどうなるのでしょう。運用が始まる10年2月以降、協会に参加する保証会社を使って、新規に賃貸借契約を結ぶことはできなくなります。協会に参加する約20社の保証会社で契約しようとしても、データベースを参照されると滞納履歴が分かり、審査で落とされることになります。自分が住みたいと思った部屋に住めなくなってしまう、住まいを探すのがより困難になってしまう、住宅困窮者の固定化です。

では、そういった人たちはどうなるかというと、協会に加盟していない保証会社を使うことになります。現状、仲介業者が契約している保証業者を入居希望者に紹介して契約させているので(これも「抱き合わせ販売」となっておかしな話ですが)、いったん店を出て、他の仲介業者を探すことになるでしょう。それで、たとえば、フォーシーズとか、レントゴーといった協会に参加していない保証業者と契約している不動産業者をあたることになります。

DBを作る「全国賃貸保証業協会」は、一応自主ルールというものも作っていて、協会に加盟する業者は、いわば自主ルールを守る代わりに、共有のDBを参照できるというメリットを享受することができるという仕組みになっています。つまり、DB参照したければ、自主ルールを守れよという抑制をかけようとしているわけです。これがうまくいくかどうかは別として(じぇんじぇんうまくいっていませんが)、当然にも協会に入らない、入れない業者は彼らの「自主ルール」にはなんの拘束もされません。(レントゴーなどは「入居者側に立った居住支援制度」などをうたって、新たな業界団体を立ち上げていますが、運用がまだ定かではないので、ここではあえて触れません。)

つまり、滞納履歴があることで協会から排除された借家人は、あえていえば「自主ルール」を守れない、あるいは守るための機制が働かない業者を使うしかない。

滞納したことを理由にして排除された借家人は、ひどい取り立てをする業者を必然的に選ばざるをえないのです。
いわば札付きの借家人に札付きの業者が苛烈な取り立てを行なう。
あえて卑劣な言い方をすれば、どちらも「貧乏くじ」を引かされているわけです。
これほど醜悪な構図があるでしょうか?
借家人と保証業者の階層化というには、あまりにもおぞましい状況ですが、このままだと遠くない将来、現実化してしまうことになります。

そういったことを回避するためにも、すべての業者に対して強制力のある法規制がなんとしても必要になります。

・「悪質な借家人」っていったい誰が決めるの?

それでは、協会から排除される「悪質な賃借人」の基準とはいったいどういうものなのでしょうか?この問いに対して、上のリンクにもはった記者会見で出された資料には次のように書かれています。抜粋します。

「反復継続的な滞納者とは、賃貸借契約における信頼関係破壊に至るような滞納者であると考えるのが合理的であると思われ、一般的には滞納家賃総額が概ね3ヶ月を超える場合には、反復継続的な滞納者と想定することができるのではないか。」

つまり、ここでは3ヶ月以上の滞納を基準として借家人を排除し、3ヶ月以上の滞納が信頼関係破壊の理由として出されているわけです。しかし、信頼関係破壊の法理は、あくまで裁判所が判断するものであって、保証会社が勝手に恣意的に判断するものではありません。それに、これまでの判例を見ても、3ヶ月の滞納で契約解除が認められている例は少ないはずです。というよりも、信頼関係が破壊されているかどうかというのは、それぞれの個別の具体的な事情によって判断がされるもので、一律な基準をもって、解除が認められるわけではありません。

それに、福井秀夫は、第8回部会においては次のような趣旨のことを主張しています。

「悪質な借家人という判断は先見的にあるわけではなく、市場の動向によって基準は変わってくる。市場の個々のプレイヤーが判断すればいいこと。具体的な事実を集積するだけで、使用基準は市場に任せればよい。」

これぞ、福井がどこまでも市場原理主義者たる由縁です。つまりは、貸し手有利な市場であった場合には、たとえ1ヶ月の滞納で契約を拒否されたとしても、それは市場が判断することだから、問題ないといっているわけです。むしろ、基準など作るなと。

たとえ3ヶ月の滞納により保証引き受け困難とされたとしても、それは運用者が恣意的に判断しているだけであるし、福井のようになんの基準も設けないとなると、さらに居住の不安定化が進みます。現状では、完全に貸し手の思うがままに基準が変えられることになっていて、運用についてなんら担保するものがありません。

しかも、福井は「家賃を滞納せざるを得ないような借家人は生活保護や公営住宅で救済すべきだ。それは大家の役割ではなく、国の責任だ。」といったことも言っています。

このような主張は意図するかどうかは別にして、見方によれば福祉国家のようなものを目指そうという趣旨にもとれますが、保証会社からはじかれたすべて生活保護や公営住宅で救済できるのか、というとそんなことは到底現実的な話ではありません。公営住宅の倍率は東京では28.3倍、全国でも8.7倍になっており(平成19年度)、さらには若年層単身者の入居は基本的に認められていません。

住まいのセーフティネットが完備されている状況なのであれば、民間賃貸住宅に公的役割はなにもないのだと、臆面もなく開き直ることもできるでしょうが、上記のように現状のセーフティネットではそんなことは不可能です。また、公的役割はないのだと開き直るのであれば、住まいのセーフティネットを万全なものとするために、業界側ははっきりとした取り組みを行なうべきでしょう。

福井の方針については別の記事でも批判しています。

数年前なら、業界側が「家賃滞納者に部屋を提供するのは、行政の役割だ」といった発言は、恥ずかしくて言えなかったはずです。なぜなら、不動産業者は地域に密着しているもので、その街に住もうとする人間にとって、まず最初に接触する窓口の役割を果たしており、否応もなく、公的役割を担ってきたという彼らなりの自負があったはずだからです。彼らは、いまやそういった自負もかなぐり捨てて、冷酷な「ビジネス」にひた走ることを選択するのでしょうか?はたして、そういった方法で、今後も「街の案内人」としての役割が務まるのでしょうか?
このように考えれば、借家人データベースの問題は、必ずしも借家人だけの問題ではなく、それを利用するかどうかという業者側の選択でもあるのです。

・借家人のデータベース化の本質は、不動産業界の入居差別にある。

借家人のデータベース化で保証業者が問題にしているのは、「誰が借家人にふさわしいか」ということです。
つまり、入居者の選別が問題になっています。そのものさしとして、支払い履歴を集めようというのが今回の本質です。

しかし、逆にいえば、これは入居差別の問題でもあるわけです。

現状として、失業者や高齢者、外国人、シングルマザー、生保受給者、非正規労働者といった人たちは、賃貸物件を借りることが難しい。この一因は明らかに不動産業界の門前払いにあるわけです。外国人やシングルマザーというのは、ひとつの外部的事実ですが、門前払いの審査項目としては、信用できる職業に就いているかどうか、親が働いているかどうか、日本語が分かるかどうか、日本の文化を受け入れているかどうか、といった本人から聞き出した事実や内容に加えて、もっと顕在化しにくい、単なる外見だとか、コミュニケーション能力だとか、そういったことも見られた上で貸主側が「総合的に」判断しているのが現状だと思われます。
保証業界が今回問題にしている入居者の選別も、この門前払いの理由に「支払履歴」という項目が加わるだけで、これまでの差別がなくなるわけではありません。なぜなら、あくまで「総合的な」判断がされるので、滞納履歴がないというだけで賃貸可能であると担保がされるわけではないから。

保証業界はあくまで「滞納履歴がないこともわかることで、これまでの住宅弱者が救済されるホワイトリストだ」といいますが、滞納履歴がないといっても、それだけで入居審査が通るわけではないので、そんなことには絶対になりません。

滞納者データベースの問題の本質は、不動産業界の入居差別にあります。そして、それはデータベース化では解消されない。

これはしっかり押さえておかねばなりません。
しかし、こういった入居者の選別についてこれまで、ほとんど話題にならなかったこともまた、事実です。これまでは隠然とした差別があって、どうして拒否されるのか、どうして審査が通らないのか、はっきりとした基準もないまま、恣意的にはじかれていたわけです。当たり前のようにして、入居差別はあったし、いまもある。

保証業界をはじめとした不動産業界が、入居差別をなくそうと本気で思っているのであれば、まずは入居差別をさせないための方策を担保するべきではないでしょうか。たとえば、入居差別を禁止する立法を行なうとか、入居差別が明らかになった業者の実名を出すとか。貸主側が、そういった入居者を差別しない運動に取り組まない限り、「職業や国籍などを理由に門前払いされる『社会的弱者』の住居確保にDBが役立つ」といった欺瞞的言説を許してはなりません。この記事を参照
私たちとしても、せっかく入居者の選別について議論になっているのだから、これを機会に、入居差別の廃絶を要求する世論を形成していければ、とも思うのです。


といった感じで長々と書きました。
データベースについては、賃借人であれば誰もが当事者となる可能性があります。
事実さえ整理できれば、誰でも話をしやすいテーマでもあるでしょう。
ネットを検索してみると、どうも不動産業者側の意見が書かれているブログが多いですが、この問題は賃借人すべてに関わる問題です。
もっと活発な議論があってもいいはずで、その端緒にこのブログがなっていければ。
みなさんのご意見もお待ちしておりまーす。



2009-11-20 07:07:08

民間賃貸住宅部会を分析する⑦ 大した議論もなくタイムオーバー ほんとに次回で終わんのかーい!!

テーマ:民間賃貸住宅部会
すこし時期が遅れましたが、民間賃貸住宅部会の第9回を11月10日に傍聴に行ってきたので、簡単に報告します。前回の第8回についてはこちらの記事 を参照してください。

9回の資料はここ にすでにUPされています。

11月10日の部会では、まず前回の部会でやたらと話題に出ていたDBについて、実施主体として保証業界の業界団体である全国賃貸保証業協会から説明がありました。参考人として出席していた、協会の理事であるジェイリース株式会社の中島という人物が主に説明。
すでに報道にあるとおり、 略称としてLICC(リック)という名前にしたということや、来年2月をめどに開始され、約10社が加わり、20社くらいが参加する予定であるといったことが話されていました。
中島という人物は、委員の反対意見や疑問についても、返答する際にまず「ご意見ありがとうございます」と必ず前置きをしていて、下手に印象を悪くしないようかなり慎重な低姿勢で部会に臨んでいたようです。委員である日管協の末永氏も「後見人」として同じく質問に答えていました。

委員からされていた質問内容については、「業者側がリスト化するのはブラックではなくホワイトというのは方便ではないか」といったようなすでに論点としては出ているものを繰り返すものが多かったという印象です。ブラックとホワイトは表裏一体なので、いくらブラックじゃないかといったところで、相手がホワイトだと言い張るのと同様にあまり意味がないのでは?中島氏も「悪質な滞納者を排除するという目的は当然あります」とはっきり認めているわけで。

1時間ほどでDBの話が終わった後は、やたらと大量な資料についての説明が事務方からありました。これが30分くらい。全体で2時間なので、残り時間は30分やないかーい!!これでどうやって議論するんかーい!!

で、資料の説明が終わったところで、前置きもなくいきなり、浅見部会長が「これまでの説明についてご意見を」と委員にむちゃぶり!!
こんだけ資料を見せられて、いきなり意見言えっていわれても、どんな意見を言えっていうねん!!とか思っていると、案の定、山野目委員が「なにをどういう風に議論すればいいのか?今後のプランニングは?」と部会長に質問。金子委員も「この部会の目標は?到達点は?」と質問。事務方が「意見が一致するところと一致しないところがある。あえて統一的な結論を出すよりも、むしろ公平に客観的に意見をとりまとめれば」と返答。浅見部会長も「一つの方向性を出してきた従来の答申とは違ったものになる。いまはそういった進め方は変わっているように思う。重要な論点を出して、これを読んで考えてくださいというまとめにならざるをえない。一つにまとまらないのであれば、堂々と両論併記するのが一つのやり方。諮問機関としては正しい。」という意見を突如表明。山野目委員も賛同。
中川委員が「今日だされた『論点の再整理』を土台にして進めればいいのでは?」という趣旨の発言。それを受けて、部会長は「次回が最後。とりまとめたものを事前に各委員から意見として出していただければ」ということで終了。
終わったやないかーーーい!!

これってみなさん、どうお考えになるでしょうか??

政権が代わって、政治主導を打ち出していることで、これまで官僚がやってきたようなあらかじめ結論ありきの審議会の答申も、役割が変わらざるを得ないという意味のことを、おそらく浅見氏は言っているのかと思います。
もちろん、政治主導というのは、歓迎するべきことで、事務方がやりたいような方針に審議会の答申を作為的に位置づけるのは、形骸化以外のなにものでもありません。
しかし!!!
そのような方針を部会長や事務方が、年内答申を目標としている部会のあと1回を残すのみという状況になって、いきなり発表するのはいかがなものでしょうか???
部会は一つの方向を目指さなくてもいいという方針を持っているのであれば、そういう意向を部会全体として、もっと早い段階で共有するべきだったのではないでしょうか?
単に部会長や事務方だけで腹の中で思っていたとしても、他の委員や傍聴している市民にはなんらわからないのであって、今回の方針自体がいきなり出されたことに正直驚きました。そのように思っているのであれば、少なくとも部会長や事務方は「部会はこのように進めるつもりだ」と早期に説明しなければならなかったのでは、と思います。

それに年内答申はあくまで目処であって、議論が尽くされていない以上、必ず守らねばならないというものでもないのだから、「年度内の答申」を目指す方向に期間を延長するとかいくらでもやりようがあるかと思うのですが。。。

なんせ、部会長の主導力のなさが露呈して、委員からも追及されるようなお粗末な部会になってしまっているのは、誰の目にも明らかで、部会長をもっとましな人間に代えるとともに、部会の開催期間を延長するべきかと思います。

ほんとに次回で終わるのか??そしてどういった答申がでてくるのか。引き続き目が離せません。






2009-11-08 01:45:10

フォーシーズによる異様な取り立てが明らかに! さらに!滞納違約金の自主返還は大ウソ!

テーマ:フォーシーズ
当委員会も関わっている住まいの貧困NWのブログにフォーシーズ被害の一事例が掲載されています。
従業員によって無理やり書かされたという念書などもUPされています。
ぜひご覧ください。

http://housingpoor.blog53.fc2.com/blog-entry-72.html

さらに、滞納違約金についても新たな事実が判明しました。

フォーシーズは、07年当時「債務不履行解除・自動更新に伴う更新保証委託料」という名目で、滞納するたびに1万円を徴収していました。「債務不履行解除・自動更新に伴う更新保証委託料」とはどういうものかというと、「家賃を滞納した際には契約はいったん解除され自動的に更新されるから、そのための更新料として1万円が必要」という意味不明のもので、実質的には滞納違約金であることは明らかです。また、このような名目の違約金は公序良俗に違反し、あるいは期限のある支払についての利息を制限した消費者契約法に違反する可能性が高い契約です。

このことを、当ブログをはじめとした社会的な追及により、09年6月には返還を求めた入居者には一部を返還し、その後、09年7月には赤旗の取材に対して、「自発的に調査し、返還することを6月に決定した。いまその手続き中で、順次返金していく」と答えていました。

しかし、以前に相談を受けた方から再度、自分のところには違約金は返還されていないという相談を受け、コールセンターに問い合わせて調べてみたところ、自主返還とは程遠い実態がわかりました。

コールセンターが答えるに、「契約者から書面かメールでどれくらい払ったかという申告を受けて、その後、フォーシーズ社で調査し、取りすぎた金額があれば返還する」という対応をしているというのです。

つまりは、契約者が自主的にフォーシーズに申告しない限りは、過払い金について返還しないという方針です。

これでは到底、自主返還とは言えません。
09年7月にいみじくも答えている通り、自主返還というのは、こちらからなにもアクションを起こさなくても、フォーシーズが「自発的に調査し返還する」というのが「自主」返還なわけです。
しかも、契約者の多くは、自分が支払った金銭が違法なものであり、返還要求できうるということさえ知らない場合が大半です。


いったんはマスコミの取材に対して、自主返還すると答えておきながら、実態はまったく違った対応をしていることになります。まさに世間を欺き、利用者の無知につけこんで、一円でも返還をまぬかれようというふざけきった対応といわざるをえません。

社是として「正義」や「誠実」を掲げている フォーシーズのあくどい所業がまたもや暴露されました。
いったいこんな企業が大手を振って営業することが許されていいのでしょうか?
マスコミに嘘をつき、世間の追及をかわし、利用者の無知につけこむことが「正義」であり、「誠実」なのでしょうか?

現在、国交省では保証会社への規制について議論が交わされていますが、このような世間を欺く卑劣な企業を許さないためにも、しっかりとした法規制を求めたいと思います。

大きな社会的うねりでフォーシーズのような不当企業を弾劾しましょう!
「正義」や「誠実」などという欺瞞を許さないぞ!
滞納違約金の「自主返還」の大ウソを許さないぞ!
国交省は保証会社を法規制しろ!









2009-11-04 02:40:10

追い出し被害の報道 後半

テーマ:マスコミ報道
FNNスーパーニュース09年10月12日放送の後半部分です。

シンエイに対するデモの取り組みや裁判の原告の方のインタビューがあります。

2009-11-04 02:34:14

追い出し被害の報道

テーマ:マスコミ報道
ちょっと前になりますが、FNNのスーパーニュースという番組でシンエイエステートの被害やデモなどが報道されました。

企業の実名は出ていませんが、保証会社としては日本セーフティの被害者の方が取材に応じられています。

前半です。

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