さて
仁淀川町奥地を歩く
椿山&安居渓谷ルート・シリーズです。
前回のつづきです。
椿山集会所に車を停めて、少し歩いたところに
古民家がある。
ここは空家であるが、ジョンさんが借りて活用しているのだ。
ドドンとしたたたずまい。地区の中では豪華な造りだ。
急斜面な地形にあるこの椿山集落では当たり前の
こんな坂道。
(階段状になっている。きっと、大雨時には水路と化すだろう。)
背後には椿山集落対岸の山、
「国王山」という名の山がそびえる。
こんなところで息を切らしているようじゃ、ツバヤマは歩けない♪
春の椿山集落の美しさがそこ、ここにある。
昔ながらのトイレと風呂か。
これはなんのシールだろうかと見ていたら、薬かな??
今日は誰もいないようだ。
ジョンさんらはここを拠点に活動している。
誰もいない時は、しーんとしている。
地区内もシーとしているが、どこかで誰かに見られているような
気配も無いではない。
山岳の民の暮らしが少し伺えるのだ。
しかし、この椿山集落は
戦後の1946年には、なんと45戸、260人が暮らしていたと
記録がある。(旧・池川町史)
ジョンさんはこの椿山集落でシードバンクの活動を
スタートさせている。
本来なら、地元民で行うべき活動だろう。
仁淀川町のDNAの存続の危機だから。
ここには、癒しというか、なにか不思議な落ち着ける感じの
たたずまいがある。
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天界集落/椿山&安居渓谷ルート(1)ミツマタの花
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